Q:白黒付けたがる性格を治したいです。
私は27歳の女性ですが、ほとんどの物事に対し、白黒ハッキリとさせたい性格です。
昔はそれが正しい?と思ってました。
しかし最近は、グレーでOKができれば、結局上手く物事が進むパターンもあり、グレーも寛大に許せるような性格になりたいです。
どうしたらハッキリ白黒付けず、グレーが許せるでしょうか‥。
恐れ入りますが、アドバイス頂けますと幸いです。

A:世の中には、以前のあなたのように、白黒つけないと嫌だという人も多く、人をひどく非難したり、自分の主義を押しつけたりする人がいます。本人は正義のつもりですが、結局は相手を不幸にし、自分のストレスを溜めるということをしています。
ある程度グレーの方が、相手を追いつめず、自分のストレスも軽減できます。ただし、重要な問題を先送りにしていくと、双方で良いように受け取り、清算の場、ゴール地点でで修羅場になることもあります。必ずしも、グレーが最善というわけでもありません。

グレーの有用性をしりつつ、危険さも自覚しながら、うまく使えば良いのです。
白黒つけるのが正義、グレーがごまかしと思っていたら受け入れられません。

白黒つけるのは、相手を負かすか、自分が折れることです。負けることもありますが、潔さで相手に一目おかれることもあります。
綺麗な論理で、相手も「そうかな」と思わせることができたら、勝ちです。勝っても恨まれず、尊敬されます。

グレーはとりあえず、相手の意見を引き出すことができます。全面譲歩ではないので、相手も遠慮しながら、意見を言います。
お互いに混沌とした中で、相手が敵なのか味方なのかを探ることができます。相手の懐の深さや気持ちがわかって初めて、白黒つける作業を行えば良いと思います。ずっとグレーのままだと、一見物事がうまく進みますが、大きなずれを秘めたままだと、最終的におそろしい修羅場が訪れます。

質問者様は、白黒つけたい性格を直さなくても良いと思います。そのかわり、グレーを使いこなすスキルを身につけて下さい。
最終的には、白黒は必要です。


すごく良い文章をYahoo!知恵袋で見つけた。残しておきたい。

m.chiebukuro.yahoo.co.jp