スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

運命の輪廻転生物語

ちょっと私生活に加え仕事の方でも忙しくなってきたので、こちらにネタを投下してみた。


輪廻転生シリーズにて。


あのTODのリオンの双子姉とか考えてみた!だってリオンと絡めたi…(爆)


だがしかし。


何か書いたらリオンが出てこない\(^0^)/


何かもう最終話で海底洞窟に行ってみる↓

















向けられた黒い刃を防ぐと金属音が洞窟内に反響する。
さてさて、何があったのかと言うとただ単に国…いえ、世界に反旗を覆した男達により利用された愛しの弟のために私が動いただけです。
リオンにスタン達の相手をさせている間に、奥へと入ったヒューゴ達を追いかけ幻覚で姿を隠して人質のマリアンを奪還しようとしたのですが。


「…ヒューゴ様?」


「カバネか」


他の面々には見えていないため、突然のヒューゴの奇行に驚愕しているようでしたが、歯牙にもかけず第二撃。


「クフフ、全く油断ならない男です」


すかさず避けて、ついでにマリアンを抱いて下がらせる。
もう既に幻覚は無意味のため解くと、またまた驚愕の声が漏れる。


「カバネ…!?」


「マリアン、今のうちにリオンのもとへ」


「だけれど、カバネは…ッ?」


「私は大丈夫です。いいですか、マリアン。今、リオンのもとにいる『私』は有幻覚です。リフトをあげる役目はソレに任せるように、リオンに伝えて下さい」


「有、幻覚…?」


「リオンに伝えれば全て分かります。さぁ、早く」


私は全ての元凶をぶち殺すのに忙しいんです。万が一の保険をかけておかないと、不安じゃないですか。
…いえ、保険をかけなければならない程に相手の力が未知数な訳ではあるのですが。


「ふん、自己犠牲精神とは笑えるものだ」


「おや、勘違いしてもらっては困ります。私は死ぬつもりは一切ありませんよ。
知っていますか?リオンは私よりも身長が低いことを気にしているんですよ。男子よりも女子の成長が早いと教えてもムキになって絶対に追い越してやる、と…クフフ、追い越してくれる日を楽しみにしているのですからまだまだ死ねません。
……おっと、これではどちらが親か分かりませんね」


まぁ、それも無理はないのかも知れませんが。
ねぇ、そうでしょう?


「天上王ミクトラン」


「…何の事だ?」


「クフフ、惚けなくても結構ですよ。勿論、答えも必要ではありません。私の中で確信していますから」


まぁ、人の精神を乗っ取ることが出来るのは貴方だけではないと言う事です。


「私も同じように人を乗っ取る事が出来る。さて、ここで問題です」


乗っ取られた人間を、更に別の人間が乗っ取ろうとしたらどうなるのか。
乗っ取られたヒューゴは。
乗っ取っているミクトランは。
更に乗っ取ろうとしている私は。


「試してみる価値はある」


ヒューゴごとミクトランを乗っ取ることが出来るか。
はたまたヒューゴの精神が先に壊れるか。


「まぁ、勝てない賭けはしない主義なんですけどね」



ミクトランが私に勝つなんて選択肢は最初から存在しませんよ!!
────────
そんなお話\(^0^)/
←prev next→