言ってあげたい事は言ってほしい事

守ってあげたいなとか健やかでいてほしいなと思う人に出来る事がまだあんまりないんだけれど「あなたの存在は最高」という気持ちはちゃんと伝えるよう努力している
これは多分自分で自分の存在を疑う日がある事が関係していて、好きな人間にはなるべくそういう日が来ないでほしいと思う為だ

頭の回転が鈍くなったと感じている場合じゃない

まだ若者で就活してた頃一次面接で「彼氏はいるの?」「休みの日は何してるの?」など二人の面接官に口々に訊かれキモくなり二次面接で本当はかなり不健康体な事などをアピールしまくり無事落ちた事があったけど、当時は当時で小賢しかったけど今そういうシーンを目の当たりにしたならと思うと、本当賢くならなければと焦るよ、若者が不当に傷付く事が本当に嫌だ

嘘であってくれた方が良いくらいだよ

今回のマリエさんの話や、少し前の愛内里菜さん、時々ニュースになる一般女性たちの、過去のセクハラやパワハラについての告発に「何で今さら」って反応をする人たちの感覚ってのは不思議だ
被害当時の年齢、加害側の社会的パワー、今のように発達していなかったSNS等、公にするには被害者側の不利となる条件が多過ぎたと想像するのってそんなに難しい事なんだろうか
それに、年を重ねてやっと実感出来るおかしさというものは確実にある
自分があの頃の加害者達の年齢に近づくにつれて、当時の自分と同じ年齢の若者たちを見るにつけて、このようなまだ幼くもある存在に酷い事をする大人が居て良い訳がないと強く感じる瞬間が増える
守るべき側に立ったのだと、恐れているばかりではいけないのだと覚悟する時が来る
日々生きてりゃどんなに目を逸らしていたってそれくらい分かるだろう
実際がどうあれ彼女たちの事を「自分可愛さで言ってる嘘」という目で見られる人は自分だけが可愛いままの悲しい人だよ
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