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どうして 困らせる程募る思いは



ただ僕には泣きたいくらい 恋人

 

話題:なれそめ




こんにちは!


たくさんの拍手いつも感謝しています。
いつもお返事が遅くてすみません。
ゆっくり待って頂ければ幸いです。



26才になったくらいに移転しようかなと言っていたこのブログですが、まだ書きたいことがあって、それが書けるまでは暫く続けようと思います。(亀仙人風に"もうちょっとだけ続くんじゃ!"って書こうとしたけどやめました)



移転する目処としては3月中くらいかなぁ。







さて、今日は書きたかったことのひとつ。
"馴れ初めの嘘"




彼と初めてセックスをしたときのことは度々書いてますよね。でも、彼を初めて好きになったときのことはかけないままでした。


嘘というか、意識的に書かなかったんです。
批判されたらイヤだなーと思って笑






でもここはじきに終わるブログですし、やはり自分としても書いてみたいことでした。

なので書いてみますね。






私の過去についてですから、"彼女がいるのに"とか"彼氏がいるのに"みたいな事も当然含みます(当然と言い切っちゃっていいのかとも思いますが)






苦手な方は見ない方がいいかと思います。
今回は追記から!




『恋人』
more..!

春夏秋冬 いくつもの夜を繋いで


追記でコメントのお返事!
遅くなってすみません。


それからは ゆうちゃんと一緒にいた。


最初は喧嘩も多かったな…。


「一緒にいてくれる?」
「構ってよー」
「帰っちゃやだ!」


なんて 最初からゆうちゃんは甘えただったけど、けんかして ほんとにまずいってときに


私「私のこと すき?」


って聞いて鼻で笑われたような そんなギリギリな夜もあった。
あのときはほんと ふたりの関係も なにもかもこれで終わるんだって思った。


でも いまもそばにいる。




春には 一緒にお花見をした。

お菓子とジュースを買って ふたりで近所の池まで歩いた。
「おすすめの公園があるんだ!」ってゆうちゃんが行って 帰り道は少し遠くの公園まで遠回り。
ペンペン草で遊んで、
「鳴ってる!」「鳴ってる!」
ってはしゃぎあう。

家に帰って そのまま抱き合った。
春のはれた日、カーテンがゆらゆら笑うみたいに揺れていた。


 
夏には ふたりで海水浴へ。

9月なのにまだ暑い日に、ふたりで須磨へ泳ぎに行った。
行きの電車で「服の下に水着きてるんだ」ってゆうちゃんに言ったら、「やる気まんまんやん!」って嬉しそうに笑われた。

海では ひとつの浮き輪にふたりで捕まって浮かんだ。あっちの岸まで行こうよ!ってふたりで張り切ったけど、少し泳いで海岸を見たら全然進んでなくて ふたりで絶望した。
一緒に砂山を作って トンネルを掘って遊んだ。砂山の中で触れる手と手は 砂だらけで湿っててあったかくて ふたりで大笑い。
お互いを埋めあったりもしたなぁ。
ゆうちゃん、わたしの胸まで再現して写真に撮ってた。

浮き輪で浮かんで 誰もいないときに隠れてキスをした。周りの青が強烈で 目がチカチカしてたのを覚えてる。

海のあとは王将で餃子。
ふたりとも飲みすぎて 特にゆうちゃんはふらふら。ゆうちゃんを支えて歩きながら、きれいな月を見上げた。



秋には紅葉狩り、
冬には初雪…。


このことは このブログに書いたね。



色んなことがあった。
だけどあのとき 「幸せにする」って言ったときの気持ちは まだ変わってない。


来年も、よろしくね。

 
今年一年、色々なことがありました。

それでも「応援してます」「癒されます」「頑張ってください」…等々、皆様があたたかい目で見守って下さったこと 本当に感謝しています。


今年一年ありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします!



立花 まき



追記でコメントのお返事です!

 
more..!

理性を脱いで


なれそめ 続きます。
コメントのお返事は次で!


今回は閲覧注意!
ゆうちゃんも私も最低って言われても仕方のないことをしてます。




けいちゃんと付き合う2〜3ヶ月前 わたしはある女性をひどく傷つけた。
その女性は私に 私が誰かと付き合うとき 他の異性と会うのをやめてほしいと言った。それが自分に対する償いなのだ というように。


私は それを守ろうと思った。
そうして見える世界もあるのかもしれないし。


そのあと 穏やかで努力家な すばらしい人に出会った。神様の御褒美なんだってくらいに。それがけいちゃん。

幸い、他の異性と会わないことも容易く思えた。彼も それを望んだし。


いつ捨てられるんだろう?なんて悩みはあったけど それでも穏やかに日々は過ぎた。
ゆうちゃんからメールがくることもあったが、うまくはぐらかす。その頃私は塾をやめ 別のバイトをしていた。直に メールも減った。


けいちゃんと付き合って8ヶ月くらいに、ゆうちゃんからわたしへ本当に久しぶりにメールがきた。



ねぇ、どうしてるの?
忙しいの?



何通かメールしてすぐ ゆうちゃんがひどく落ち込んでいることがわかった。
ゆうちゃんは珍しく、

会いたい、話を聞いてほしい

って言った。
迷いなく「大丈夫だよ、会おう」ってゆうちゃんにメール。


そのあと このブログで相談。
ゆうちゃんに会うことを けいちゃんに言うべきだろうか?って。
様々な意見をもらった。
私は結局 けいちゃんに言わずにゆうちゃんに会うことにしたんだけど。


会ったのは私の誕生日。


お誕生日メールできなくってごめんね、今日会うからいいと思ったんだ


相変わらずの口調でゆうちゃんが言う。
脇には きれいな袋。
お誕生日おめでとうって それをくれた。

わけっこしてごはんを食べたあと ゆうちゃんのおうちへ行った。
ゆうちゃんの家へは 何度か行ったことがあったのね。ゆうちゃんに彼女がいるときは ゆうちゃんがおうちへあげてくれることはなかったんだけど。
だから 安心してた。


ゆうちゃんの家へ入ったときのことを 私は書き残していた。そこから抜粋。



「ゆうちゃんの家は、前よりも少し乱雑だった。

本棚には去年の就活本。
そうか、ゆうちゃん 去年就活しようとしてたんだね。

そしてテーブルにはメモ用紙。
なんらかの電話番号の横に 小さな字で“いのちのでんわ”。震えた小さな時で “寒い”とも書かれてある。私はその字を そっと撫でた」


私はその日 ゆうちゃんと性交渉を持った。

私、最低だよね。
ゆうちゃんも 私に彼氏がいたのは承知の上だった。
終わったあと 泣いた。
もうどうしようもない そう思って、ゆうちゃんの部屋着にしがみついて泣いた。
それでも どうしても好きになってしまった そう思えて また泣ける。
ゆうちゃんは 震える手で私を抱き締めて 頭を撫でた。



泣き止んだあと 少し話した。


ゆ「なんで笑ってるの?」
私「おもしろいからだよ」
ゆ「なにがー?」
私「ゆうちゃんの顔」

ひどいーって笑うゆうちゃんに

私「嘘だよ、好きだからだよ
  すきだから わらうの」

って言うと ゆうちゃんがわたしの耳にキスをして 小さな小さな声で「ありがとう」と言った。


ゆうちゃんがふらふらと立ち上がって トイレへ向かう。
もう日はだいぶ落ちて暗かった。


ゆうちゃんはトイレのドアも開けっ放しで 便器に戻していた。
見に行ってみると、しゃがみこむゆうちゃんの背中が やけに小さく見えた。
さすってあげなきゃ と思うのに、なぜか触れるのが躊躇われる。
コップに水をくんで 吐いているゆうちゃんをぼんやりと見ていた。
吐き終えたゆうちゃんが私を見上げる。
コップを差し出すと 不思議そうな顔をした。


私「口、ゆすげば」


って言うと ありがとう って泣きそうな顔で笑う。
その顔を見て心底 あぁ 背中さすってあげればよかった って思った。
でも やっぱりだめだ とも思える。


私「もう来ない」


って言って帰ろうとすると


ゆ「ごめんなさい
  ぼくもう迷惑かけないから
  全部我慢するから、だから
  いままで通り仲良しでいて」


ってゆうちゃんが泣きそうな顔。
私は 無言で扉を閉めた。


 

だが私はそれからも ゆうちゃんの家へ通うことになる。
性交渉は なしで。

迷った末、けいちゃんと別れた。

別れる間際、けいちゃんには笑顔で ゆうちゃんには意識的に冷たく接していた。
ゆうちゃんに対してなんて、「もう来ねぇよ!」とか「お別れだね」って普通に言ってたからね。

それでもけいちゃんは「どうしてそんなに時々つれないの?」ってため息をついてたし、ゆうちゃんは「まきちゃんはさ、冷たいけど優しいよね」ってにこにこしていた。

やっぱり限界だって思った。


けいちゃんと別れて、ゆうちゃんに告白をした。付き合おうか、って。


そのときはぐだぐだだったんだけど その次会ったとき、


ゆ「まきちゃん 僕のことすき?」
私「嫌いだよ」
ゆ「僕は好きなのにな」


って、初めて 「好き」って言ってくれた。
いま思えば それが答えだったのかもしれない。
だけど私は信じられなかった。


セックスのあと、

私「告白もシカトだしさー」

ってぽろっと言った。
すると真っ青な顔で震えるゆうちゃん。



誰かに依存するのが怖い。
付き合って 自分がどうなるかわからなくて怖い。


ゆ「僕ひとりで決められない…
  ごめんなさい…」

ってうつむいてふるえるゆうちゃんを 何も考えずに抱きしめた。


私「じゃあ私が決めてあげる。
  付き合おう。
  幸せにする、絶対
  私が幸せにする」

何も考えなくても 言葉が出てきた。
そうだ 幸せにしたいんだ って 自分の言葉に深く納得する。

ただ ゆうちゃんの答えは

ゆ「僕、病気で…
  病気でごめんなさい…」

だった。


私「ねぇ、
  私たちが仲良くなったときのこと
  覚えてる?」

うなずくゆうちゃんを抱きしめたまま、早口になりながら続ける。


私「私たちが仲良くなったのって お互い寝られなかったからじゃない?ってことはさ、つまり、ゆうちゃんって鬱病だから私と仲良くなったんだよね?ゆうちゃんは鬱病のおかげでこーんなに可愛い子と仲よくなれたんだよ?だからさ、だから」


今度は私が泣く番だった。


私「病気でごめんなさいだなんて、
  もう絶対、一生言わないで」

 ゆうちゃんも泣いていた。


今は急がないようにしよう
決められるようになったら決めよう


落ち着いたあとそう言うと 「いいの?そばにいてくれるの?」ってゆうちゃんが抱きついてきたので 笑って頷いた。


そのあとはなぜか 過去の恋愛の暴露大会。私の過去なんか ゆうちゃん知ってるのにね。


ベッドでとなり同士に座って 手をつないで話す。

だから、そのときそいつとやったんだけどさぁ なんて最低な私の話し方にも きちんと相づちを打ってくれた。
初めて ゆうちゃんの過去の恋愛について詳しく聞いた。
ふとした瞬間にゆうちゃんが漏らした、「ぼく、こんなこと誰かに話すの初めてだからさ」の言葉が誇らしい。


そのあと真夜中にふたりで定食屋に行ってアジフライ定食を食べた。


絶望的だったはずなのに なんだか笑いっぱなしだった夜だった。


 

ハロー ハロー ハロー


それで、ゆうちゃんとのなれそめ、ね。

初めて会ったのはバイト先。
私が18、彼が21のときでした。


バイト先の先輩。
…だったんだけど、あんまり接点はなかったなぁ。私は主にクラス(そのときは個別もしてましたが)、彼は個別だったので。
ただ、おとなしそうな先輩がいるなぁ、彼は童貞なんだろうか…(←)、好みの顔なんだよなぁ、とか考えてた。

まれに話してはいたんだけど、バイトのことだったと思う。


話したことを覚えてるのは19の夏。
このとき私はクラス授業+高3の個別を受け持っていて、めちゃくちゃ忙しかった。
しかも高3の子から指名されてたので 私じゃなきゃだめっていうね(ToT)
毎日毎日朝から晩まで働いてた。

当時の個別主任が ゆうちゃん。


ゆ「立花先生、シフト書いてください」
私「あっ、すみません!」


っていうのを繰り返してた。
当時わたしだけクラス授業もしてるってことでかなり自由にさせてもらってたのね。
自分でシフト書いていいことになってたんだけど…これをすぐに忘れちゃって。


そのうち 私の授業記録を見てゆうちゃんが後からシフト書いてくれるようになってた。




ある日、私と母で三宮に行った。
塾が休みだったのかな?

服を選んでると そこには仲町先生(ゆうちゃんね)と女のひとが!


「おかぁさんっおかぁさんっ
 あれっあれっ」


いつもは母に対してそんなにはしゃがないんだけど なぜか慌ててしまった。


母「あら、あれ 誰?
  お母さんかお姉さんかな?」


なんかね、ふたりは似てて 女性はかなり年上に見えた。


私「いや、さすがにお姉さんでしょ」


私「仲町先生!」

女性が試着室に入ったあと 声をかけてみた。会釈するゆうちゃんに会釈を返して移動。きまずかったら悪いしね。


母「まきちゃんかなり慌ててたね
  あの人が好きなんかと思った」

私「や、そうじゃないよ」

母「まぁ後島君もいるしね」


後島君とは当時の彼氏です。


 
三宮の駅前で もう一度ふたりを見た。
手を繋いでる。


えーっ、あのひと彼女なんや!
めっちゃ年上じゃない?
似すぎじゃない?


って言いながら帰った。


次の飲み会で隣になったので 早速聞いてみた。


私「仲町先生〜、以前お会いしたのって
  彼女さんですか?」
ゆ「あ、そうなんだ。
  遠距離だけどね」
私「え、私も遠距離なんですよ
  どこですか?」
ゆ「東京で働いてるんだ」
私「え、私も東京ですー」

当時 ゆうちゃんは前の彼女と、私は何人か前の彼氏と遠距離恋愛をしていた。

ゆ「そうなんだ、奇遇だね〜^^」
私「こうやってしゃべるん
  初めてですよね^^」

私がそう言うと ゆうちゃんがにやっと笑った。

ゆ「そんなことないよ
  いっつも僕の頭さわるでしょ」


その後の様々な方の証言からもわかったんですが、わたし酔うとゆうちゃんの頭を触ってたらしい。
好みの頭の形だからなぁ。


そんなことがあって 急速に仲良くなった。

いっしょに塾のフロアの引っ越しをしたりしてね。
ちなみにゆうちゃん「家帰りたい〜しんどい〜;;」ってずっと言ってた。




私が前髪を切りすぎた時。


私「前髪…変ですかね」

ゆ「ププッ、へんだよ、変変」

私「…;;前髪あげたら
  なんとかいけますかね」
(前髪をあげて頑張ってとめてみる)

ゆ「それは変じゃないけど、
  変な前髪を隠そうとしてるって
  思ったら面白いね^^」


なんて意地悪なんだ!

そういえば、こんなこともあった。


私「香川出身なんですね」

ゆ「そうだよ〜^^」

私「やっぱりうどんですか?」

ゆ「香川県民が全員
  うどん好きと思うなよ!」


なんだなんだ(^o^)/
今なんてゆうちゃん、「うどん県!」とか騒いでるのにね。



でもやっぱりいちばん仲良くなったのは ゆうちゃんが鬱なんだって打ち明けてくれた時かな。

私もそのとき眠れなくて ふたりで一晩中メールしたりしてた。
落ち込むゆうちゃんを励ましたり、逆に私が励まされたり。
同じテレビをずっと見て、そのことを話したり。
あとはふたりでカラオケにいったりごはんを食べに行ったり。
彼女はどうしたのかなぁって 無性に気になったのを覚えてる。

そんな中で、私は遠距離中の彼氏と別れた。
彼は色んなことを言ってたけど、その中には ゆうちゃんと仲良すぎじゃない?ってのもあった。


ゆうちゃん、たくさん励ましてくれた。
毎週いっしょにごはんを食べてくれた。


少し経って 共通の知り合いのライブがあった。実は ギターが私の元カレなんだけど、呼ばれたので行ってみる。

懐かしい演奏。
よく家で弾いてくれた…。


実はさ、ボーカルが今の彼女なんだ。

休憩中、元カレが来て 耳打ち。
帰った方がいいかな、ともおもったんだけど いちばん後ろに椅子を持ってきて ここに座ってな って言われたので大人しくそうした。


休憩のあと、彼の演奏でボーカルがある歌を歌い出した。
あ、これ、ドライブに行ったとき かかってたなぁ。懐かしい…


そう思った瞬間 涙が溢れた。


騒がしいライブハウスのいちばん後ろで 動くこともできずに俯いて 声を殺して泣く。

そんなとき、隣に誰かが立つのがわかった。頭に置かれる大きな手。


ゆうちゃんだった。


そのライブの間中 私の隣にはゆうちゃんがいた。泣き止んでも ずっと。





そのあとも ふたりの関係は変わらなかった。飲みに行って 私の新しい彼氏の愚痴を延々きいてもらったりして。
ゆうちゃんは、なにそれー なんて笑いながら 仲直りできるといいねぇってしみじみしてたなぁ。

ゆうちゃんの彼女はー?なんて私も聞くけど 彼はいつも言葉少なだった。
時々は「病気のこと わかってもらえないのがつらい」なんて愚痴ったりもしてたけど。



塾をやめる直前の、私の誕生日。

プレゼントあるから来て!

って呼ばれて行くと ゆうちゃんがきれいにラッピングされたお菓子をくれた。
同封された手紙には


「お誕生日おめでとう。
 これからも仲良くしてね。
       ゆうすけ」

ってきれいな字が並んでた。
嬉しくって 何度もそれを読んだのを思い出す。


しかしその足で行った当時の彼氏の家で その手紙が見つかって大もめにもめた。


「わかったよ。
 でも手紙は返して
 大切な友達なの」

って言って殴られたのもいい思い出←


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