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どんな今を

今年も参戦してきました。

BUMP OF CHICKEN
WILL POLIS 2014 宮城 6/15

以下、個人的な感想レポです。

ネタばれに注意です。




アルバム「RAY」が素晴らしくて、これは絶対に生で聴きたい!
と意気込んで参加した今回。

個人的にRAYは本当に心に響く曲ばかりのアルバムだったので、
ライヴでサザンクロスを聴けた瞬間にもう泣くかと。
藤くんの優しい声での、

どんな今を生きていますか。
僕の歌が今、聴こえますか。

それを聞いた瞬間色々なことが頭をよぎりました。
個人的に節目に立った時にずっと聞いていたアルバムの曲で、
踏み出す勇気と元気を、受け入れる強さをもらった曲。

実は少し離れていた時期もあり、それでも巡ってやはり戻ってきて
今ここで曲を聴いて、生きて、時間を共有していて。
まだ聴こえる、のではなくて。
本当はずっと聞こえていたんだけど、再び心に響く時期が私にとって
‘今‘だったんだろうなと。

ツアー直前での手術もあって常よりも細い藤くんに大丈夫?と観客が
何度か声をかけていて、大丈夫ってぽつりと返してまたマイクの前に
立つ藤くんの姿が本当カッコよくて、またこの人の歌を聴くことができて
本当に良かったと思いました。

以下、MCなど覚えてる限りの自分用メモ。
中盤、恥ずかし島にての記憶ばかりですが。

チャマが金髪になりましたとの報告と、ツイッターIDを熱く告知。
手を振って全身で伝えようとするのが遠くから見ていてもわかって
かわいかったです。


恒例なのかな。何食べた?の話。
仙台で鯛焼き食べたとのことで、ずんだはヒロちゃんにとられたし、
前の女の子達に触発されクリームを食べたという藤くんの擬音表現が
独特でした。

「皮がカリカリして、プリプリ…プニプニしてて(皮の中のことらしい)
そのあと、ヌルってクリームが出てきて」

…クリームの表現でヌルって初めて聞きました(笑)

メンバー紹介で明かされるポリンキーの話。
ポリンキー、私はわかるけど今の10代は知らないのでは…と
ちょっと思いました(笑)たしかにCM高い声だったかも。

昔ヒロちゃんの声がすごく高音で先輩が教室に見に来るほどだった、と
いうチャマのいじりから派生し、藤君がヒロちゃんが中学時代に
スラダンの水戸に憧れていた(厚さ5センチの鞄で蹴りを受け止める)
しかしうちの中学はトートバックだったんだよね(笑)と。
ポリンキーじゃないけど、スラダンのネタも通じる世代で良かった私(笑)


その後ステージでRAY。
最後に藤くんがギター持ち替えて演奏しようとしたら機会が壊れて
やたら長い曲に(笑)
「なんか機械が壊れちゃったんですって〜いや、僕のせいじゃないって
ことだけ伝えたくて…でもライトいらないですよ!」
フォローする藤くん、トークではないのでライトを断ってましたね。

たぶんこの曲だったと思うんですが、ピックを口で咥えて手で弾いていて、
曲終わってからピースしていた藤くんにキュンとしました。
かっこいいの、かわいいの、どっちもでした。ホントに。


その後、あと3曲くらいなんだよ帰りたくないとのトークから、
みんなも疲れてきてるだろ、でもな、との流れで。

「こういう時、希望の星が輝くんだ」

突然、熱いセリフを芝居かかった声で熱演しだした藤くん。
えっと星の鳥のこと?なんだろうと私の頭は疑問符だらけに。

「希望の光が…胸の奥に、ピカッでも、キラッでもなく、
フゥッ(スゥッ?)とだぞ。
元気とか勇気とかが湧く力が出てくるんだぜ。
そう、魔法のことばだ。(ましゅしぇんしぇ←囁いてて私は聴こえなかった)
だろ、俺がせーので合図したら叫べよ!」

ましゅかわしぇんしぇー!

そこにオチが待ってたのか!(笑)
ましゅかわしぇんしぇは頑張ってくれました。
慣れない教育実習生みたいで微笑ましいトークで、ちょっとハラハラ
したけどちゃんと最後は
「まだまだ元気で、歌ったり、踊ったりできるかー!?」と焚き付けて
くれて、観客もノリ良くwhite noteへ。

ステージのバック映像がポップン○ュージックみたいになってて、
映像に合わせて手と足とLA(コーラス)するんですが地味に難しい。
リズム感ない私はとりあえず手と声を合わせるのに精いっぱいでした。
でも会場全体が温かい雰囲気になって、ほんと良かった。



天体観測の時。
「それじゃ、やる?「オーイェエーアハン」ってやつ(笑)」
藤くんの語尾に本当に(笑)がついてて、ちょっと照れた感じに聴こえて
思わず微笑んでしまいました。
やるー!との観客の反応に、演奏かと思いきや、まさかの練習。

やれるだろお前ら!みたいなノリで、藤くんが熱くなってきて。
サビの前半藤くん、後半観客が歌うんですが。
練習っていうのを忘れて拳を振り上げました。
そして1回しか練習しないんだろうなと思っていたら、
お前らそんなもんじゃねぇだろ、みたいな感じで2回目に突入。
短い時間だけど、一体感を感じてすごく楽しかったです。


その後、一度退場してからのアンコール。

アンコール4曲は本当にサプライズでした。
2曲歌ったところで本当は帰りかけたんですが、藤くんがマイクの前で
何かを言いよどんでから、再び演奏が始まって。
その時はただただもう1分1秒でもいいから長く、この人たちの奏でる音楽と共にありたい、そんな欲張りな心に答えてくれたようで本当に嬉しかった。
隠しトラックをライヴで聴いたの初めてだったのでハイテンションに。
観客もざわめきながら、ものすごい拳を振り上げて会場の温度がすごく
熱くなって、最高のフィナーレでした。

でも、あとで思い返せば、あの2曲歌ってマイクの前で藤くんが
言いよどんだ時、きっと色々なことが胸をよぎったのだろうなと。

宮城は震災から3年が経ち、瓦礫もなくなって、記憶は風化して
いくものだと感じることが多くなりました。
当事者でさえそうなのだから、県外なんてなおさらそうじゃないかと。
宮城の会場は震災時に一時期、遺体安置所だったこともありました。
けれど昨年はチャリティバンド販売もなく、正直もう忘れてしまったのかなと
思ったこともあったのですが。
今年は公式サイトのグッズにも記載されていて、ちゃんと事実を忘れずに
受け止めて、向き合ってくれる人たちがいることに胸が熱くなりました。
この人たちの音楽を好きでほんとうによかった。

「必ずまた来るから、負けんなよ仙台!体に気を付けてな!」

最後に藤くんが叫んでいた言葉を聴いたときに、
昨年も似たような言葉を聞いたことを思い出しました。
たぶん震災についての意味も込められているんだろうな。

私も日々色んなことで負けそうになりますが。
必ずまた彼らの歌を聴くまで、負けずに頑張って生きていこうと思います。


以下、6/15セトリです。

BUMP OF CHICKEN 2014/6/15 :セキスイハイムスーパーアリーナ

1. WILL
2. Stage of the ground
3. firefly
4. 虹を待つ人
5. サザンクロス
6. (please)forgive
7. 友達の唄
8. Smile
9. 宇宙飛行士への手紙
10. 睡眠時間
11. 歩く幽霊
12. ray
13. トーチ
14. white note
15. 天体観測
16. ガラスのブルース
17. ランプ
18. プレゼント
19. メーデー
20. DANNY
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