ねこのさら

おでことおでこで伝わる何か。

ひとり言。
ちょびっとだけ話しました。
とっても昔の話。
どこにでもあるようないたって普通の世間話。


わたし、わたしはね。
あの人に対するありがとうの気持ちでいっぱいなのです。
あんなちっちゃなことでも何かを思う人間はいる。
それを教えてくれたんですもの。
これって幸せなことでしょ？

きっときっとわたしとあの人との話の辻褄が合うことはこの先ないでしょう。
それは過去をいいように解釈しているせい、わたしの責任です。
決して悲観的ではなくて。
わたしが怖かったように、あの人も傷ついたかもしれない。
だからあの人はわるくないの。
そう思えたのがいちばんの収穫かな。


それを踏まえて。
もうあの人たちとは会いません。
わたしの世界にはいないから。
というのは建前で、こわいだけ。
震えてしまうくらいに。

こんなわたしではありますが、しぶとく生き延びています。
いつかのあなたに聞かせてあげたい。
わたしはこの世界がだいすきです。
明日もがんばろう。

春のあたたかさが戻るにつれてわたしの睡眠時間も増える一方です。
もちろん起きるときはしゃきっと起きます。
ちゃんと起きますとも。ぐう。


近ごろはゆっくりできる時間が多いので映画ばかり見てる。
カラフルというアニメの映画には泣かされちゃったわ。
昔の自分とかぶったのかしらね。

わたしね、ずっと昔に欲しかったものがあるの。
かわいい洋服とかそういうのじゃなくて。
毎日学校行って、友達と遊んで。
ごはんを食べて夜はぐっすり。
そんな日常がわたしには欲しくてたまらないものでした。
今は昔思い描いたものとちょびっとだけ違うけど、でもこれがわたしの当たり前の日常であり大切にしたい日常でもあるんだなぁと実感してる。
ああ、余計なこと語っちゃった。
これは失敬。

えっと、次はなにを見ようかな。
愛しのエリと、フェアリーテイルと。
あとはラブリーボーンも見なきゃ。
ラブリーボーンは途中まで見たんだけど、あまりにも無情すぎてやめちゃったの。
けど今ならきっと見れるだろうから。
近々借りてこようと思ってる。

ラジオのイラストが描かれたバックと折り畳み式フック。
そしてコルセットベルト、だったかな。
これ390円なんだって言って驚くかおを見るのがここ最近の楽しみ。
ちなみにフックはろのくんからのプレゼントなの。


今日ちょびっとだけ春物を見てきたんだけれど、だめね。
まったく春の洋服ってなんであんなにかわいいんでしょう。
あぁサーモンピンクの愛らしさが憎らしいわ。


さてさて。
拍手とコメント、とてもうれしいです。
ありがとうございます。
追記はまつもとさんへ。

「これから、あっちの世界に行く」ってそう言ったあの人に興味をもったのは何故なのかしら。
きっと特に理由なんてないんだわ。
でも強いていうなら見てみたかったのかも知れない。
他人があっちの世界に行く瞬間というものを。

ですから追いかけたのです。
ロープで大きなわっかを用意してるときも。
魔法の薬をばら蒔くそのときさえも。
あの人は嫌がったけれど、わたしの見えないとこで勝手に行かれたくなくて。
そのせいなのか｡
あの人はあっちの世界に行くのを止めちゃった。
ぶーたれた愚痴や相談を聞いてしまったのがそもそもの間違いか。
あぁなんてつまらないのでしょう。

美味しそうにココアを啜る頭を小突いてやりたい気持ちは拭えないけれど、その笑顔に免じて止めておきましょう。
因みにあっちの世界に行く瞬間を見せてくれるひとは随時募集中である。