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天才になんてなれなかった

天才になりたかった、職人になりたかった。スターとかそういうのじゃなくていい


自分の手を使って魔法をかけてくれる人、暗闇の淵から電球の明かりを差し伸べてくれるような


りなには何も無い


怠慢な人生を送ってきた癖して、そんなものほしいなんて今更なんだよってことなんだなってやっとわかった


生きてても恥ずかしいだけ


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