スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ボカロ。

ハマりそう。

なんで基本あんなに病んでるのでしょうか。もう闇が浸透しすぎだよね。あんな暗いグロい曲聴いてる最近のティーンズがおばさんは心配だよとかなんとか言ってどっぷりハマってるんだけどー!!!!!←

伊達に林にハマってないっつーのよ。ぇ


最近二次元熱がようやく再始動しまして。
やっぱワンピは偉大だな。てゆーかサンジ君は偉大だな。ここ暫く登場してないのに妄想を掻き立ててくれるよね。
あぁ、ロー様はタバコを吸うサンジ君にコラさんを重ねてる(憧れ)うちにサンジ君に惚れてしまったんだね。うん。
え、なんか似てません?コラさんとサンジ君。

そして何と言ってもセニョール。。。おっとこ前すぎる惚れる。

まぁ、なんだかんだルサンが好きな那月です。ぇー
ル←サン←ロー(ゾロでも可)
エー←サン以下略
みたいなかんじが大好物だよ。でも今んとこローサン推しだよ。


真夜中にこんなことばっか考えてるアラサー彼氏いない孤独死こわい。。つらい。。



以下、ローサン雰囲気文。







続きを読む

ごめんね、神様。*

*刑事パロ。シゲ25歳、竜也10歳。





コイツに出逢って、
真剣に生きてみてもいいかなって、ほんの少し思えるようになったんだ。

ごめんね、かみさま。
あの頃の僕らは、あなたを信じていなかった。







「シゲ!朝だぞ!早く起きろよ!」
「いった!!!」
甲高い声とともに頭に衝撃が走る。寝起きの身体にコレはキツイ。ただでさえ二日酔いなのに。
驚いて布団から顔を出せば、こちらを睨む少年。茶色い髪の隙間から覗く大きな瞳は、黙っていれば可愛らしいのだが。
「たつぼん…お前その手当たり次第にモノ投げる癖やめや…殺す気か?」
後頭部を摩りながら渋々身体を起こす。寝ている人の頭部を狙うとは何事か。クリーンヒットした漫画本はベッドの脇に転がった。
「お前が起きないのが悪いんだろ!俺もう学校行くからな!」
「あ、もうそんな時間か…」
壁に掛けられた時計を見遣ればこの歳に似合わずヒステリーな少年の登校時間。ということは自分もさっさと身支度を始めなければいけない時間だと今更気がつく。
「ごはんキッチンに置いてるから。」
「おおきに。お前はほんまにえぇ子やな〜。シゲちゃん感激。」
先に廊下を歩く少年の後に続き、目下の紅茶色の頭を撫でる。途端にこちらを見向きもせずに腕を振り払われる。子供扱いを嫌うこのボンはいつもこうだ。
「今日は?練習あるん?」
「今日はクラブの練習は休みだから、小島と河川敷行く約束してる。」
「さよか。ほな定時で上がったら迎え行くわ。知らん人に着いてったらあかんで。」
「わかってるよバカシゲ。行ってきます。」
「はい、いってらっしゃい。」
悪態を吐きながらも、行ってきますはちゃんと言うあどけなさに思わず笑みが零れる。ランドセルと大きなスポーツバックを肩に下げたその背中を見送るのが日々の日課だ。
「さて、と…」
自分も支度しなくては。日課が出来てから確実に遅刻は減ったが、元来朝が苦手な性分だ。足取りの重さを感じながらキッチンに向かえば、見慣れた朝ごはん。まだ小学生の彼が唯一作れる、目玉焼きとカリカリに焼いたベーコン、そして少し焦げたトースト。
「ほんまかわえぇなあ…」
クスッと笑ってトーストに噛り付いた。

彼、水野竜也10歳。小学5年生なので、冬が来れば11歳。どちらにしろあどけないサッカー少年の竜也は、ひょんなことから俺、藤村成樹の家に居候している。
長めの茶髪に整った顔立ちで一見女の子みたいに見えるが、サッカーの技術は大人顔負け。おまけに頭も良く小学生とは思えない落ち着きをしている。

子供なんて嫌いだった。
我儘で煩いだけだと思っていた。
しかし、自分の意に反して始まってしまったこの共同生活を思いの外楽しんでいる自分がいる。子を持つ親の気持ちはこんなものかと、物思いにふける自身に苦笑いすることも少なくない。
「あれからもう2年か…」
ふと見遣ったカレンダーに時の流れの速さを感じた。






next.
続きを読む

それは反則。*

*しげたつ。会話文。


「たつぼん。」

「…」

「なぁ、たつぼん。」

「…」

「たつぼんて。聞こえてんねやろ!」

「…お前いいかげんたつぼんて呼ぶのやめろよっ」

「何や今更…」

「もうガキじゃないんだから、恥ずかしいんだよっ!」

(いちいち気にしてるあたりがまだボンなんやけど…)

「何か言ったか?」

「何も。」

「とにかく、たつぼんはやめろ!」

「…えぇよ、ほな。竜也。」

「なっ!!///」

「次の試合の話やねんけど…どしたん?顔赤いで、竜也?」

「おまっ…///」

「何やねん竜也?竜也が呼び方変えろ言うたんやで?」

「だからって…///」

「何照れとん?なぁ竜也?」

「おまっ、ワザとだろ!!」

「竜也…かわええな…(低音)」

「〜〜〜っ//////!!!もーたつぼんでいいよっ!!///」



ほんとはずっと名前で呼びたかったけど、こうやって君が照れちゃうだろうから。

(いつの日か、君の友達以上になれたなら。)


end.


また付き合ってない設定。
11月はしげたつ月間ですな。ぇ

となり。

あんなヤツよりもオレの方が

ずっとキミの隣が似合うと思うんだけど?








PM10:30ー
消灯時間30分前。

二段ベッドの上段に寝転びケータイゲームに夢中な俺と
学習机の椅子に座り、同じくケータイと睨めっこしてる君。
ただし、アナログな君のそれの画面は閉じられたまま。


俺がゲームしながら横目に見ていた限り、少なくとも20分以上は睨めっこ状態だよね?
優等生な君が明日の数学の課題をこなしている間も珍しく学習机の上に居座っていた水色のソイツ。(普段は使わないらしく、滅多にお目にかかることはない。それが君らしいと思っていたのに。)


夜、電話するな。


なんて、君から離れた場所にいるアイツに言われたんだろう、どうせ。
部活終わりはいつになく機嫌良さそうだったのに、日が沈むに連れて君の表情も沈んでしまった。


まあ、こんな光景もいつものこと。
君のカレシはいつも気まぐれ。いつも自由人。
いつだったか、軽口のつもりで彼のチャラさを揶揄ったら、そんなヤツじゃないよって否定された。(あれはきっと、怒ってたよね。)

サッカーセンスは抜群で身体能力もズバ抜けているしあんな見た目だから誤解される事が多いけど実は面倒見良いし頼りがいのあるヤツだよ。

照れたようにはにかんだように。そんな顔してヤツの話するのはやめてくれない?
(それ以上聞きたくないから、ふーん、て流してやったけど。)


君とヤツが離れて、俺と君の距離が近付いて。
(学校も部活も寮も。なんてったって相部屋だ。)

チャンスだと思った。
人見知りな君がココで一番頼ってくれるのも、一番一緒にいるのも俺。
君がパスを出して、俺がシュートを決める。相性もバッチリだと思わない?


だけど、近付けば近付く程、浮き彫りになる君とヤツの関係。
メールとか、電話とか、たったそれだけで愛想無しの君が笑う。穏やかな笑顔で。
代表の試合を待ち焦がれているのは、サッカーのため?ヤツに会えるから?
(それはきっと両方なんだろうけど。)


「ねぇ、水野。」

俺の方が近くにいるのに。

「ん?」
「寝ないの?」

眠気に微睡む表情で、いつまで待ってるの?

「ああ、悪い。眩しかったか?」
「いや、俺もゲームしてるから大丈夫だけど。」
「…液晶の光ってあんまり見てると良くないんだぞ。お前四六時中やってるよな。」
二段ベッドの俺を見上げ、渋沢キャプテンみたいな、母親みたいな小言。
(部屋でテレビゲームしてると君が嫌そうな顔するから、俺なりの気遣いだったのに。)


いつまで待ってるの?
俺がとなりに行っちゃダメ?

俺だったら君の隣にずっといる。
君を泣かせたりしないよ。
君を幸せにできると思うんだ。

あんなヤツよりも、オレの方がー。



「ねぇ、水野…」
「あ、」

俺と君と水色のソイツが、同時に声を出した。
ディスプレイを見て、一瞬にして明るくなる君の表情。

「ごめん藤代、ちょっと電話してくる!」
いつになく落ち着きのない君に

「…消灯10分前だから気を付けてね。」
こんなことしか言えない俺。(やっぱヘタレ…?)

「ありがとっ…」
「っ…」

静かにドアを締めながら俺を振り返った君の笑顔。


(ああ、やっぱり、綺麗だ。)





end.









続きを読む

Je te veux

手の届くうちは良かった。
もし、ぼくときみの距離が離れても、きみがぼくを想い募ってくれるように。





テレビCMだったか、どこかで聴いたことのあるようなメロディ。穏やかだけど耳に残る優しい旋律。コイツにしては可愛らしい鼻唄歌うな、なんて思っていた。
「…あら、お迎え?」
「あら、じゃねぇよこのサボリ魔。」
屋上のいつもの場所で寝ていた成樹は自分を見下ろす水野の存在に気付いて鼻唄を止めた。悪びれもせずに微笑を浮かべる。
いつの間にか自分たちが3年になり、ボールばかり追いかけていた日々はこの夏で終わりを迎えた。風が冷たくなってきたこれからは本格的な受験生生活だ。この時期の三年生は進路相談や受験勉強に余念がない。
最も、水野や成樹のような、既に推薦入学が決まっている生徒は面接対策のみで気楽なものだった。しかし、成樹は普段の素行の悪さと勉学の不出来さを担任の香取に心配され、何故か水野が放課後成樹の勉強を見る羽目になっていた。(他の教師が嫌がったんじゃないだろうか。)
「一応就学時間中なんだからな、早く行くぞ。」
「クソ真面目やなあ〜。大体2人だけなんやから屋上で勉強してもよぉない?」
「そう言うんならこの場に勉強道具一式持ってきておけよ…」
フェンスに凭れて座った成樹の隣に同じように腰かける。見上げた空は秋特有の澄み渡った高い空だった。
実際水野も成樹の受験に関しては特に問題は感じていない。サッカー推薦は向こうの学校からのオファーで決まったものだし、勉強に関しても本気を出せばそれなりの点数は取れる奴だ。素行の悪さも、今更問題行動を起こすような馬鹿ではない。(金色の髪は一向に地毛だと言い張るが。)
「まあ、たつぼんのお説教聞けるんもあと少しやからなぁ〜」
同じ空を見上げながら成樹が呟く。
そう、あと少し。
冬が終わり、春が訪れれば、成樹は京都へ行ってしまう。水野と離れた場所へ行ってしまう。
関西選抜として現れた時から、成樹がいずれは京都に戻ってしまうということは分かっていた。成樹が本気でサッカーに向き合うようになってくれて嬉しかったし、成樹が今以上に技術を磨く為には京都へ行く事が1番良い環境だということも分かっていた。
「…そう考えると、ちょっと寂しいかもな。」
思っていた事が素直に口に出た。成樹は少し驚いたようにこちらを向いた。
「たつぼんも寂しいとか思ってくれるんや。」
「そりゃあ、今までずっと一緒だったからな。…もちろん風祭も高井も、小島だって皆離れちゃうのは寂しいよ。ただ…」
言いかけて、言葉に詰まった。黙って聞いていた成樹が先を促すように視線を向ける。
「…お前とは、色々あったからな。なんだかんだ一番長い時間一緒にいた気がするんだ。喧嘩も多かったけど、本音言えるのも、俺の事一番理解してくれてるのも、やっぱシゲだったからさ。」
思わず語ってしまってから、水野はハッとして我に返った。成樹が目を丸くしてこちらを見ている。
「とっ、とにかく!そろそろ教室戻るぞ!!」
気まずさと恥ずかしさでいっぱいになり、慌てて立ち上がろうとした。が、バランスを崩して倒れ込んだ。成樹がふいに腕を引いたから。
「なっ…?」
倒れ込んだ先は、成樹の腕の中。そのまますっぽりと抱き締められている。
「シゲ…?」
「俺もたつぼんと離れるん、寂しい…」
いつになく真面目な成樹の声に、たじろぐことも出来ずにいた。明らかに不自然なこの状況。世話しなく動く心臓。自分の鼓動と、成樹の鼓動、2人分。
「たつぼん、好き。」
「ずっと前から好きやってん。」
「お前がいつも近くにおってくれたから」
「ほんまは伝えなくてもこのままでえぇかな、て思ってた。」
「でも、京都に行くこと決まってから」
「俺の手ぇ届かんうちに」
「どっか行ってもぉたらかなわんなって思て」
ぽつりぽつりと、ゆっくりと紡がれる成樹の言葉を胸に顔を埋め聞いていた。成樹の顔は見えなかったが、自分と同じリズムを奏でる心音を聞いて、同じように頬を染めているだろうと思った。
「俺のもんになってほしいって、ずっと思っとった。」
髪を優しく梳かれ、水野が顔を上げる。照れたような、困ったような幼いその表情を見て成樹が微笑んだ。大人びた笑顔だった。
成樹の顔が近付き、水野はゆっくりと目を閉じた。頭の片隅で穏やかなメロディが流れた。

ほんとはきっと、ずっと。ぼくも同じ気持ちだったのだろう。

(おまえがほしい。)


end.



続きを読む
前の記事へ 次の記事へ