Nさんは、ゲーム大好き人間。
私を待ってる間によく スマホゲームをしてる。
ホテルのベッドで
私がひと息ついてると、
『ちょっとゲームしていい?』
『ダメって言っても、したいんでしょ?(^^)』
『すみません(^^;)』
彼はポテチの袋と
スマホのアプリを開いた。
ポテチを頬張りながら、
すごい速さで指を動かし夢中になってる。
その姿が面白くて、
ニヤニヤしながら眺めてた。
『あ〜っ、やられたっ!
…ん? なに? おかしい?』
『とてもアラフィフのおじさんには見えましぇ〜ん( ̄∇ ̄)
子供かっ!(笑)』
『娘たちにも言われるんだよね。
私たちのゲーム好きはお父さん譲りだ!
ってね(^◇^;)』
『でしょうね( ̄∇ ̄)』
大人なところも、
子供みたいなところも、
どっちも好きよ。
女子会、
ちょこっと食べてお喋りして
ササッと帰るはずだった。
ファミレスに4時間(^^;)
イヤな客ね。
仲良し3人組が集まったのは、実に半年ぶりで…
みんなサービス業で、子持ちだし彼氏持ちだし、
なかなか予定合わなくて。
この二人の友達だけはけんちゃんのことを知ってて、
前回集まった時に別れちゃった…
って話をして慰めてもらって。
その後グループラインで
『新ネタあり♪ 今度聞いてね!』
それだけ発表しといたから
二人とも私の話を聞きたくて聞きたくてたまらなかったらしく、
『もう、
夜も眠れんかったわ〜(≧∇≦)』
私も言いたかったわよ。
初めて仲良しの二人にNさんのことを報告できた。
『いい人やん! よかったね(*^^*)』
『でも、けんちゃんと別れてすぐとは…
やるね〜( ̄∇ ̄)』
祝福されたり 冷やかされたり。
しばらく集まってなかったから、
みんなの近況を報告しあってたらこんな時間になっちゃった。
オススメのデートの場所とか、
あそこのホテルはいいよ! とか(^^;)
だんだん hネタになっていき、
『私ね、
Nさんと付き合い始めてそろそろ5ヶ月なんだけど、ホテル行ったのたった4回なの。』
って言ったら、
『えーーーーーーっ! 少なっ(;゚д゚)』
『ぷくぷくちゃん、今までとのギャップがあるんじゃない?(^^;)』
『でも、総合したら
やっぱりぷくぷくちゃんが一番幸せじゃん!』
幸せ対決で1番になりました( ´艸`)
もう、
悲しい報告をしなくてすむように
したいものだわ。
あいにくの雨。
紅葉デートは叶わなかった(´・_・`)
私があまりにも雨女だから
『ぷくぷくさん、
干ばつで困ってる所に行けば喜ばれるよ(^^)』
なんてイジられて…
まずは、ランチから。
友達とよく利用する、お魚の美味しい和定食のお店を教えてあげたら
Nさんはとても気に入って、
今度 晩ご飯に行くことにした。
お腹もいっぱいになったところで
『さて、どこに行く?』
『先生、宿題してきませんでした!
だから決めてよ。
お任せします(*^^*)』
すると指を絡めてきて
『オレに任せたら、休憩する所に行っちゃうぞ。』
『いいよ。』
本当は、心の中でガッツポーズした(笑)
でも、
若干の不満はある。
お風呂に誘われたから照明を落として入った。
初めて Nさんと一緒に入るお風呂。
当然、
イチャイチャしてくれるもんだと思ったら、
浴室のテレビを少し見て、
先に上がっちゃうし(´-ω-`)
気を遣ってたのかしら。
それにしても、
私に触れることなく上がっちゃうなんて…
老夫婦ですか?
少し
温度差を感じるけれど、
そこは慣れてかなきゃならないんだろうなぁ。
そっちの回数も全然減っちゃったし、
スタイルもまったく違うけど、
愛されてるって実感はある。
『ぷくぷくさんは
ほんと元気だね(^◇^;)』
(はい、
20代の彼と付き合ってましたから…)
『そんなことないよ。
私ももうバテバテなの。
頑張ってくれてありがとうね(^^)』
Nさんの頭をギュウっと抱きしめた。
今一番 愛おしいのはこの人だもの。