黒の生糸は月夜に照らされ

彼の人に会いたい でも会えない
嗚呼 モドカシイ 私は只 人肌が恋しいだけだというのに。




白い肌に福與かな頬
紅い唇に輝く髪の毛

美しいでしょう?
貴方にもっと見て欲しくて
指を絡ませ熟れた果実を口に含む 熱は貴方に愛を注ぐ
花のように美しく
月のように力強い
貴方には勿体無い程でしょう?
さあ 少しでも刃を此方へ向けて見なさい
きっと貴方は苦しくて身を枯らす


桜をあしらえた逸品もの
歩けば平伏す奴隷達
触れる事を許されるのは そう
私の黒を独り占め 貴方だけ


神々は私を誘う
白の衣を身に纏えば

輪廻阿修羅 統一世界

つまり 嗚呼 私がこの世界の創造神

差し込む光でさえ従順な僕

ねえ 誰がこの身を奪えるだろうか?



触れる睫毛でさえ
夜の虫を焼き殺すのだ



強かなまでに魅惑的な身体
色付けられた汚れたもの

何処まで貴方は堪えられるのだろうか?




瞳に映る四季自然
鹿の鳴き声
散らばる紅葉
若い女










私が女王















愚民共よ、
私の足に成りなさい