初代捏造大空×雲
…………久しぶりだからなのか、キャラがいまいちつかめない(汗)
「アッロードラ、怒っているか?」
不安そうにジョットが聞いてくる。
この姿だけを見ると、新進気鋭のボンゴレの首領だと誰も気づかないに違いない。
「何が?」
もちろん、何のことだなんてわかってる。
さっきの応接室でのことだろう。
あの後、二人で執務室に来たものの、僕が何の反応も示さないものだから不安を感じているのか。
情けない。
「わかっているだろう、さっきのことだ。あまりラウラにも勝手にはさせないから……。」
だからなんだって言うのだろう。
ジョットがあの女を好いていないことはわかっているから、気にするほどのことではないのに。
まあ、気に入らなければファミリーごと潰すだけ。
「私が好きなのはアッロードラだけだ。だから、強がるな。私を頼ってくれ。」
後ろから抱きしめてきたジョットがそうささやく。
その言葉にムカついた僕はジョットのみぞおちに肘鉄を入れる。
「誰が強がってるって?」
痛い腹を抑えてうずくまりながら、それでも笑うジョットに腹が立った。
超直感のあるジョットには、本当は少し嬉しかったなんてバレてるだろう。
それが悔しかった。