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どうしていいのか分からない毎日が過ぎて(+)




涙だって出ちゃうけど
前を向いたら少しは強くなれるかな

大丈夫大丈夫きっと上手くいくはずだって
君からのメール見たら元気でたよ

もうすぐ春が来る 



話題:お花見




こんばんは。
追記で拍手レスです。

お昼に言った通り今夜中に移転します。
だから、最後の拍手レス。
いつも本当にありがとうございました。
歌の通り、いつも元気を頂いていました。

本当にありがとう。



さて、今日の話!
今日は一時間だけゆうちゃんと会いました。

お花見しよ!ってゆうちゃんが言ってくれて、お互いに食べ物を持ち寄って公園で集合。
もちろん私はマクドのテイクアウト。
私は照りたまがすきで、ゆうちゃんはエビフィレオがすき。どちらも買っていきました。


すごく喜んでくれたよ!
ゆうちゃんもたくさんごはんを買ってきてくれてて、公園のベンチでちょっとした宴会になりました。あと服も誉めてくれた。


平日の昼間ということで誰もいなかったので、ふたりで遊んでしまった。水のみ場で虹を作ったり、桜に向かってブランコを漕いだり、鉄棒にもたれてしゃべったり。 
ブランコではゆうちゃんが気持ち悪くなっちゃったんだけどね!

 

疲れてしまって、ベンチでひと休み。
柔らかそうな草をたべている雀たちをふたりでじっと見ていた。



「あの雀たちはさ、仲間なのかな。それとも食べ物があるからただ単にあそこに集まってるだけなのかな」
 
「うーん、よく分からないね」

「だよね、」

  

その時、
雀たちが一斉に飛び立った。
皆が同じ桜の木に帰っていく。

何度かそれを繰り返していた。
桜は彼らが決めた家であるようだ。




「見た?ゆうちゃん」

「うん」

「同じところへ帰っていったね。じゃあやっぱり仲間なんだね。ただのエサを求めて集まった集団ではなく」


「うん、そうだね」 
「まきちゃん、」



雀を見ていた彼がこちらを向く。
私も、彼の方を向いた。



「僕らは?」

「え?」

「僕らは仲間?それともただの集団?」

「仲間だよ、もちろん」

「ならさ、」



彼が目をそらして、照れたように続ける。




「僕たちも同じところへ帰ろう」




そうしようね。
そうなっていこう。







影を写真に撮ろうとする私とそれを見ている彼。ふたりのスタイルの差が、よくわかります、、、。


追記にて拍手レス!
最後まで遅くなってしまってすみません。



『春になったら』

more..!

意外としっかりした君の事だ



ちゃんと
真面目なお人を捕まえたことだろう


話題:やっぱり、君の隣が一番落ち着く


 
うんうん、ふたりとも意外としっかりしてるし真面目でもありますよ。

私はよく知ってるんだー。

 




バイト先でゆうちゃんの顔を見て、


「ゆうちゃんフェイスブック見たー!?」


ってすぐ声かけちゃったよ。
誰も見てなかったとはいえ、バイト先では仲町先生って呼ぼうと決めてたのに。
 



見てないというゆうちゃんに私の携帯で画面を見せると、


「えー!この婚姻届けの名前!あの柳生!?あの柳生!?えっ、あの生徒!?」


私の元カレを"あの柳生"呼ばわりするくらいびっくりしてたよ。恥ずかしながら狭いコミュニティでね、ふたりとも私たちの共通の知り合いなんです。






びっくりした、本当にびっくりしたよ、ゆうちゃんもびっくりしたよね?と帰り道に尋ねると、



「うーん、でもきっとまきちゃんが一番びっくりしたよね。僕はさ、あんまり知ってる生徒じゃないから。まきちゃんがずーっとあの子の授業してたもんね?」



ゆうちゃんが優しく声をかけてくれてハッとする。そうだ、わたし、きっとこんな言葉を求めてたんだ。  

あなたが驚いたりするのは決して間違ったことではないよ、という肯定の言葉。




そうなんだよ、私の生徒だったんだよ。夏期講習とかさ、毎日授業してたんだ。
びっくりした、びっくりしたよ。






不憫に思ったのかそのままコンビニへ行って、肉マンと飲むヨーグルトを買ってくれました。

半分こした肉マンを食べる。
温かいものが胃のなかにはいっていくとなんとなく落ち着く気がした。
私が彼らと一緒にいたのは昔のことで、いまは全く状況が違うのだ、という風に、物事の輪郭がはっきりしていく感じ。



誰もいない場所で抱き締めてくれた。
なかなか離れようとしない私の頭を、笑いながら撫でてくれたよ。



ゆうちゃんがいてくれてよかった。 
他の人ではきっと駄目なんだ。



『そのドレスちょっと待った』

願い忘れた事があったから



もう一度向い合わせで恋しよう


話題:恋愛




こんばんは。


昨日とはうってかわって、今日はとても楽しく過ごしてました。ゆうちゃんが誘ってくれてね、デートしてたんです。


今日はほんと、初めて尽くしのデートでした。





ボウリングへ行く
(3ゲームして、ゆうちゃんは250点くらい、私は150点くらい。お互い数年ぶりのボウリングでした。ゆうちゃんとボウリングをするのは初めて)


ラブホテルへ行く
(ひょんなことからゆうちゃんとラブホテルに行くことになったのです、、、サービスタイム四時間でした。ゆうちゃんはラブホテルへ行くこと自体が初めてなんだって!最後割り勘にしたらゆうちゃんに笑われてしまった)



エロDVD屋さんに二人で入ってみる
(このときのテンションは謎。小さなお店で、他にお客さんがいないときですよ!私はそのようなお店に入るのは初めて。ゆうちゃんは3回目くらいらしい)






色々あったあとの帰り道。


電車に乗ってふたりで私の地元まで帰ってきた。普通電車の中で興奮冷めやらぬ口調で、でも小声で今日のことを話したりして。

線路沿いを歩いていると、前から行きたいねって言ってたお好み焼き屋さんがあったため、ふたりで入ってみることに。





枝豆を食べつつお好み焼きを焼きつつ、しょうもない話。


私が話していたのは私鉄の素晴らしさについて。
ゆうちゃんは「何を飲むかを決めるとき、最近コップに支配されてる気がするんだ」とか言い出す。私がかわいいマグカップをプレゼントしたので、最近はそれで飲み物を飲んでくれているらしい。

 


「なんかね、このマグカップを使うなら〜って考えると、どうしても豆乳とかを飲んじゃうんだよね。お水が飲みたくてもさ、それは似合わない気がして」


「あー分かるなぁ。ホットココアとかホットミルクとかならいいでしょ?」


「そうそう、オレンジジュースとかだとなんか違う。ある程度ドロッとしてないとな〜って思うんだよ」


「うんうん、三ツ矢サイダーとかだとさ、もうもっての他でしょ!」


「あー、ダメだ、三ツ矢サイダーはダメだ」






興味があるような無いような話がどんどん続く。お好み焼きの味が濃いから、ジョッキに入った冷水が物凄く甘いように感じる。ビールを飲もうかすごく迷ったけど、でも水にして良かったのかもしれない。アルコールを摂取していないのにも関わらず、なぜかもう酔っぱらっているような気持ちだったから。





なんかさ、ここって私の理想の店かも。

 

大袈裟な言葉に真顔で頷いてくれる。 
私たちはその店のいいと思う点を挙げ合って遊んだ。

ゆうちゃんが挙げたのは、安くて美味しい細々した料理がたくさんあるところと、店員さんが丁寧なところ。
私が挙げたのは、線路沿いにあるところ、ガヤガヤしてて全然わからないけど時々戸が開くと電車の音が聞こえてくるところ、隣のお客さんの話してることが丸聞こえで楽しいところ。



理想の店はふたりで2500円くらい。
ゆうちゃんが支払ってくれて、また暖簾をくぐって線路沿いを歩いていく。




帰り道もやっぱり無駄話。
真夜中の線路沿いは時々電車が通るくらいであとは静かだ。私たちはアホみたいな話をしながら腕を絡めて歩いた。






酔っぱらったような頭で、もうしばらくこのままでいいなぁ、と私は思う。


電車に乗って待ち合わせをして、誰も見ていないところで内緒で物凄く嫌らしい事をして、ちょっといいところで晩御飯を食べて、無責任で無意味な話を延々とする。そして改札でまたねと言ってひとりで歩く。気楽に、コンビニなんかに寄りながら。
 

これはもう"恋人同士の至福"というものじゃないだろうか。この無責任さ、無駄さ。





家の都合や友人の結婚、出産などなど、色んなことがあって、20代半ばの私はこの一年すごく焦っていた。

私にとって、20代半ばでの恋人同士という関係は、真夜中の春の帰り道みたいだ。いつまで続くか分からなくて心細くて、




でも、春の真夜中の帰り道は馬鹿みたいに自由で楽しい。

時々こんな帰り道を過ごせるなら、まぁまぁ、このままでええやないの、と心の中だけで私は言う。ゆうちゃんには言わないでおこう。彼に伝えて「うんうん、僕もそう思ってた〜」なんて言われたら、やっぱり嫌だもんね。





桜と月を見て私が歌うと、それなんだっけ、ちょっと前の歌だよね、とゆうちゃんが言う。
 
福耳だよ、あれってさ、いろんな歌手の集まりだったよね。山崎まさよしとかさ。

そうそう、スガシカオとかね。

あれはさ、事務所がおんなじなんだろうね、わたしよく知らないけどさー。







まだまだ、無意味な夜は続いていく。




『星の欠片を探しに行こう』

温かい場所を探し泳いでた



最後の離島で



話題:誕生日



春へ春へと急ぎ足で向かう暖かな1日。
夜には桜の蕾が膨らんでいく濃い匂いがする。
甘い、酸い匂い。
空気の中に春は存在している。

今日はゆうちゃんの誕生日。




お昼ごはんを一緒に食べました。

ふたりで行きたいねって言ってたお寿司屋さんへ行くことにして、内緒で予約を済ませておいた。予約はいつも彼の名字ですることにしている。その方が俄然楽しい。彼に頼っているふりをしているような感じ。

待ち合わせの駅で彼が目を細める。


「まきちゃん、お姉さんみたい!」


私はもう26才で、お姉さんみたいも何もないんだけどな、、、と少し彼に呆れながら、でもやっぱり嬉しくなる。

肌寒いかなぁと思ったけど、コートはやめてジャケットを羽織った。くすんだ薄いさくら色のジャケット。その下には彼が好きだと言った、襟のカットに工夫があるTシャツを着ている。


「私はもう大人だからね」

「えー、僕は?」

「ゆうちゃんも大人だよ」



少しだけ躊躇しながら言った。
大人だよと言って彼は落ち込まないかな。
変な話とは分かってるけど。




「そっか!」

そう言う彼は晴れやかな顔だった。
すごく嬉しそう。

彼は今日29才になった。





手を繋いでお寿司屋さんへ。

温かな日差しに町全体が華やいで見える。
途中でゆうちゃんが今まで見たことがない街路樹を発見して、それについて話していた。ふたりの結論としては、"珍しい種類の梅っぽい"。




お寿司屋さんの戸をガラリと開けて
「12時に予約致しました仲町と申します」
と言うと、彼が後ろで驚く気配がした。
御予約席と書かれた札を見てまた驚いているみたい。


「まきちゃん、予約してたの?ぶらっと来たと思ったのに!」


私がそういうことが苦手なのを知っているから、余計に驚いたみたい。私は背筋を伸ばして澄ました顔をしてみせた。もう大人だからね。


寿司屋のカウンター席に座って、日本茶を傾けながら「お誕生日おめでとう」と伝えると、彼は可笑しそうに笑った。
私たちはお互いの寿司を半分こして食べる。恋人と隣どうしに座るのはいつだって楽しい。お茶も温かく深く、喉に染み込むようだった。


白い和帽子がとてもよく似合う大将に「ありがとう!」と言われながら店を出た。
家族でやっているお店みたい。お店の奥の戸から、時々小さな子どもが顔を出していた。そんなことも好ましいと思えるようなお店だった。
 


お寿司もお茶も、付け合わせの生姜も、前菜のインゲンさえも美味しくて、私とゆうちゃんは嬉しくなっていつもは通らぬ道を通り、初めて行く公園と時々行くケーキ屋に寄って帰った。







おうちでプレゼントを渡した。
ユニバーサルスタジオジャパンの紙袋を見たときの彼の驚きはすごかった。
 
「えーっ、いつ買ったの?僕たちずっと一緒にいたよね?」






中身を見て少し分かったみたい。


「あ、あのスヌーピーのコーナーで僕が休んでたとき?えー、全然気が付かなかった!」

「トイレに行くって言ったでしょ?あれは嘘だ!」

「それ自体嘘だったの?すごい、忍者みたい」




びっくりしてくれて何より。
他のものも喜んでくれました。


紙袋の下に手紙を忍ばせていて、それはすぐに彼に見つかることとなった。



「あ、これ、、」

「読んじゃダメ!私がいなくなってから読んで!」

「え、読みたい」

「だめだ、恥ずかしいから隠れよう!」

「隠れたから読んでいいということ?」




隠れた布団の中から私が「読んでいいけど何も言わないで」と叫ぶと、彼は無言で読み始めたようだった。

彼へ書いた初めての手紙。
今までメッセージカードなどに一言二言書いたことはあったけど、便箋2枚に及ぶような長い手紙は書いた事がなかった。


 
しばらくして布団がそっとめくられた。
私が言った通り無言で私を見ていたから、私も無言でいる。彼がしずしずと布団にはいってきて私の腕の中に頭をもたれさせた。


荒く、もう少しで声が出てしまいそうな、その直前のような呼吸。それを聞いただけで彼がどんな気持ちなのかが分かるような。規則正しい荒い息づかいを感じながら、私は彼の頭をしばらくの間撫でていた。



セックスのあと彼は言う。


「僕がどれだけ幸せか、まきちゃんをどれだけ好きか伝わった?」

伝わったような気もしたし、よくわからないような気もした。よくわからないけど、それでいいと思えるような。



そのままふたりで少し寝た。




私の方が先に起きて彼の寝顔を見ていた。
呼吸は今は穏やかで、そのリズムは永遠に続きそうな気がした。そんなものはもちろん錯覚なのだが。
彼が目を開いたから頭を撫でて、

 
「さっきは何も言わないでって言ったけど、やっぱり言ってもいいよ」


と小さな声で伝えると、



「ずっと一緒にいてね、」


と彼は言い、そのまま再び眠った。





起きたあとは大騒ぎしながらケーキを食べて家を出た。この道をふたりで何回くらい歩いただろう。多分200回くらいは歩いている。



「なんでまきちゃんには僕の欲しいものが分かるの?心が読まれてるみたいだ」


そう言って、彼は上機嫌。
しばらく歩くと、


「ちょっと止まって!」


と言う。
私の前に回り込んで携帯をこちらに向ける。
カシャリと音をさせたあと、


「お姉さんみたいな人を写真に撮った!」


と彼は笑った。





『夢じゃない』

閉じた心の目を開けていく魔法




話題:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


















めっっっちゃ楽しかった!

誰だ!昨日面倒とか言ってたのは!






すみませんすみません、
ほんまに楽しかったです。

結局朝8時から夜21時までいました。




色々なアトラクションに行けました!
たくさん並ぶのも楽しくて。

夜にはパレードまで見ちゃいました。
彼とふたりで待ってる時間が幸せで、
輝く電飾が近づいてくるのは少し切なくて。


彼がしんどくて休んでる隙に「ごめん、トイレ行って来るね」って嘘ついて、売店で明日渡すプレゼントを買いました。
彼が「いいなー」って言ってたやつ。




そうなんです、明日は(日付的には今日ですね)彼の誕生日。お昼だけ会えるので、ごはんでも食べてきますね。

これから手紙書きます。


それでは、また。




『Top of the world』
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