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解剖


蛙の解剖疲れた…
精神的にも身体的にも

終わったあとみんな疲れて、少し何かを悟ったような顔だった。



暴れまわる蛙を押さえつけながら
軍手越しに必死にもがいてるのが伝わってきて
ああ、生きてるんだなって


でもあたし、泣かなかったよ。
ちゃんとやったよ。



あたしたちが普段なんの気もなしに食べているお肉やお魚も、こうやって殺されてるんだから。

それなのに、食べる事はできても自分じゃ殺せないなんて、一番いけない事だと思ったから。




そんな事を思いながら
ふと、中二の時の鹿の解体を思い出してみたり。
でもあれは死後1日経ってたし暴れなかった。



頭切り取っても
心臓は動いていて
何かの拍子に暴れだす。


生き物って、凄いなって改めて思った。






なんかさ…

蛙だって解剖するときこんな辛いのに

命を頂く訳でもなく、簡単に生き物を殺したり傷付けたりできる人は、一体どんな気持ちなんだろうね
(´・ω・`)



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