スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

彼方のスペースとただの妄想

ただの妄想です。
続きを読む

彼らについて

彼らは北極からきた。ということになっている。真偽は分からない。
詳しい始まりも分からないが、そのうち(最初から?)彼らは海に出た。
それより北にはなにもないので、南下したが、水の温度が温くなるのにつれて、爆発的に増えた。
そして多様化した。ひたすら大きくなるもの、小さくなっていったもの、半透明のやつ、速いやつ、遅くて硬いやつなどなど。
生来残忍で、純粋な悪意の塊である。もっともそれらは人間から見たときの話なので、相対的なものだけど。
そして彼らは上陸した。幸いなことに水辺との境界線くらいまでしか積極的には来ないが、それでも陸にあがるようになった。たぶん、生き物が生まれたから、それで陸にも上がってきたのだ。やつらはどこにでもいる。私の5mより側には来ないが、肉薄するときも、ある。
どうしようもない。そういうものなので、放っておくのみである。

四角い味

例えば赤と青のカードが何枚かある。
並べるとするなら、赤と青を交互に置くか、赤は赤、青は青でまとめるか、またはそれ以外。
とするならば、私はまとめるタイプだ。共通項を見つけて分類するの、似た者同士くっつける。
それで、私はかねがね不思議なのだが、似た者同士をくっつけた方が安全だと思う。色うつり、匂いうつりもないし、お互いのこともよく知ってるし、相手を壊したらどうしよう、相手に壊されたらどうしようっていうのも軽減されると思う。

とするならば、私は生物に雌雄があるのがわからない。多様化させたのかな?でもどちらかがしんだら後は減っていくだけじゃないか?
どちらも勇ましく戦えて、自然に親しみ、他人に親切にすれば良かったのに。しんでいくならそれでもいいじゃないか。そもそもどこまでが生命なのか、ゴマ豆腐みたいにあやふやだ。
ゴマ豆腐はどこまでがゴマで、どこからが豆腐なのか?

というわけで、私とは縁遠い話だ。相容れないと思う。違いすぎる。親しみを覚えるための共通項もない。かといって別に、同じ色の花に興味があるわけでもない。
この世で最も大切なものは、私と妹と猫だ。
そしてこの世で価値のないもののうちの1つがわたし。酢豚……酢豚みたい。いやだなあ。
ああ、もうやめ。捨てるべき増槽もない。もうずっと昔から。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年08月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31