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真っ赤なハートにキスをして!



いつも通り窓をあけて
今日はなんだか不機嫌模様?

深呼吸して腕を伸ばせば
今日もきっとラッキーデー!

髪もばっちり 鏡にウィンク
ピンクのハンカチポッケにいれて
ほらほら 遅刻しちゃう!


空色風船とか
もこもこ羊とか
パステル傘とか

私だってかわいくなりたいよ
あーびーしーわかんないけど
王子様ってば大遅刻だよ
白いお馬さんと 迎えにきてよね
ちゃんとエスコートしてくれなきゃ 許してあげないんだから!


ピンクのリップ塗った唇とがらせて
お星様にお願い事して
ヤなコトあっても 気にしてらんない
走れ私たちの青春!


ヒマな六時間
君のこと見ちゃうね
目があわないかななんて思ってたのに
突然君の顔
近すぎてバクハツしちゃう!


みんなよりちょっとフライングかななんて思いながらもアピール
ちゃんと私のこと見てくれてる?
上目遣いでハートをキャッチ!
白いガーベラ 君と笑顔



ねえちゃんとわかってるよね?

明日もきっといい日になるから
私ももっとかわいくなるから

ハートにキスして!








メランコリック




花が 散る





見たかったのか.愛していたのか.

まだしがみついているなんて 私は貴方依存症患者?
染めた色は抜けないのかと
黒鷲の嘆き 揺れる視界


やっと取り返したその笑顔だって どうして すぐに壊してしまいたい

パラドックス 美しいものの輝きは
守りたくて 笑い返す
鬱陶しくて 喘がせたくなる


愛してくれと嘆くのは 真赤なダリア 裏切るのは愛の花 約束の花

何故抜けられないのか.
永遠ループ 目を覚ませば嗚呼 また貴方か
何度会えば気が済むのか
何か喋ってはくれないのか
まだ私を許してくれないのか

また貴方は私を見るのか

まだ貴方は私を見てくれているのか







そうか、だからか、その所為か










私は世界一のメランコリック


今日も鞄が重い










空を見上げた


昔の話

空から撃ち落とされた憐れな天使
堕天した.悪魔になった.

だけど貴方は

美しい純白の羽根を広げてみせた










だから 嫌だといったのにな
最後に込み上げたのはコンプレックス


頭に響くサイレン
気づいていたのに
紅い唇に近づきたくて

身体を 落としたのだ







手を 振った













耳に残るエコー


春の向日葵


私たちの花ではなかった





















































時代愉唄 想創少女






黒の生糸は月夜に照らされ

彼の人に会いたい でも会えない
嗚呼 モドカシイ 私は只 人肌が恋しいだけだというのに。




白い肌に福與かな頬
紅い唇に輝く髪の毛

美しいでしょう?
貴方にもっと見て欲しくて
指を絡ませ熟れた果実を口に含む 熱は貴方に愛を注ぐ
花のように美しく
月のように力強い
貴方には勿体無い程でしょう?
さあ 少しでも刃を此方へ向けて見なさい
きっと貴方は苦しくて身を枯らす


桜をあしらえた逸品もの
歩けば平伏す奴隷達
触れる事を許されるのは そう
私の黒を独り占め 貴方だけ


神々は私を誘う
白の衣を身に纏えば

輪廻阿修羅 統一世界

つまり 嗚呼 私がこの世界の創造神

差し込む光でさえ従順な僕

ねえ 誰がこの身を奪えるだろうか?



触れる睫毛でさえ
夜の虫を焼き殺すのだ



強かなまでに魅惑的な身体
色付けられた汚れたもの

何処まで貴方は堪えられるのだろうか?




瞳に映る四季自然
鹿の鳴き声
散らばる紅葉
若い女










私が女王















愚民共よ、
私の足に成りなさい
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