少し愚痴が混じりますが、社会に対して物申したいことがあります。


僕ら20代前半は何かに付けて
「ゆとり教育を受けてきたから…」
「社会の常識が…」
などと言われる場面が多いです。


それは、きっと僕がお堅い仕事をしているからそう言われるように感じることが多いのかもしれませんが、僕はこの「差別化」に強い憤りを感じます。


そもそも事の発端は文部科学省のお偉いさんの鶴の一声から始まったということをご存知でしょうか。


教育課程をカット。
僕のもう少し下の世代の中では、円周率を「3」で教わっていたり、台形の面積の公式を教わっていなかったりしていたという話も聞きます。


僕は円周率に関しては自らの興味で「3.14159265」までは覚えたりはしましたが、人生の先輩が後輩である子供達に満足な勉強を教えないというのはおかしな話です。非常に滑稽です。


そうしたゆとりの「被害者」が社会で弾圧されるのははっきり言って異常事態です。誰も望んで教育過程を削られたわけではない、それをもっと自覚していただきたく思います。


また、現在の教育現場では小学校で英語を必修科目とする動きがあるようですが…これもバカなことをしていると思います。


幼い頃から国際化教育を推し進めたところで、基本の国数社を学ばなければ中身のない人間になることでしょう。


そういったものは、教育の現場を見ていない人間が勝手に決めていることだと強く感じます。


日本の教育に未来などないと、僕の世代以降の実情を見て感じる次第であります。


乱文失礼いたしました。