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自分で壊せばいいのに


私は何に怯えてるんだろう
人間関係が面倒だなんて、ただ傷つきたくないだけだ
一人の方が楽だなんて、強がってるだけだ

居場所がほしいのに
私がいても良い場所がほしいのに、
そこは優しすぎる


傷つきたくないから身構えて、誰にも触れさせないように固く内側から鍵をかけて

これで自分を守ったつもりなの?

こんなに甘えた人間が、誰も頼れず生きれるの?


壁を築いて遠ざけてる、薄い壁
所詮固い壁など作れないのだ


それならいっそ、くだらない自尊心を壊すように、壁をぶち壊してまで侵入してくれたら


鍵も扉も壊して
固く丸まった私を引きずり出すような




私はまだ甘えてるのね


 

「流れ星さん。私のポケモン人形を本物にして!」



昔は本気でそれが叶うって思ってた

ポケモンに囲まれて過ごす自分
怖いものから守ってもらいたいなんて


 

「あのさ、」



"辛いときはいつでも傍にいる"なんて、

そんなこと言わないでよ



頼りたくないの
自分を甘やかしたくないの


だからそんな優しいこと言わないで


私、ないてるの?




布団から頬を離すと、そこにじわじわと広がる染みを見つけた。私、泣いてたのかしら。昔らからそうだった。どうにも泣き虫の癖が治らない。夜中に泣くのは好きじゃないのに。だって、翌日必ず目が腫れるんだから。

以下略)



ああ 文才ほしいなぁ

 
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