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首なしの輪廻転生物語

輪廻転生シリーズにて。

デュラララ!!のお話。

前回とは設定が異なります。

管理人は静雄格好いい可愛い大好き愛してる!

だから静雄の幼なじみ。

骸はいないよ!

歪んだ愛な屍さん。

静雄が幸せなら大満足な屍さん。

笑ってるのを見るだけで幸せな屍さん。

そのためなら自分を蔑ろにする屍さん。

不幸にしそうな者は静雄に恨まれようが排除する屍さん。

目下、敵は臨也な屍さん。

あれ、臨也死亡フラグ\(^0^)/

静雄を見守ってる屍さん。

ストーk…げふんごふん

持ち前の能力大活躍だから断じてストーカーじゃないよ!←

今回は独白的なお話。

そんな設定でよければどうぞー


















おやどうもこんにちは。まさか貴方まで転生していたとは思いませんでしたよ。あぁ、でも貴方はたまたま私に遭遇した影響で一時的に前世を思い出しているだけなので、この話が終わる頃には忘れていることでしょうね。
クフフ、この地味な格好ですか?好都合でしょう?目立たなくて。極昔に消え果てた瓶底眼鏡と三つ編み。
時代錯誤?良いんですよ、これで。
前世は自分の容姿が人を惹きつけるものなんだってそれなりに自覚して自負して利用してましたから、晒していましたが。
元来、私は人が嫌いなんですから今の生活では利用する必要性がないのでこちらの方が好都合なんですよ。
これで何も言わずに相手が近付いてくることもない。
え?いつも一人でいるのかって?いえ、私が前世の記憶を思い出すまでに交流を持っていた所謂、幼馴染とその弟がいますよ。
…えぇ、記憶はありませんでしたよ。何を勘違いしているのか知りませんが、別に私や骸は特別な能力を持っている訳でもなく化け物でもないんです。
前世の記憶など、早々思い出せませんよ。

ただ、呪われてるだけなんです。

人よりも前世の記憶を思い出しやすい、という呪い。
貴方の知っている通り、六道眼を植えられたことで思い出すこともあれば、ある切っ掛けで思い出したり、死んだ後の三途の川を渡っている時に思い出す時だってあります。
切っ掛けは何かって?普通に生きていたら得ない切っ掛けですよ。

殺意。

衝動。

憎悪。

人を殺すほどの衝動を持つ憎悪ですよ。
衝動は止められない、簡単に憎悪は晴れない。どんなに巡ろうが何度も何度も幾度も幾度も私はその対象を殺し続けていたんです。
…今生も殺したのかって?
クフフ。
いいえ、残念ながら殺しませんでした。
殺さなかった、いえ、殺せなかったんです。
止められたんですよ、幼馴染に!この私が!クフフフフ!馬鹿と言えるほど真っ直ぐすぎて理性がキレやすいあの幼馴染は私の行動が間違っていると冷蔵庫を投げたんですよ!!
クハハッ、当時12歳のまだ小学生だった少年が、冷蔵庫を投げたんです!!幻術も通用しなくてつい、そう、ついつい本気になってしまいましたよ。
殺しませんよ、殺せなかったんです。
私は今までの記憶の全ての中で生きている中で六道を思い出しても、この手を汚さなかったことなんてなかったんです。
それを、彼は逆らった!何度も何度も幾度も幾度も巡り続けた呪いの螺旋を彼は逆らったんです!何度逆らおうと幾度狂おしいほどに拒絶を願ったその運命を彼はいとも簡単に!!圧倒的で単純な力を持ってして!!
逆らってみせた!!
呪いは絶対ではないのだと否定してみせた!!
…え?前世ならボンゴレに入れたのに?冗談じゃありません。確かに彼は力は強いですが渇望するのは名前に似て平和に静かに暮らすことなんです。
いくら貴方でも許しませんよ、イタリア最大のマフィアであろうとアルコバレーノであろうと復讐者であろうと許しません。
えぇ、希望をくれたあの子のためなら私は何だってやれます。
優しいあの子が幸せなら私は恨まれてもいい。
クフフ、そうです、私は人間の中で彼だけを愛してるんです!
さぁ、もうお休みの時間ですよ。
貴方とは、もう二度と会えないでしょうね。
……クフフ、そうですね、あの子が理不尽な死が訪れた時はきっと―――


「屍姉さん」

「おや、幽」

「どうしたの、その赤ん坊」

「お隣の親戚のお子さんを預かってるです」

「…そう」

――遠い、云々の前に血縁でもなかった赤ん坊に突っ込みはなかった。



得た光、後に盲目の愛。
(あの子が幸せになれますように!!)
(ああ、ああ!!なんて愛しくて愛しくて愛しくて狂おしいほどに愛しい子!!)


―――――
臨也と見事に正反対\(^0^)/
ある意味、似たもの同士なのかも知れないですけどね。

首なしの風紀復活物語

でゅら夢。

前回とは違い、風紀姉のゆー姉のお話。

相変わらず静雄らぶ。

先にこっちを連載化しそう。

だが問題が一つ。

ゆー姉の名前どうしよう←←

決まったら連載化予定な、ネタ。

どうぞ。


















数年前 池袋 来神高校(後の来良学園)

来神高校の入学式から僅か数日。
来神高校の一年に在籍する、黒髪の少女が廊下を歩いている。
一見、近寄りがたい鋭い瞳と整った顔をしているが、普通の少女だ。
ただ学ランを羽織り、来神高校の男子生徒の制服をまとっている姿は異質である。
更に少女の先にいる人垣は等しく避けて道を作る異質な現状。
そんな状態を作り出しているのは―――。
「学校の備品を壊したのは、君?」

少女の名は雲雀──。
早々と上級生を絞めて同級生も校則違反、または目障りだったから、と理不尽な理由で殴打して回っており一年に在籍しながら風紀委員長に就いた異端児。
その異端児は大人しそうな外見の青年に声を掛ける。
それとは裏腹に足元に広がるのは、上級生達の倒れ伏す姿。
彼の手には振り回したであろう折れ曲がり、破れた消火器。
その周辺は窓が割れ廊下が傷つき、まるで台風が通った後の様な悲惨さ。
彼女は、この状態が彼の手によって行われたのだと知っている。
クラスの中でグループが作られていく中で、存在感が際立って孤立する者達が中にいる。
その中でも更に異質を放つ存在が少女を除くと彼になる。
中でも入学式早々と同級生と喧嘩を行った問題児の一人。
その目立った行いにより上級生に目を付けられ、道路標識やサッカーゴールを振り回した、と目撃者多数で影番と噂される青年。
見た目は大人しい生徒に見える彼の名は平和島静雄。

「あ?」

顔に青筋を浮かべて怒りを見せる静雄に、少女は笑う。
同時に走る銀。

「っ…てめぇ」

静雄の髪が数本散る。少女の手にはいつの間にか銀色の武器が握られていた。およそ45センチメートルの長さの棒の片方の端近くに、垂直に短い棒が付けられており少女の小さい手で握られている。基本的に二つ一組のトンファーと呼ばれる武器だが、今は静雄の首を捕らえている片方しか出していない。

「俺に喧嘩を売ったってことは殺されても文句はないってことだよなぁぁ!?」

赤が走る。
金属音、衝撃。
首を捕らえていた片方で振り回された消火器を受けると、ピリピリとした衝撃が襲う。予想を超える威力に、自然と嬉しさに笑みを浮かべる。

「いいね、君」

一体、どれくらい振りだろうか。
周りには既に少女がやり合える相手となる者はいなくなっていた。物足りなさを感じつつも有り余る力を発散出来ず日々に苛立ちを感じていた頃に登場した静雄の存在が嬉しくないはずがなかった。
楽しい、喧嘩の始まり。

「取り敢えず、場所を移動しようか」

「学校の備品を破壊する訳にはいかないからね」



───────
なんて過去編から。
無自覚ナチュラルらぶな二人を目指したい。
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