透明感

話題:あーもー、好きだー

離れてしまうのかな、と不安になりながらもどうせ来ないだろうからと、送る内容を悩んでいたら、ちゃんと返信をくれた。あんなに怒っていたにも関わらず、あたしと向き合おうとしてくれる彼とあたしもちゃんと向き合わないと。手遅れになる前に、後悔したなら取り返さないと、急いで。

毎週、楽しみにしている恋愛ドラマたちから学んだり、共感して胸が締め付けられたりしながら、恋って、あまくてにがい、と改めて思わされた。

好きなんだ、心はそう言っている。あたしは、あの日の彼を信じている。恋をするとなぜ、こんなにも可愛いげがなくなってしまうのだろう。素直さが大切だってこと、頭ではわかっているのに、行動には移せない。それが、きっかけで傷つけて、溝を生んでしまうのは情けなく、そして、なによりもつらい。好きだから、幸せにしてあげたい。守ってあげたい。その気持ちを忘れずに、抱きながら接していたら、伝わるかな。あたしの愛も、あなたに届けばいいのに。

話題:今日の出来事

片思いかもな彼に、メンヘラ直してからじゃないと迷惑だと言い放たれ、ショックを受けていた昨日。友人たちに相談すれば、あさのはメンヘラじゃないし、変わらないでいいよ、そんな男のためにと笑われてしまった。そんなに悩んでつらくなってるのが、いつの日か彼に伝わればいいよねとか、あさのの味方だよとか言ってくれたのが本当にうれしかった。それと同時に、自分のことのように傷ついて、怒ってくれる人がいることを再認識し、大切だなと。身近すぎて忘れがちな人たちのこと、もっと大切に見つめていたいなと思った。笑って、泣いて、悩んで、楽しんで生きたいな。

昨日がうそのようにラクになってて、キラキラ王子様たちに癒されて、あたしには素敵な人たちが周りにたくさんいて、会いたいって言ったり言われたりして、大切にして大切にされて、そういうの恋を煩って、彼だけに集中しすぎて、趣味、彼。恋愛中毒みたいになってるのよくないね。楽しみを共有できてはじめて、さみしさやつらさも共有できるのかもね。キラキラを知って、よわさを知る。どちらかだけなのは、上っ面だけをなぞるような恋なんだろう。

過去が、現状を理解しようとすることを阻む。信じたいという気持ちだけが先行して、忘れていた愛されるということ。鳥籠に囚われてしまったかのように閉じ籠り、真っ暗な未来ばかりを映す瞳や、再生させる脳を止めてくれたのは、希望と言う名の日常だった。