みんなのブログから来た大和

「平（へい）」は
「于（う）」と「八」の組み合わせで出来た字です

「于」は、手斧の形です
「八」は、木片の意味です
つまり
手斧で木を平らに削って、木片が左右に飛び散る形が「平」と言う字です


削った木片が飛び散る様子が「八」の字で左右に発散する感じを表してます

木を平らにする事から
「たいら」の意味になりました

「御（ぎょ）」は
道路で行われてた「占術」を表す行為の事です


左側の「彳（ｷﾞｮｳﾆﾝﾍﾞﾝ）」は、道路の交差点の形

「行」の左半分で、
その「彳」に
「卸（し）」を加えたのが
「御」と言う字です

この
「卸」の右側の
「卩（せつ）」を除く左側の文字は

「牛（杵の形）」または
「幺（よう）」（糸束の形）です

「卩」は跪（ひざまず）く人の形
ですから
「卸」は
「牛」や「幺」に跪（ひざまず）いて、拝（おが）む文字です


拝んで、神様を降ろして迎え、
悪い霊を禦（ふせ）ぐ儀式か「卸」です

後に
馬車から物を解き卸（おろ）す意味となり
「おろす」「とく」の意味となりました

「文字」の「字」の字によく似た字形に
「宇宙」の
「宇（う）」
と言う字が有ります

更にこの
「宇」の中に（ｻﾄｲﾓ、ﾔﾏｲﾓ、ｻﾂﾏｲﾓ）等の
「芋（いも・う）」と同じ字形が含まれてますね

この
「いも」とは「太くて長い形」と言う意味です

ですから
地下茎や根が大きく膨らんだものが

「芋（う・いも）」です

元々は

「サツマイモ」の事を表した字でしたが
全ての「いも」を表す字になりました

確かに
サツマイモは茎だけでは無くて、その葉も大きいですよね

物を避けて遠回りする事を
「迂回」と言います

この「迂回」の

「迂（う）」の
（于（う））は
曲がる意味です

「しんにゅう」は、
道を行くこと


ですから
「迂」には
「まわる」「さける」「とおい」の意味が有ります

「紆余曲折（うよきょくせつ）」と言う四字熟語が有ります

意味は
道などが曲がりくねっていること、
込み入った事情から、物事が複雑な経過をたどる事っすが

この
「紆余曲折」の
「紆」の「于」にも
「ゆるく曲がる」の意味が有ります

ですから

「紆余」とは
「屈折（くっせつ）」する事です