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終わりと始まり【紗來】

書いてみたいな…
と思ってた小話ですっ!
苦手な方はback(・△・)ノ
大丈夫な方はスクロール☆







私には感情が無い…
音も感覚も、五感すべてが無い等しかった。

あるのは赤

赤色だけがモノクロの世界に浮き出ていた。

***

綺「誰だ?」

紗「…名乗る必要は、ない。お前はここで死ぬんだから」


いつから始まったのか誰に雇われたのかは分からない。
物心ついた時からすでに私の手は赤く穢れていた。


綺「なら、殺ればいい」

紗「抵抗は、しないのか」

綺「あぁ…お前は俺を殺せないからな」

紗「っ…な、何故…?!」

綺「綺麗な目をしているから」

紗「…」


何もかも知っているとでもいう態度、初めて私をまともに奴。


綺「殺しなんかやめて、俺のボディーガードになれっ」


肌を伝って流れる水滴を温かく優しい手で拭う。
それを合図とでもするように音、色、感覚、すべてが沸き上がるように私に戻ってきた。

過去は終焉を迎える。

…さよなら。


***

綺「って、事があったな」

紗「覚えてないわ」

綺「今は、幸せか…?」

紗「もちろん♪」


そう、今は胸を張って言える。アナタに出会えて良かったと…
過去は振り返らない自分が何者であろうと、今の自分が私だから。

幸せの門出…


***

紗來は昔、フリーのマフィアでした(*^ω^*)
綺碧と出会いなんやかんやあって(←)変わったみたいな感じですね!

文才が欲しい…ι
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