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つなぐ手と手


クラップありがとうございました^▽^

とりあえず昨日のご報告をば。
Twitterには書いたんだけどね、
「うちでは無理です。」
って言われたよ。

やっぱり抜くしかないみたいだ(´・_・`)

カウンセリングの前に
写真撮ってもらったんだけどね
それ見ながら話聞いてたんだけど
自分の歯並びの悪さに唖然だったよ。

こんなにひどかったのかーって驚愕。
あまりのショックで先生の話が
最初全然耳に入ってこなかったよ。

それぐらいショックだったし、
出来ませんって断られたことも悲しかった。

胸をえぐられたかんじ。
ぽっかり穴があいたんだ。

「わざわざ朝早くから
ご足労いただいたのにすみません。
この機会ですので他になにか
聞いておきたいことなどありますか?」

先生はとっても優しくて親切だったよ、
でもその優しさにまた泣きそうだった。

ボーッとしながら医院を後にした。

帰りに受付の人から診察券と
プライバシー保護の規約の紙を
渡されたんだけど、
うちでは出来ませんって断ったのに
もう二度と来ないのに、
なんで渡されたんだろう、
なんてカードを見ながら思ったよ。

気づいたら洋服屋さんに入ってて
ぽっかりあいた穴を埋めるかのように
買い物してた。ニットとシャツ。
ずっと欲しかった色だったし
安くてかわいかったのも事実。

でも、なんでか満たされない思い。

悪循環だなあ。

全てに嫌気がさしてきたから
その後すぐに 売り場をあとにして
電車に乗って大好きな平の待つお家に帰ったよ。

平は駅まで迎えに来てくれて
わたしの食べたいものを
食べにつれてってくれたよ。

チキン竜田とポテト食べたあとに
先週見に行けなかったから
携帯で自転車調べようとしたら
「さて、自転車屋さんにでも
行きますか^^」って。
まるでわたしの行動を見透かしたかのような言葉。

思わず『なんで分かったの?
わたし今調べようとしてたよ』
って言ってしまったよ。
目が飛び出そうなくらいビックリした。

渋滞に巻き込まれながらも自転車屋さんへ。
展示品が欲しくて眺めていたら
平がわざわざとってくれたよ。
こういった優しさが傷心にしみる。

折りたたみ自転車が欲しかったから
挑戦してみたけど難しかった。
わたし、折りたたむ力がなかったよ。

慣れだよって平は笑って慰めてくれたけど
ずっと下を向いているのも辛かったし
上手く出来ないしでいじけた。

平は軽々やってのけるから
器用だなあとも思った。

帰り道も混んでいた。
太陽の光が暖かくて眠くなった。

「眠い」運転席から平が呟く。

今日は考えることが
オソロイことが多いなあ。

お家に着いてからはお昼寝したよ。

よしよしって頭なでたあとに
力いっぱいぎゅーってしてくれたよ。
おやすみのちゅーも欠かさないの。

平が布団干してくれてたから
お日様と平のにおいが混じった
幸せを感じさせるにおいに包まれながら
嫌なことを忘れるように願って眠った。

でも、やっぱり無理だった。

起きた瞬間にフラッシュバック。
「うちでは出来ません。」の言葉。


2人で夕飯の買い出しに行って
狭いキッチンなのに並んで調理した。

スープをかき混ぜながら
隣で鶏肉を切る平に報告。

気にしてないよ、ってフリして明るく話したよ。

平は今回も黙って聞いてくれた。

夕飯食べたあとはネットで
抜かない歯医者さん調べた。
やっぱり抜きたくないって気持ちが
どんどん強くなってきている。

よほど難しい、切羽詰まった顔を
わたしはしていたんだろうね。

「いつまでにやりたいとかあるの?」

隣でゲームをしていた平にふいに話しかけられた。
なぜだか上手く答えられなかった。
『早く始めればその分だけ早く終わるから‥』
そう答えるのが精一杯だった。
お昼の言葉が脳裏を過って
また泣きそうになった。

とりあえず次にカウンセリング
受けたい医院を見つけたから
自転車調べてみた。

「なんかいきなり明るい話題になったね」
平に言われて、自分がどれだけ
暗い顔してたのか分かった。


「あせる気持ちも分かるけど
ゆっくり決めようね。
自分にあったところ、
納得いくまで探そうね
大丈夫だからね。」

そう言って力いっぱい抱き締めてくれたよ
まるで小さい子をあやすかのような口調だったけど、
わたしをすごく楽にさせてくれた。


好き。


わたしはこの人を好きになって
本当によかったなあ。
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