2011-1-21 21:19
支部で検索したら思いの他なくて泣けてきた。そして円風の多さに感動した。
追記から佐久鬼。あくまで佐久鬼。佐久鬼ったら佐久鬼!はじめて書いたので全くわからなかった…!しかもなんか暗いお…!はじめてブログの色変えたりの機能を使いました。
これは、ほら、朝にね、話してたからね。広めるにはまず自分でだと言われたので。ってことは私が書けば書いてくれるのよね?よね?の意である。
でわ
ミストレの口調に違和感wwwあいつ絶対表側だけで裏は口悪いだろw
「鬼道さん、大好きです」
「……そうか」
俺の方を見ないまま鬼道さんは文字の羅列を眺めている。はじめの頃は眉間皺を寄せて困惑していたり動揺したり怒ったり色んな顔を見せてくれたけど、今は慣れたようで特に表情を変えることはなかった。鬼道さんはいつも可愛くて、格好良い俺の大好きな大好きな人。こうやって視線を下に向けているだけの淡々のした表情も俺にとてつもないほどの喜びを与えてくれる。切れ長の赤い瞳はゴーグルに隠れてしまって見えないけれど、長めのきりっとした眉やぷっくらとした頬や唇、綺麗な指にすらっとしている首筋。鬼道さんの全てが愛しくて愛しくて、俺はいつも溢れる感情を鬼道さんに渡す。返ってくることはないけど、それでも俺の言葉が鬼道さんの鼓膜を振動させ、鬼道さんの脳に響いているのだと思うとそれだけで幸せだ。
「鬼道さん、その本面白いですか?」
「まぁな」
「鬼道さん、明日ツインブーストの練習しましょう」
「今日もしただろう」
「そうですね。っていうか俺はいつもしたいです。いつも鬼道さんと一緒にしたいです」
「いつも一緒にしているじゃないか。同じチームなのだから」
「違いますよ、鬼道さん。全然違う」
チームが嫌いなわけじゃない。むしろきっと好きだ。でも俺にとって何より大切なのは鬼道さんで、鬼道さんがいないなんて考えられない。同じチームにいても鬼道さんが違う奴と組んでいたりするのは嫌で、そこに俺がいたとしても胸の中のどろどろは消えてくれない。俺は鬼道さんが俺と、俺だけといることを望んでいるんだ。でもそれは叶えられないことだということを知っている。鬼道さんが見ているのは俺だけじゃないし、鬼道さんが望まないことをするのは俺の理に反している。
だから俺は、この想いが少しでも彼の胸に痕をつけれるように言葉を残すんだ。何度も何度も、たとえ彼が俺のことを何とも想っていなくても。
「好きだ、鬼道」
俺はわがままだから、否定しないお前に甘える。
エゴイストとオルトルイストの狭間で
(泣きそうな顔で言うな)
(って、生温かい手が俺の頬に触れた)