書いてみたいな…
と思ってた小話ですっ!
苦手な方はback(・△・)ノ
大丈夫な方はスクロール☆








ある天気のいい午後
僕はある場所を目指した





シ「浅葱!浅葱…いるかな?」



浅「えぇ、いるわ」



僕の呼び掛けに屋敷の窓から愛しい彼女が顔を出す。
それだけで僕の心は満たされる

でも

今日は僕だけでなく浅葱の心を満たしたい



浅「また迷ったの?」



クスクスと上品に笑う彼女に一瞬見惚れるも目的を思い出す




シ「今日は違うんだよ…いや、違くはないのかなぁ…浅葱に見せたいものがあるんです、今日は、」



浅「体調はいいわ、少し待っていてね」




ものの数分で浅葱はお屋敷から出てきた。




シ「君に見せたいものがあるんです、僕と一緒に出掛けませんか?」



浅「えぇ、そのつもりよ」




僕より小さい彼女の手をとり歩き出す………歩き出すこと数十分



シ「あれ?」




僕としたことが…
どうやら迷ったみたい



シ「…ごめん、浅葱」



浅「シナモン見て?」



シ「えっ?」




浅葱の指差す方へ目を向けると視界一面に広がるチューリップ畑
誰かが手入れしているわけでもなく自然と花開いたようです




シ「きれい」




浅「そうね、私…シナモンと見れて嬉しいわ」



シ「きれいだよ、浅葱」


浅「ちょ…ちょっと」



シ「チューリップをバッグに佇む姿すら一枚の絵画のようです!」



浅「あ…ありがとう」




恥ずかしそうに頬を染める浅葱はやはりチューリップよりもキレイだと思った。

君が居れば僕の視界は幸せの色で溢れ出す
これを口に出せば浅葱の顔は薄紅の頬だけでなく顔を真っ赤にしてしまうでしょうね。



***


シナモンと浅葱ちゃんはいろいろ書きたいネタがあるのになぜかこんな緩いネタが…!!
ほのぼのした二人が書きたかったのですが…個人的に浅葱ちゃんがシナモンの一手先を読んでいるのにたまに崩されるような関係だと可愛いです(*´∀`*)


みすず様、浅葱ちゃんお借りしました