同じことを繰り返すんだろう…。



でもだんだんと判ってきた、いや本当は最初から分かっていたのかもしれない。


読みたくないとか気分が乗らないとかじゃなくて、勇気がないんだ…そう、読みたくないというのはある意味では合ってるかもしれない。


また『現実』を目の当たりにするのが怖くて、突き放されるのが辛くて、再びの別れが苦しくて…。


最後と分かって、いるからこそ。


もう、見たくない『現実』なんだ。
目を背けたい。

そして、また別れを感じるのが、嫌だ。


何よりも、一番は。



ああ、あれからまだ三週間も経ってないのに、もう三ヶ月ぐらい経った気分だよ。


打ち拉がれたくない。

このままのぼんやりした状態でいたい。


何をしたって変わらないけど、変わらないならそうしていたい、と。