moichi diary.

あの時、

あの時私は、、、

あの時私は毒林檎を食べて死んでしまえば良かったの？
























今日はとても寒い。
昨日迄暖かかったからそう感じるのかも知れなかった。

冷えた手で日記を書く、私の日課。

お腹は一杯。
満たされている筈なのに、この淋しさは何だろう？
昨日迄暖かかったからそう感じるのかも知れなかった。

今日はとても寒い。
窓から外を覗く。
白い雪。
景色を白く染めていた。

あの人の声が無くなって5日目の夜。
ﾍﾞｯﾄﾞに横たわるあの人の寝顔を見る、私の日課。
5日前迄は愛し合えていた私達。
今は上に乗る事さえ出来ない。

今日はとても寒い。
あの人の体も冷えたままだ。
私もそろそろ寝ようかな。

愛しい人よおやすみなさい。
どうか良い夢を、、、。


Good night.

人生って巧く逝かないね。

行きたくても生きられない人が居る様に。

死にたくても死にきれない人が居る様に。

生きる意味を問うても、誰一人として教えてはくれなかった。

生きる事に意味なんて、皆無。

産まれたから死ぬだけ。

涙の数だけ強くはなれない。

自分を強くするのは、自分のみ。

自分の弱さを受け入れられた奴だけが、強くなれる。

自分と向き合った奴だけが成長する。

泣いたって誰も助けてはくれなかったあの雨の日。

抱き締められた温もりさえ、僕は信じられなかったあの寒い寒い冬。

何を信じれば良かったの？

答えは簡単だったのにね。

自分だけを信じられたらあの頃の僕は、


大好きな人が泣いて居ても、僕には助けられなかった。

隣で泣いてあげたかった。

あの子の痛みが解ったから。

腕を真っ赤にさせたあの子が。

誰だって幸せになりたい。

満たされた心で日々を過ごしたいだけ。

何でこんなにも人生は辛いのかな？

辛さがあるから楽しいと感じるのかな？

悲しみがあるから喜びがあるのかな？

苦しい想いをするから、幸せを感じるのかな？

人って面倒だね。

感情なんか無かったら、こんなに哀しくならなかったかも知れないのに。


死にたくなって、泣いても、何も変わらなかった。

首に紐を掛けても、死ねなかった。

気持ちの悪い痣が残っただけだった。

死んだらいけないのかな？

何で駄目なの？

残された奴の気持ちを考えろ？

じゃあ僕の気持ちは？

何でそんな奴の気持ちなんか考えなきゃいけないの？

じゃあそいつ等は僕の気持ちに何をしてくれた？


ひとつの嘘から嘘が産まれる様に、

ひとつの矛盾から矛盾が産まれて行く。


















愛に飢えている人は、異常な程に愛を欲しがる。
自分を認めて欲しい。
自分を受け入れて欲しい。

何よりも変わらぬ愛を欲しがる。

変わらない物なんか無いんだと気づいた。
相手も、そして知らないうちに自分も変わる。

変わった自分に気が付かない。
相手が変わってしまったと悲しくなってさよならをする。

悪いのは自分なのにね。

愛ってなぁに？

愛って、素晴らしい物だと思っていたけど、僕の勘違いだったみたい。

僕は愛が怖い。
自分を変え、相手も変えてしまう。
愛なんか要らなかった。
でも愛が欲しかった。

僕は強くなれたかな？
毎日泣いていた何年も昔の僕。
頼る事さえ拒んで、差し伸べられた手を振り払ったあの頃。

若さは罪だね。
あの頃の僕に、今の僕は何が言えたかな？
生きる事に興味を無くしていたあの僕に。


結局依存する事でしか自分を救えなかった。
依存て奴は物凄く恐い。
一度依存すると中々抜け出せない。
薬と同じ。
いつかはﾎﾞﾛﾎﾞﾛに、なる。

笑顔が可愛い君へ。

大好きだよ。

遠くても、近くても、大好きだよ。

あの頃の僕に似ている君が‥