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ひどい優しさ







わかってたのに





優しくなるのはいつだって

私と身体を重ねるときで

それが出来なきゃ会わないし

電話の対応も冷たい





私だって割り切ってたはずだった

ユウの優しさって、そのためのものだって

それでも優しくされたくて

抱きしめてほしくて

でもそれはベッドの上だけで

でも求められるのが嬉しくて

ただ言う通りにしてた





次の日にはね

ため息つかれても
機嫌悪くても

嫌われないように
何も言わないでいた






それでも私は
彼女なんだよね

一応じゃなくて

ちゃんと彼女でしょう

なんかまるで片思いみたいで
それならいっそ
別れて片思いしたいくらい

泣くのは、嫌いなの











誰でもいいわけじゃない

ユウがいいの

ユウに優しくされたいの



昔みたいに




待ち合わせのお店



すぐに見つけて軽く抱きつく
さりげなく手を握ったり
無駄に近づいてみたり

周りから見たらただのカップル。










お店をでて
うちにきて



すぐにベッドの上


最初はお互いに抱きついて
軽いキス


私は女の子の日だから
なにもできないけど
今日は沢山してあげようと
決めていた















私が上



深いキス。


腕を背中に回され抱きしめられる
私は頭を撫でながらキスを続けた















笑っててくれたらそれだけで嬉しかった



黙って頭を撫でるその手が大好きで



心からの“大好き”が聞けるならなんでもした



涙を隠すのも



笑顔で言うこと聞くのも



それが苦しくてもつらくても



その言葉が聞けたらそれでよかった







好きって言われなくなって
どのくらい経ったかな



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