私は、お母さんになった。
小さい子供が好きだった。
良いお母さんになりたかった。
いつも笑顔で子供に話しかける優しいお母さん。
こんな可愛い子を感情的に怒るなんて信じられないと思ってた。
子供が喋れるようになるのが楽しみだった。
ママが好きだと言われたかった。
でも、実際は言われる度に嬉しい反面悲しくなる。
こんなお母さんでごめんなさい。
それは、いつも私の心の底にある。
未熟な人間が子供を産んだ。
だけど、責任がある。
私の子供だから。
私が育てるしかない。
理想の母親像と現実のギャップが苦しい。