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深紅の烏

6月9日、
最高の夜でした。
彼女たちに出逢わなければ、
あたしは全く別の人間になっていた気さえします。

ずっとずっと大好き。
あたしの青春そのもの。

Please wait!

点と点を繋いで 線を作って
すぐに最初の点を忘れてしまう
鉛筆で黒く塗りつぶしながら思う

本当は線なんて、何処にも存在しないよね










随分と日記の間をあけて、あたしの周りの環境は目まぐるしく変わりました。
のんびり平和に過ごしてきたあたしの今までの人生で、こんなに忙しかったことはない!
というか、今までが穏やかすぎたんですたぶん。世間はもっと忙しかったんです。

バイトにバンドに恋に友達(時々勉強)、色んなこと。
スケジュール帳を隙間無く埋めて、1・2時間の空きも埋めて。
夜勤明け寝坊してご飯食べらんなくて、大学まで運転しながらチョコラBB。
授業の合間に適当に買い食いして、肌荒れに悩んで化粧品買いあさって…。
ここんとこ有り得ないスピードで散財してはまたバイト、倒れ込むように寝てまた朝寝坊。真剣に肩こりに悩んでいる。


6月の日記から約4ヶ月。
6月の終わり、美術コンパのお酒を持って帰って友達の寮に泊まって、酔った勢いって言い訳をしながら意中の彼(生田斗真似だと思う)に電話して告白したら鈍い感じで玉砕。

「まだ友達でいて欲しい」。
振るならしっかり振ってくれっ
お疲れ、一言声かけられただけで泣いてしまったあたしの気持ちなんてちっとも知らないんだろう。

一緒に飲もうって、六甲山行こうって、彼氏はいるのかって、思わせぶりに言ったくせに!
そう嘆きながら誰よりも飲んだ7月始めの軽音部の新歓。自分でもあんなにお酒に強いとは知らなかった。
そこで仲良くなったのが今の彼で軽音部の先輩。2つ上の21歳。

端的に述べればそう。

お調子者でお人好しで、愛想良いから人当たりもいい。
無邪気でいかにも“いいひと”。




に、見える。




あたしの友達は誰もが「あいつは諦めて先輩にしとけ」って言ってたんです。

相手の調子のままことはとんとん拍子に進み、ドライブご飯映画、出逢って1ヶ月足らずで付き合うことになり、気前よく穏やかな彼と順調に毎日が進んでいく




と、思われました。




が、そう単純にはいかなかったんですよね。事態は問題だらけだったんです。幸せと言えばそうだけど、そうでない部分もある。あ、なんか笑えてきた。

あたしの友達は彼をただの“いいひと”だと思っていたからああ言った。
だけどかつての彼の友達、軽音の先輩の言葉が今でも蘇る。






「あいつにハマる前にやめとけ」。


【complex】



哀しみに暮れて
滲む夕焼け 消えてゆく線

線なんて本当はどこにもないのよ

それだけあたし 知ってる

泣いているんだ
いつものことだ

見上げたまわりは
鋭利な言葉だらけ

しゃがみこんだあたしを
あなたは笑っていたっけ

山吹色を注いで
くるくるかき混ぜて溶かす

あなたの表情や言い分
随分と腹が立ったけど

正しかったのよね きっと
認めるのが癪だっただけ

いつか負かしてやりたい
誰もが頷く正義なやり方で


【ロゴス消失】

だってどうしようもないから
僕ら違う生き物だから

あなたがあたしの台詞を繰り返した時
別れ際のケンカより
ずっと胸が苦しかったの

あなたを、 あたしを、
否定することは出来なくて
だけど受け入れることと
そのこととはなんだか近くて

違う生き物だから
だから頑張ろうなんて
可愛らしく続けられなかった
あたしのバカ

分からない言葉なら
どうしたらいいかな

だからそれぞれだなんて
だから分かり合えないなんて
じゃあどうしたら
愛してると知ってくれるの

あなたの台詞をちょうだい
あたしにはもう見つからない
愛してるの言葉がだめなら
どんな答えが欲しいの



あたしにはもう見つからない




愛してると知っているのに


【願い事】






君が幸せだったかどうかなんて
あたしには分かんないよ

小さな背を丸めて
ふわふわ眠っていた君が

君がどこへ行くのかなんて
あたしには知りっこないよ

だけどずっと幸せだといいな
大好きなご飯に囲まれて

君はあたしの言葉を話せないから
あたしは君の感覚を知らないから
決めつけられないけど

あたしは持ってるよ
小さな君がいてくれた
幸せな時間を

だから君もお願い
幸せな気持ちを持っていって
その体をそっと包むように


そしていつもみたいに
自由に駆けまわっていて
ずっとずっと好きなように













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