強いて言うならギルエリだっぜ。1よりえろーんなので追記からだっぜ。
英以外普攻め2
・悪い子はいねーがー
「くっ…プロイセンに全然追い付けねぇ…!すばしっこいのも問題だな…」ダダダッ
「おい」
「アイツ、また触手に襲われてたら……くそ、俺がいない所でやられんのは何かムカつく…。どうでもいいけど、なんかすっげームカつく!」ダダダッ
「そこのおめぇ、聞いてっか?」
「何だようっせーな!俺は今急いでんだから…」
「あ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「ス、スウェーデン…!」
「こんにちは。イギリスさん」
「フィンランドまで……二人揃って何の用だ?」
「またまたー変なこと言わないでくださいよー。なかなか帰って来ないから、僕達が迎えに来たんじゃないですか」
「は?」
「おめぇ。ウチの子、どした?」
「シーランドはどこですか?」
「あ…」
「今、世界中で触手に襲われる事件が続出してるでしょう?イギリスさんの傍にいるから安心とは思うんですが、やっぱり心配になっちゃって。ね、スーさん」
「んだ」
「あー…そ、そうだな…。シーランドは…その…えーっと……」だらだら
「どうしたんですか?」
「まさがいねぇのか…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「そ、そんなワケねーだろ!ハハ…ハハハ……じゃ、俺はこれで」シュバっ
「えぇっ!?何で逃げるんですか!?」
「後ろで突っ立ってる巨人がめちゃくちゃ怖いんだよばーか!シーランドは後で必ず送り届けるから俺に構うんじゃねぇ!」
「………」ドドドドドドドドド…
「ひぎゃあぁあぁああああっ!!!無言で追いかけてくんなぁあぁああああああっ!!」
「逃がさんど」ぐいっ
「うぐぇっ!」べちゃ
「フィン、捕まえた」
「ありがとうスーさん。イギリスさん、真実を話してください。別に怒ったりしませんから」
「既に怒ってんだろ!何だコイツの威圧感!」ぎゃいぎゃい
「怒っでね」
「そうですよ。スーさんは元々顔が怖いだけ…」
「あ?」
「いやいや何も!スーさんは優しい方ですよ!強くて頼りになってとっても格好良いお方です!」あせあせ
「……ありがど」ぽっ
「な…何だコイツら…。まぁいい、今の内に…」
「ふははははは!ここにいたか黒の勇者!」
「ア、アクマロス…!」
「えぇー!?シーランド、何で空に浮いてるの!?危ないから降りてきなよー!」
「馬鹿、逃げろ!アイツに関わるな!」
「はい?」
「遅い」ピコーン
「うわぁっ!しょ、触手がぁ!」ねばねば
「フィン!シーランド、何すっぺ!」
「貴様に用は無い」ピコーン
「ぐっ…!」
「ふむ、封印を解いた貴様らが勇者だったとはな」
「知ってんのかよ…」
「四人の勇者こそ我が脅威。だが、目覚めているのは黒の勇者と白の勇者だけのようだ。貴様らは、赤の勇者と桃の勇者を見つけてはいない」
「……それがどうした」
「フフフ…ならば先手を打てるというものだ。四人の勇者が集うことは無い。永遠にな!」
「待て!それはさせねぇ!」
「さらばだ、黒の勇者」ビューン
「くそっ…!アクマロスの野郎…!」
「イギリス、子供の躾は親の仕事だべ。何が起きたか話してけ」
「……分かった。だがスウェーデン、その前に俺の乳首を触ってくれ」
「あぁ…?」
「か、勘違いするなよ!俺は別に変態じゃないんだからな!」
「おめぇ…シーランドにも同じごとさせだのか…?」
「違う違う!話せば分かる!だからまず俺の乳首を…!」
「捻り潰す」
「違うってんだろ!おいフィンランド!コイツに人間の言葉を教えてやれ!」
「ひぐっ、もぉ、酷いですよ二人ともぉ…僕のこと忘れてぇ…」ぬちゃあ…
「「あ」」
・通常運転…?
「たどり着いた…!大丈夫かハンガリー!カッコイイ俺様がお前を助けに来てやったぜー!」
「ありがとうプロイセン!待ってたわ!さぁ早く例のモノを!」
「ふぁ?触手は?」
「そうなのよ!突然現れた触手がオーストリアさんを襲って大変なことになってるの!もうこっちは、写真も動画も撮りすぎて容量パンパン!プロイセン、替えのSDカード持ってきてくれたんでしょ?」
「持ってねーよアホ」
「えぇ!?『お願い、(映像に残せなくて)もうダメ、(私の萌えを)助けてプロイセン』って頼んだじゃない!」
「頼まれてませんドアホ」
「何やってるのよ!触手に弄ばれるオーストリアさんを見届けるのが私に課せられた運命なんだから!」グッ
「無駄な使命感を燃やすな!ってことは、助けが必要なのはコイツじゃなくて…」そろーり
「ひぁあっ、…!私は、もう、あんっ、ふっ、お、おかしくなってしまい、ま、…あぁっ!も、やめてぇ、くださ…い、は、いいっ、あぁあぁああっ!!」ぬちょぬちょ
「うわぁ…えんろー…」ぼたぼた
「はいティッシュ。でしょ?すっごくエロいでしょ?」
「でも助けろよな。あのままじゃメガネ壊れるぞ」
「買い換えればいいじゃない」
「俺は本体の話をしてんだ!早く助けてやれ!」
「あのねぇ…私だって最初はフライパンを駆使して触手たちに立ち向かったわよ。でも、埒が明かないのよ。いくら倒しても次から次へと襲ってくるんだもの。だから開き直って、この事態を大いに楽しむことにしたの。触手萌えはぁはぁぐちゃぐちゃオーストリアさんはぁはぁ」
「ただの現実逃避じゃねーか!しかし、フランスもアメリカもそんなことは無かったぞ。オーストリアは、触手を呼び寄せるフェロモンでも発してんのか?」
「あ…いや、オーストリアさんじゃなくてね、」
べちゃッ
「はぁ…はぁ…や、やっと、終わりました、か…」でろでろーん
「おっ?触手がメガネを解放したぞ?」
「ごめん…言ってなかったんだけど…」
「ハンガリー…なぜ、まだここに…。早く、お逃げ…なさ、い…」
「で、でも、オーストリアさんを残して逃げるなんて出来ないじゃないですか!だから、プロイセンを呼んで…!」
「この…お馬鹿さん…が…」バタッ
「……お前、メガネの痴態にひとりニヤけてたんじゃないの?」
「そんなワケ無いでしょ…!撮ったのは最初の5分間だけよ…!」
「だったら、さっきのは…」
「いいからオーストリアさんを拾って逃げましょう!私ひとりじゃ手に負えないわ!」
「ふぇ?」
「何故か知らないけど、触手達が狙ってるのは私なの!オーストリアさんは私を庇ったのよ…。お願い…助けてプロイセンっ!」
「!!」
・桃の勇者
その言葉を示すように、触手が一斉にハンガリーを襲う。プロイセンは寸での所で彼女を背負い、走り出した。逃げ足の速さならピカイチだ。一目散に駆け出すと、背中のハンガリーが焦り出す。
「待ってプロイセン!オーストリアさんがまだ…!」
「向こうの狙いはお前なんだろ!だったら、ここを離れた方がメガネだって安全だ!」
「そうだけど…!」
「っつーかお前、重くね?太った?」
「ふ、太ってないわよ!失礼ね!」
ケセセと笑うプロイセンに、ハンガリーは無言でフライパンを取りだした。
「げ。何してんだ」
「アンタじゃないわよ。近づいてきたのをこうやって…」
絡みつく触手に強烈な一撃をお見舞いすれば、敵は鈍い音と共に消滅する。器用な真似には称賛の一言であるが、触手は無限に襲いかかってくるため効果は無い。自身と背後の息が荒くなっていくのを感じ、プロイセンは顔をしかめた。
「やべぇな…マジでキリ無ェじゃんか…」
「ごめん…」
「お前が謝るこたねーだろ」
「でも…私のせいで、こんな…」
ギュッと掴まれ、プロイセンは益々顔をしかめた。コイツのことだから、「もう下ろして!私ひとりで戦うから!」なんて言い出すんじゃなかろうか。
そんなことは絶対にさせない。そもそも、巨乳が背中で揺れてるだなんて超超超貴重なシチュエーションなのだ。おっぱい星人としては、出来るだけ長くこの感触を楽しみたいところである。それに、この事態はアクマロスの封印を解いた自分に非がある。残り二人の勇者ならともかく、コイツがあれこれ悩む必要なぞ一切……
「あ…もしかして…」
「……プロイセン。もういいわ、下ろしてちょうだい。私ひとりで…」
「ハンガリー。頼みがある」
「え?何?どうしたの?」
「俺の胸、触ってくんねぇか?」
「はぁあ!?」
背後から素っ頓狂な声が上がる。
「な、何言ってんの!?どうしてこの場面でド変態発揮してんの!?ふざけてると殴るわよ!」
「いいから触れ。後ろからでも出来んだろ」
「ちょ、ごめん、意味分かんない。何これセクハラ?アンタ、逆セク願望でもあったの?」
「いいか、布越しじゃダメだかんな。服めくって直接さわって……うごぉっ!」
ガンと頭に強い衝撃を受け、プロイセンは前のめりに倒れ込んだ。両手が塞がっていたため、受け身が取れずに顔面スライディングである。痛みに悶絶するプロイセンの上には、ハンガリーが真っ赤な顔で馬乗りになっていた。右手にはフライパン。もちろん、先ほどプロイセンの脳天を直撃させた恐ろしい凶器だ。
「アンタねぇ…!そんなに胸が弄りたいんだったら、ドイツさんとかフランスさんに頼みなさいよ!おばか!」
「俺はお前に触ってほしくて…」
「何よそのBLに不要な性癖!変態変態ド変態っ!」
「は…早くしないと…」
敵に追い付かれる。言うが早いが、触手がハンガリーの身体目掛けて飛びかかってくるのが見え、プロイセンは慌てて彼女の身体に覆いかぶさった。触手が絡みつき、消化液により服が溶けていく。全身をまさぐる感触に顔を歪めるプロイセンに、押し倒されたハンガリーは目を見開く。
「な…何やって…!」
「うぁあっ…やだ、すっげぇ気持ち悪ィ…」
「プロイセンっ!ごめん、いい、どいて!私が行くから!盾になんかならないで!」
身体を押しのけようとするハンガリーだが、プロイセンは動かない。
「はやくぅ…さわれ、ってのぉ…あんっ、恐らく、お前は…」
「な…何よ…!何でそこまで…!」
いつも気丈なハンガリーの目に涙が浮かび、プロイセンは彼女の頬に手を添える。
「言ったろ…助けに来たって…。俺がいんのに…はぁっ、そんな顔、してんじゃねぇよ…」
お願いだ。触ってくれ。触手は淫猥な音を響かせながら、プロイセンの全身を犯していく。それにも関わらず、この男は笑顔を見せている。紅の瞳に映るその人を悲しませないために。
「あっ、ふぁあんっ!やん、早くぅ…あ、ふっ、しろってのぉ…!」
ハンガリーは呆然としながらも手を伸ばす。右手を首に回し、左手は胸板に向かう。程よく引き締まった身体に触れる。かつて憧れていた肉体がそこにはあった。
「もっと…あんっ、下、だろ…」
「ごめん…」
「泣くなっての…。お前が泣くと悲しくなっちまう…」
「ごめん…ごめんねプロイセン…」
「だからぁ…!」
プロイセンは、ハンガリーの首元に顔をうずめた。
「俺様が…泣き虫なの、知ってるくせに…」
それまで敢えて距離を取っていたものの、抱きしめたことにより彼女の服までもが溶けて行く。そして、豊満な胸が光り輝いたのを見届け、白の勇者はその場に崩れ落ちた。
「……ありがとう」
男を静かに横たわらせ、フライパンを手に取った。体中に力が漲っている。恐れを為した触手達が後ずさろうとする中、ハンガリーはフライパンを握りしめる。
「逃がさないわよ…!覚悟しなさい、触手共!」
こうして、桃の勇者は覚醒を果たしたのであった。
・合流と非合流
「……ふぁ?」
「お前、必ずその第一声なんだな」
「イギリス!あれ?ハンガリーは!?」
「いるわよ。イギリスさんから大体の事情は聞いたわ。私達がアクマロスとかいうド変態野郎を倒さなきゃいけないんでしょ?」
「おー!やっぱお前も勇者だったのか!なら胸を見せ…「誰が見せるか!」ドゴッ
「すげーやらしいぜ。まっピンクのハート乳首でよ」
「あのねぇ…それは言わない約束じゃありませんでした?」ぴきぴき
「ふん、俺とプロイセンを別行動にさせた罰だ。一人になったおかげで、こっちは酷い目に遭ったんだからな」ひりひり
「イギリス、よく見りゃ体中傷だらけじゃねーか。どうした?」
「スウェーデンさん達に変質者と間違えられて、こっぴどく取っちめられたらしいわよ」
「なっ…!てめぇ、それは言わない約束じゃ…!」
「さっきのお返し」べー
「くそう…。ともかく残る勇者はあと一人だ。ソイツの元には、ハンガリーのように触手がタカってると見て間違いないだろう。アクマロスは四人の勇者が集うのを恐れているからな」
「最後の一人となれば、尚更そうよね」
「一体誰なんだろうな…。無事だといいけど…」
「実は、見当は付いてんだ」
「ふぇ?そうなの?」
「アクマロスによれば、残る一人は“赤の勇者”。その上、文献からこんな記述を見つけたんだよ」
黒の勇者は闇を呼び出し
白の勇者は穢れを浄化し
桃の勇者は禁断の実を手にし
赤の勇者は情熱を絶やさない
「もう分かるだろ?」
「ああ、中国のことか」
「何でだよ!赤から安易に連想しすぎだろ!」
「でも赤だろ?赤って言ったら…」
「日本さんのことじゃない?(二次元にかける)情熱を絶やさないっていう意味で!」
「カッコ付け出したら、誰にでも当てはまるだろうが!…ほら、アイツだよアイツ、トマト臭い例の男」
「ロマーノ?」
「…の、親分とかほざいている野郎」
「分かったわ!ローマお爺さんね!」
「ちげーし死んでるしほざいてないし!だぁあっ!テメーら、ワザとだろ!」
「ははは。イギリスこそワザと名前言わねーんだもん」
「い、いいだろ別に。言いたくないんだから」
「ばっかね。イギリスさんは、BL的萌え要素を提供してあげてんのよ。英西英ファンの教祖なのよ!」
「配慮なんかするか馬鹿!」
「もしや天然でファンサービスを…!?やだこの人…天才だわ…!」
「そんな天賦の才能いらねーよ!!」
「んで?赤の勇者は、スペインだって分かってんだろ?なら、さっさと行けばいいじゃねーか」
「そうなのよ…私はそうしたかったんだけど…」
「四人の勇者が揃わなきゃ意味が無ェ。だから、俺達はお前が起きるまで待ってたんだ」
「と、言って聞かなくて…」やれやれ
「マジで!?悪かった!俺様も復活したことだし、今すぐ出発しようぜ!きっと、スペインは俺達の助けを待ってる筈だかんな!」
「ふぁあ…やっべーな。眠くなってきた。寝よ」
「へ?」
「プロイセン、隣開けろ。仕方無いから添い寝してやるよ」
「俺様、目覚めたばっかなんだけど」
「もっと寝とけって。アクマロスとの戦いに備えてよ」
「ソイツと戦うためにスペインの元に行くんじゃねーの?」
「っつーか、何で俺らがわざわざ出向かなきゃいけねーんだよ。今、窮地に陥ってるのは向こうだろ。助けが欲しいんだろ。だったら、『お願いします、助けてください』ってアッチから土下座するのが筋ってもんじゃねーの?なぁ?」
「ふぁ?」きょとん
「はぁ…やっぱりね…。イギリスさん、スペインさんのことが気に食わないから助けたくないんでしょ?」
「当たり前だろ」
「ばかね!そんなこと言ってる場合なの!?今こそ力を合わせる時じゃない!」
「黙れ巨乳女。心優しい俺は、既にアメリカとスウェーデンをアレの元に向かわせてんだよ。あとフランスも生贄に差し出してんだよ。ついでに、日本も撮影係として派遣したんだぞ。ここまでやってやったんだから、もう充分だろ。俺達に出来ることはもう何もねーよ。アレの無事を呪…祈って寝ようぜ。果報は寝て待てだ。おやすみ」ごろん
「おやすむなァ!ちょっとプロイセン!アンタからも言ってやりなさいよ!子供じみた意地の張り合いはもうよせって!」
「イギリスぅ…もう、よせよ、そこは…あんっ、だめぇ…」ぴくぴく
「何してんだ変態紳士ィィィィィィィィ!!!!!」
ドゴォンっ!!!!
「「!?」」
・赤の勇者
「フフフ…ハハハハハ…探したでぇ!毛ェ!」
「スペイン!お前、無事だったのか!?」
「おーそら無事や。ロマーノもろともたーっぷり遊んでもろたけどな」
「え…でも触手が…」
「全部倒した」
「えぇ!?」
「嘘でしょ!?無限大に溢れてくるのよアイツら!」
「正確に言えば、どっかの誰かさんと違って俺を助太刀してくれたロシアが全てを凍らしてくれてなぁ…。それも、アメリカがプライド投げ捨てて応援呼んでくれたからの賜物なんやでぇ……ほんまどっかの誰かさんとは大違いやわ!なぁ、毛ェェェ!!」
「う…なんか関わらない方が良さそうな予感…」
「そうね…一緒にイギリスさんの後ろに隠れておきましょう…」こそこそ
「けーけーうっせーな。誰だテメェ」
「お前が見捨てた赤の勇者や!」
「ハハハ、勇者の証も無いくせによく言うぜ。偽物が本物に立て付いてんじゃねーよ」
「お前かて、よくもそんな口きけるなぁ…?俺を放置したのはソッチやろ!」
「僕ちん、最後の勇者を探せなかったんですー」きゃるん
「嘘付けェ!『多分アレだろうけどアレだからアレしとく』ってフランスにポロリしたん知ってるでぇ!」
「何で通じてんの?」
「英西英は以心伝心カプなのよ!」はぁはぁ
「お前がどう喚こうが、勇者の証が無い限り偽物に過ぎねーんだよ。認めてもらいたいなら、証を見せてみろよ。テメェに出来んのか?あぁ?」
「出来るわボケ。赤の勇者たる俺がここにいる誰かの胸に触れば、証は発動する。そうやろ?プロイセン」
「お、おう。俺様だったら、いくらでも協力を…「ダメだ。プロイセンに触ることは俺が許さねぇ」
「はぁ?何いっとんの?」
「癪に障るんだよ」
「なんや。惚れとんの?」
「ああ。お前よりはずっと」
「へーあほらし。せやったらハンガリー、お前の胸を…「悪ィ…それは俺様が許せねぇ…」
「はぁあ!?さっき何でも協力したる言うたやん!」
「でもよ、幼馴染の俺様だってコイツの超えんろいピンク乳首見てないのに、赤の他人のお前が見れるってのはおかしくね?」
「赤の他人ちゃう!赤の勇者や!っちゅーかプロイセンの許可は要らんやろ!ハンガリー!お前のおっぱい触らしたってくれや!なぁ、スケベしようや!」
「無理・キモい・無理」
「何でぇ!?」
「フハハ…人望が無いってのは哀れだな」
「お前にだけは言われたかないわ」
「となれば、残された道は、俺の乳首を触ること…。だが、俺はそう簡単に胸をさらけ出すような男じゃないぜ?」マユゲーン
「ハッ、精々カッコ付けとけドアホ。こちとら触手と何千何万回戦って、すこぶる強くなっとんのやで。お前のちっぽけでしょぼい魔法如きに負ける筈無いやろ」
「おーおー。無知ってのは怖いな。俺は端からマックスレベルなんだよ。そして、勇者の証があると無いとじゃ発揮できる力は雲泥の差。すなわち、お前が辿る未来は敗北のみだ」
「そんなんやってみな分からんやろ!行くで!レッドオーシャン!危険区域に引きずり込めェ!」
「堕り立て、ダークエンジェル…闇の気配を感じます…」
わーわー
「なーんか、あの二人だけでアクマロス倒せそうな雰囲気よねー」
「二人とも、めちゃくちゃ強いしなー。ていうか、俺様も必殺技欲しいんだけど!超カッコイイ!」
「只でさえ中二病満載な外見なんだから、そういうのはやめときなさいよ」
「欲しいー欲しいー!『マリアの導き…慎重に進みなさい…』とかやりてぇー!」
「某シャダイに影響されすぎでしょ…」
「ところでよ」ちょんちょん
「ん?」
「今の内に、ピンクい胸見せてくれ「お断りします」ドゴッ
「い…痛い…」スンスン
「それくらいで泣いてんじゃないわよ。……ほんと、泣き虫なんだから」くすっ
「何笑ってんだ?」
「ううん。何でもないわ」くすくす
「んだよ」
「いいのいいの。アンタはそれでいいのよ」
「??」
‐‐‐
オーストリアさんやらシーランドやら色々放置したまま終わり。趣味全開ですね!
ほんとは、(最近ハマってる)ぷーたんにちょっかい出すウクライナ姉さんに嫉妬するガリさんを書きたかったんですが、入らなさそうだったのでやめました(笑)普攻めと言いつつ全然攻めてませんでしたが、個人的には楽しかったのでヨシとするか!自己満ですみません!
では、リクはこれにて全て終わり!お付き合いいただき、どうもありがとうございましたー!
最後にひとつだけ別件ネタやって第一弾終わらせて頂きますゆえゆえ!折りたたみ方式なのです。