怖いけど知りたい…お肌が老化する3つの原因
美容
2014/3/2 20:00 - スキンケア大学


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10代よりは20代、20代よりは30代と、自分の肌を通して、多かれ少なかれ加齢にともなう肌の衰えを実感すると思います。いつまでも美しい肌でいたい、年齢よりもマイナス5歳肌を目指したいなど、美肌を求める道は、加齢との戦いでもあります。

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こちらでは、加齢にともない、肌はどのような変化をしていくのかすなわち肌老化のメカニズムについて、ひも解いてみましょう。

■肌老化の3つの原因
肌老化には大きくわけて3つの原因があります。1つ目は内因性要因による「自然老化」で、加齢にともなう細胞レベルでの老化や成長ホルモンの減少、肌の再生能力の低下が挙げられます。

2つ目と3つ目は外因性要因による「光老化(紫外線による肌細胞の損傷)」と「ストレス老化(生活習慣や環境要因によるもの)」です。これら3つの原因は、完全に排除するのは不可能ですが、どれも対策をしていくことである程度老化の程度を小さくすることはできます。

■自然老化とは?
肌に限らず、全身の細胞が、年齢を重ねるにしたがい老化していきます。肌はターンオーバーを繰り返すことで耐えず生まれ変わっていますが、20歳を境に減少をはじめる成長ホルモンは新陳代謝の低下やターンオーバーの遅延、修復力の低下をもたらし、天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質・皮脂という保湿因子も減少していきます。

結果として、肌老現象として挙げられる「シワ」や「しみ」、「くすみ」、「たるみ」として目に見える形で現れます。

また、人やモノが酸化していくのと同様に、肌細胞も酸化し、酸化が進むと細胞にダメージが蓄積し、細胞は硬く弾力が失われていきます。

さらに、20代半ば頃をピークに減少していく女性ホルモンの影響で、コラーゲンの生成量や新陳代謝は低下し、肌は薄く水分量も少なくなり、弾力を失っていきます。

■光老化とは?
年中降り注いでいる紫外線は、この世に生まれた瞬間から、肌内部にダメージを蓄積し続けています。光老化の原因は、急激に起こる日焼けの原因であるUV-Bではなく、主にUV-Aによるダメージが深刻です。UV-Aは急激な作用はありませんが、真皮まで達して肌の弾力を維持しているエラスチンやコラーゲンを破壊するように働きかけたり、細胞の遺伝子を傷つけます。

■ストレス老化とは?
ストレスは美肌の天敵、ストレスの蓄積も、肌を老化させる原因の一つとなります。でも、他にも喫煙や不規則な生活習慣、食生活の乱れ、化学物質や大気汚染の影響など、周囲を取り巻く環境も、肌の老化を加速させる要因になります。

日々のすごし方一つで、肌の老化を遅らせることもできれば加速させることもできます。ぜひ、長い目で見たスキンケアを続けていきましょう。