蒼国マスカレイドの世界観が結構ごちゃごちゃしているというか、分かりにくいというか。
世界観についてを綴ろうかと思います。
興味のある方は、ご覧くださいませ。
【世界観】
設定資料集を拝見してくださった方はご存じだと思いますが、蒼国マスカレイドの舞台となる〈ドラーク〉は、並行世界にある惑星です。
魔物や魔法が存在する点以外は地球と非常に似ていて、海や山があり季節があり、動植物や人間も住んでいます。外見もほぼ同じです。
ドラーク側も地球側も多くの人間は互いの存在を知りませんが、実は互いは干渉しあっており、極限られた一部の者にのみ認知されています。
【生活水準】
ドラークは非科学的現象が発展しているので、科学技術が発展している地球との生活水準・文明水準の大差はないてす。
空を飛ぶ飛行機や戦闘機はないけれど、それに代わる飛行騎獣がいたり。
魔力で稼働する通信機器はあったり。
ドラークの中でも、各国によって文明の発展度が大幅に違います。
ユースタシュ、ゲーグル、アルフォベック、清華帝国、陽皇国が、所謂先進国です。
【ユースタシュ王国】
景観と伝統を守る為、文明的な機械類の所持や使用、近代的な高層建築の建設を厳しく制限。
移動手段は自動四輪車を原則禁止、馬車を推奨。
電気照明器具の使用制限、ドレスや王国、シャンデリアに蝋燭を使用している等の描写があるので一見近世西欧風なのですが、非科学的現象が発達しているので、現実世界同程度の生活水準です。敢えて馬車を走らせ蝋燭を使用し、旧時代の衣装を着用するのは、大国の単なる道楽と見え張りです。
【ゲーグル連邦】
ユースタシュを反面教師とするゲーグルは、景観や伝統よりも合理性や利便性を求めていますので、独立後世界トップクラスの工業国にまで昇りつめ機械化自動化が一気に進み、一般にも普及しています。
近代高層建築も立ち並んでいます。
【機械類】
因みに飛行機はありません。
空には、平常時非常時問わず希少価値の高い野生の飛獣や人を乗せた飛行騎獣が飛び回っているので、開発及び製作は国際法で全面禁止。
俊敏性や汎用性の高い飛行騎獣に比べてその殆どが劣る飛行機をわざわざ製作運用する理由もなく、禁止法を尊守している現状です。
戦争時における非科学的現象の使用も、一方的な非術師大量殺戮に繋がるため人道的配慮として国際法で禁じられておりますが、こちらに関しては度々違反事例あり。
騎獣や非科学的現象によって無効化されてしまう戦闘機・戦車類は非効率として使用されず、結局精鋭部隊を除くその他多くは昔ながらの戦闘になることが多いです。
魔法と人外の混在するファンタジーで、産業革命後辺りの雰囲気を残しつつ、非科学的現象による高度工業化もしている、そんな世界観です。
はい、分かりにくいですね…すみません。