ジュンク堂新宿店、閉店
「本当はこの本を売りたかった!フェア」に行ってきました。
どうやら業績不振というわけではなく、三越が潰れて他者に売却されるからとか。

フェア台に並んでいる本には、全部書店員さんの手書きのPOPが添えられてたり…
もうだいぶ日にちが経ってるから結構棚は空いていたんだけど最初のほうはもっと沢山あったらしい。




社会フロアでは反核コーナー(!)や震災絡みのとかだけじゃなく沖縄や空港、中電の闘いの写真集とかが店内入った目の前にどーんと置いてあった


それでね、その棚にはね



「書店はメディアだ!!」って書かれてたの。



その文字を見た瞬間、なんだかすごくすごく、泣きたくなった。
きっと、この文字を書いた人は本当に心から本屋を愛して、誇りを持ってるんじゃないかなって
私の考えすぎかもしれないけれど、それでも、ジンときた。

メディアって言うのは大体において出版社や放送局の呼称だけど
出版社が出した本を売る書店も実は大きな役割を持っているんじゃないかなって私は思ってる。

沢山の人の手を経て、生まれてくる本たち広告会社がお金をかけて大々的に宣伝したもの「以外」の子達がどれだけ沢山の人に愛してもらえるか
それって、口コミとかだけじゃなくて本屋さんの売り方次第でもあると思う。




作家、編集、製紙、製本、本屋、持ち主……
そうやって、本はきっと沢山の人の思いを抱いていく


やっぱり私は、本が好き。

電子書籍じゃない「ここ」に在る本が、どうしようもなく愛おしい

そして本屋さんが、図書館が大好き
改めて、そう思えた。