話題:お芝居
Title:行き交うエネルギーの真ん中で
こんばんは、Mariです。
今日は久しぶりに大学へ後輩のお芝居を観に行ってきました。
空気の冷たい1日でしたが、お天気が良くてお出かけ日和でした。
今年に入って最初の観劇は不条理劇。
コント要素も入っていて比較的見やすいものだったのかな。
後輩たちの顔を見て元気をもらえた気がします。
大学を後にして観劇の感想をまとめるために入ったカフェでは、客は私だけで貸切状態。
温かいカフェオレを傍らに背後で流れるは別れの曲。
ピアノを奏でているのはカフェオレを淹れてくれたマスターで。
練習中なのか所々つっかえていたけれど、優しい音だった。
そして帰り道、空を仰げばとても綺麗な黄金色の夕焼けが広がっていました。
考えることも、感じることも多い1日で、いい休日だったと思います。
不条理演劇が好きか、と訊かれれば「嫌いではないと思う」と答える。
登場人物それぞれの目的が舞台上で交錯して、その渦中にいる人物と同様に何が何だか分からなくなってくの。
まるでスクランブル交差点のど真ん中にいるような気分になる。
不毛なやり取りを真剣に見続けるのは得意ではないから不条理劇を好きとは言えないけれど、理屈なんてお構いなしで内に内に向かっていくパワーに引き寄せられるようにいつの間にか舞台を観ていることに気付く。
役者の身体の内に、そして舞台上に溜め込まれたエネルギーは最終的にどこへ向かうのか、気になっている自分がいる。
破裂寸前の風船を見ているような感じ。
爆発のその瞬間、あるいはそれまで観る者を引きつけていたエネルギーの動きがピタッと止まるその瞬間を体感するのは好きだと思う。むしろ不条理を観る時はそれを感じたいと思っているのかもしれない。
ちなみに劇を観た後は何故かロックやメタルなどの激しい曲を聴きたくなる。
自分の中に湧き上がる閉塞感に似た名もなきエネルギーを発散させるかのように。
2016-2-16 22:20
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