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あの空間を想い出にだきしめて

話題:一緒にいられる時間を大切にしよう

昔からひとりで映画はよく観にいっていた。彼きっかけで夢中になったマーベル作品をはじめ、彼とは結構映画を観にいく。あたしが観たい作品の場合も彼が観たがった変わった作品も。去年はツルネ、チェリまほをひとりで観にいき、ほかは彼といっしょに鑑賞。ひとり映画もいいけれど、やっぱり感想をすぐに言い合えるのっていいなぁっておもう。

去年観たなかでのベストは、すずめの戸締まり、SLAM DUNK。どちらも圧倒的な映像美に吸いこまれるように最後までドキドキ、感情がゆさぶられた。すずめの戸締まり、エンドロールになった瞬間のもうおわり?もっと観たい欲はすごく、観終わるのがさみしくて涙が止めらなくなった。SLAM DUNKはもう新感覚。なにこれ、新しい。最先端。漫画のアニメという井上雄彦先生にしか成せぬ技。どちらももう一度観たいとおもいながらタイミングを失っている。公開がおわるまえにぜったいにいきたい。

お家で観る映画もすきだけれど、映画館で観る映画の感動って、あのおおきなスクリーンや迫力ある音とかその場の空気感とか思い出になるのもふくめて、映画館で観られるのが期間限定のもあるからなんども行きたい作品はちゃんと足を運ぶべきなのだなと過去作でだいすきになった作品を観ながらおもう。

2023年


遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。ことしもよければ、このブログを読んでくださるとうれしいです。

去年もことしも相変わらず、彼とは喧嘩する日々。彼の性格をわかっていても言い返してしまったり、別れるとすぐ言う彼へのストレスがガツンとこころに負荷をかける。なんであんなにも容易く、別れると言えてしまうのだろう。本気でおもっているのだろうか、その真意を確かめる術をあたしは持っていない。ことしは喧嘩すくなめでおだやかに暮らしたい。



疎遠になったひととまた出会ったりするのがSNSで、再びめぐり会うことはうれしいけれど、相手の変化をかんじるさみしさもある。会おうって誘われるのもうれしいのに若さだけで会えていた無敵さを失ったあたしはもう会う勇気をあまり持てないのかも。記憶のなかのあたしのままで留めておきたい想いもある。あのころのあたしじゃない、歳をかさねて、彼はあたしの知っているひとではないみたいに自然にお店を予約しようとして、大人になっている彼のこなれ感にさみしさといまのあたしが会っていいのかという悩みを生じさせる。若かったころは、あんなにもかんたんに彼と会えていたのに。時間はあたしを臆病にした。会いたいけれど会いたくない。せフレとか恋とかそういう間柄でもないし、ただの友人なのに、会っていいのかもわからなくて恋人や身内以外の男性と会ったのなんて、親友の彼氏を除いたら数年もないことに気づく。それだけ関わりのない人生を送っていれば自信も失うわけで、あたしはほんとに彼と会うのか連絡のラリーを交わしながら、彼の提案する日時に合わなくて、また今度をしれっと匂わせてもまた別日を提案してくる彼に、あたしはもう会うしかないのだろう。年が明けてからこんな再会が待っているなんておもってなかった。もう二度と会うことなどないと、あたしと彼の人生が交差するなんて。人生はわからない。

ことしもこのブログを読んでくださるすべての方にとってすてきな一年になることをお祈りしています。
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