コイル編みの編み方



コイル編みの編み方(携帯向け)


最近よく『コイル編み 編み方』で検索される方がいらっしゃるようで。しかし、このブログで書いた記憶はないんだけどなぁと思っていたら、これの『コイル編みの編み方大好き』とかそんだけの短文でかかってんですね。

書くよ!コイル編み!本当に楽しいんでオススメです。
『コイル編み』『コイル巻き編み』『ロール編み』といろいろ名前があって、紹介している本・サイトによって編み方が若干違います。私はハマナカのサイトに載っていたやり方でやっています。
もし、ハマナカのコイル編みモチーフの円座なら『コイル編み 円座』ですぐにPDFが見つかると思うので、検索してみてください。編み方も載ってます。あれ、5回巻きを12回繰り返したコイル編みモチーフを使った円座で特許取ってあるみたいですよ。円座のモチーフは、鎖3目で輪を作り、鎖3目で立ち上がってコイル編みを輪に編んでいくという編み方です。





鎖3目で立ち上がります。長編みと同じ高さです。

今回は引き抜きが分かりやすいよう2色使っていますが、1本で編んでいるものだと思ってください。
ここからスタートです。



かぎ針に糸を巻きつけていきます。長編みや長々編みを編むときみたいな感じです。
今回は5回巻きですので5回。※注意、コイル編み=5回というわけではなく、本によってまちまちです。



ループを5回巻きつけました。緩めに巻くと引き抜くときに楽です。



下の目、ここでは細編みの目から引き抜きます。
ここで先に鎖3目(長編み)の高さ分引き抜くやり方と、ループを移しながら引き抜いていく方法があります。やりやすい方で構いません。私は移しながら引き抜いています。

もう1つ。
ハマナカのPDFでは細編みを引き抜いた糸でそのままループも引き抜いています。しかし、手元にある本では引き抜いた糸もループとして、もう一度引き抜いています。これは、ループを除けば、細編みと同じ編み方です。
どちらでも構わないとは思いますが、私はハマナカの方法でやっています。



ループを引き抜いた糸に移していくのですが、そのまま引き抜いても上手くは移せません。少々面倒ですが、1つずつループを摘まんで移していきます。



5つのループを移し終わりました。ここで引き抜いた糸の長さを調整したり、ループの形を整えたりします。



かぎ針にかかっている2目を引き抜きます。
これでコイル編みは終わりです。コイル編みのモチーフでは、また最初から繰り返していきます。


編み方としては以上ですが、ちょっとだけ番外編があります。

ループをまるごと引き抜く方法



※今まで7号で編んでいますが、これは8号を使っています。

ボケ気味で分かりにくいですが、かぎ針に5回巻きつけて、下の目から糸を引き抜いたところです。
このあと、ループを1つずつ移していくのですが、出来るなら1度に移せないかと試しました。1つずつ移すのも楽しいのですが、爪を切ったあとなどループを摘まむのが難しいときに向いています。

まず、かぎの部分(赤い矢印)に糸がちゃんとかかることが大事です。
糸の種類によって指定号より大きくなることがあります。そのときは諦めて必死に摘まむか、潔く大きい号を使いましょう。1度に引き抜けるとかなり楽しいです。

かぎの部分に引っ掛かったら、水色の矢印のあたりを指で軽く押さえて引き抜きます。その時、かぎ針を左右(白い矢印)に少し回転させながら抜いていくと抜きやすいです。


5回巻き、7回巻き、10回巻き



手元にある本は巻きつける回数を7〜10としてあったので試してみました。

左2つが10回巻き、真ん中が7回巻き、右2つが5回巻きです。
7回巻きは5回巻きとあまり見た目の違いがありませんが、触ると密になっているので少し固いです。
10回になるともっと固くて、高さも鎖3目(長編み)分に押さえるのは難しくなります。1番左の10回巻きは5回巻きぐらい柔らかくしたところ、高くなりました。長々編みぐらいの高さがあります。

私個人としては、コイル編みはモコモコしているのがかわいいので5回巻きぐらいがちょうどいいと思います。



2013年11月12日
上でコイル編みの編み方の記事を書いたあと、手元の本に載っていた編み方を試してみた。なんとこれが綺麗に引き抜ける。あらやだ。わざわざ大きい(8号)針を使わなくても、そのまま7号針で編めちゃった。

ウキウキルンルンで編み方の写真を撮ったあと、上記で編んでいた今までの編み方でもう1度編んでみた。簡単に引き抜けた。
えっ。
いちいちループを移したり、大きい針を使ったり、ループ部分を押さえなくても普通に昨日の編み方で引き抜けた。
えぇー。
いや、上記では出来なかったんだけど、今回は引き抜けた。引き抜きにくいときは、左右に少し回転させればもう簡単に抜ける。上記はなんだったんだ。

しかし、写真は撮ったし、モコモコしたループのコイル部分(?)が綺麗だったので、今回もコイル編みの編み方について書くよ!書くんだから!
ただ、上記の編み方でも引き抜けますんでおまけの番外編だと思ってください。




ループを5回巻きつけたところからスタートです。 緩めに巻くのがポイントです。



下の細編みから糸を引き抜きました。上記の編み方だとこの糸でそのまま引き抜きますが、今回はかぎ針に糸をかけ、その糸で引き抜きます。
上記では、ここを、ループを除けばと細編みと同じ編み方と書きましたが、ループを1つと見れば長編みの方が近いですね。



白い矢印が先ほど下の目から引き抜いた糸、赤い矢印がかぎ針にかけた糸です。
白い矢印の方はループと見なし、赤い矢印の方で1度に引き抜きます。



ここから2目1度に引き抜きます。
2目1度に引き抜く以外にも、今引き抜いた糸(茶色)でかぎ針にかかっている隣の目(緑)をそのまま一気に引き抜く方法があるみたいです。



2目1度で引き抜きました。
ループはかぎ針にかかっていたときの形のままですので、1つずつ移していくよりも綺麗に出来ます。



10回巻きも試してみました。上記よりも綺麗に、低く、よりモコモコして出来ました。低くてモコモコというのは不思議ですが、これならキツめにすれば鎖3目(長編み)の高さでも出来そうです。



裏側です。左側(表面では右)の上記での編み方だと、細編みの頭がそのまま出てますが、今回のもう1度引き抜く編み方だとくるまれています。この編み方の方が編み進めていったときに安定しそうな気がしますね。気が、するだけ。


上記と今回、どちらの編み方でも1度に引き抜けるのでいいと思いますが、簡単なのは今回の編み方です。
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