君と生きて行くことを決めた



話題:他愛もない会話。




昨日の電話での会話。

私のうざい感じの絡みです。
ゆうちゃんの体調がよさそうなときはなんかね、こういうことしちゃう。






「ゆうちゃんさ、目玉焼きには何かける?」

「えー、突然だな、難しいなー」

「ソース?」

「うん、ソースいいね」

「醤油?」

「うんうん、醤油もいいねー」

「なんでもいいのかっ」

「えっ」

「ソースでも、醤油でも、なんでもいいの?」

「うーん、うーん、」





「なんかさぁ、なんでもいいならさぁ」
「お湯にしなよ、お湯」






「えー、お湯ー?(´;ω;`)」

「お湯は嫌なの?かけるの」

「お湯はやだー(´;ω;`)」

「なんで?」

「味ないもん、、、」

「べちゃべちゃになるから?」

「味ないからだよー(´;ω;`)」

「べちゃべちゃになるから?」

「ううー(´;ω;`)」

「ゆうちゃんの目玉焼き!べちゃべちゃ!」

「(´;ω;`)」



「ゆうちゃんに会いたいな」

「会いたいの?」

「うん」





「なら目玉焼きには、ソースとか醤油をかけてだしてね、約束ね。約束してくれたら会うんだから」









この瞬間、すごく笑顔になってしまった。

ゆうちゃんの考える目玉焼きは、ひとりで食べる目玉焼きじゃなくて、私が出す目玉焼きなんだね。



私が下手な言葉で何かを言うとこの幸せな瞬間が台無しになっちゃいそうで、だから、ただ心の中で喜びを噛み締めながら努めて当たり前に、


「そうするよ」


と言った、少し笑いながら。





『ナナへの気持ち』