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【羊と鋼の森】

読了しました!
なんというか私、とてもとてもこの話好きでした。
最初の心配は本当に無駄でしたな!笑

映画の予告編で聞いた台詞を元に、主人公が辛い目にあうのでは…と想像力を逞しくしてしまって構えて読んでしまったのが残念といえば残念ですが、それは私の方の失敗なので仕方ないですね!

物語の中で主人公でなくとも、登場人物が大きな失敗をして取り返しが付かなくなるような展開が凄く苦手で…って今書いてて思ったけどそういうのが大好きです!っていう人の方が少ないですかね^^^^

映画見に行きたいけどタイミング会うかな〜;
エンディングテーマ、久石譲×辻井伸行とか名曲確定じゃないですか!

そういえばファジル・サイ×辻井伸行×レ・フレールという私が「これは夢!?」と画面二度見したコンサートがあるんですが、その日程がどうがんばっても行けない日程で、日程は日程で二度見しました...。
こういう時だけは街に住んでる人いいなぁ…と思います。
各地を回ってくれるは回ってくれるんですが、土曜日は長崎、日曜日は大分というね…東京ですら週末公演無くて、これはもう近くに住んでる人しか行けないのでは…?
あ、半休や有給取るがっつりファンも行けますね。
私7月〜9月に掛けて家の用事やら踊りやらで休みを取らないとなので無理だなぁ…有給自体はがっつりありますけどちょっと難しいかなぁ…という感じです^^;


本の話に戻ると、私この方の自然の描写が凄く好きで。
自然豊かな場所かもしくは北海道育ち?と思ったんですが、福井県出身なんですね。あらお隣!と思ったら、引っ越しされたそうで、その引っ越し先が…そこは人が住める所なん…?確か第七師団も引き返した所じゃないです?という所だったので、つい気になってその頃のことが書かれてるエッセイを購入しました!

ネットで頼もうと思ったんですが、地元本屋謎なところで良い仕事するから(こら)一回見てから!と思って店頭へ行ったら、棚の隅の方に詰め込まれてるのを無事に発見し購入しました★
いやこれとか、他の同作者本とか羊と鋼の森の横に並べとけば売れるんじゃないかな…?
ほら、DVDとかだって主演俳優の出演作品とか同じ監督さんの作品とか横に並べるやん?とか偉そうなことを考えつつ、あっ、でも売れてたら今私が買えないか!と自己中なところに着地!

エッセイは『神さまたちの遊ぶ庭』というタイトルで、北海道の十勝・大雪山国立公園にあるトムラウシでの一年の話のようです。
あそこ?こないだ延々と連なる雪山に「すごーい」とか暢気な感想を持ったあそこ?
人住んでんだ?というのと、何でわざわざそこへ?と、興味がぐいぐい刺激されるので取りあえず瀬川先生の本を読んでから読みたいと思います^^

最近気付いたけど私、一冊本を読み終わった後に「次はどの本読もうかな〜?」と本棚漁ってる瞬間がとてつもなく好きなようなので、その時の直感に従って決めた本は読んでから次に進みたいな、と思って。なので次の本は瀬川先生の『百鬼一歌』です!!

そうそう、私『羊と鋼の森』読んで、現代物で死体も妖怪も出てこない話でも楽しく読めた!という所に感動しました笑
いや本当、今まで読んできた本って平安時代とか江戸時代とかだったり、探偵や犯人が出てきたり、もしくはお隣さんが妖怪だったりーみたいなのばっかだったんで…改めて振り返るとめっちゃ偏ってますね…!

あと共感したところは幾つかあったんだけど、95頁の美術館の話!
『色がやさしいとか、なんとなく雰囲気が好きだとか、そういうことで絵を観ては間違うような気がした』とか『自分で自分を窮屈にすることなどなかったのだろう』とか、この辺が私がずっとずっと思ってたことを綺麗にまとめてくれた感じで「私だけじゃなかったー!!」と歓喜でした。

まあ私は数年前に「とりあえず『観た』という既成事実を作りに行く」という芸術のげの字も無い、なんとも悲しいところに落ち着いたわけですけれども←

登場人物としては秋野さんが仕事はする・できる人と解った時が若干がっかりしました(笑)
あ、秋野さん的にはそれが良くて、最終的に秋野さん好きですけど、なんというか現実世界にいるこういう人って大概仕事できないかしない人じゃないです?
後ろからトンカチ振り下ろしたくなるというか、煮えたぎった油を頭からかけてやりたくなるみたいな(微笑)
秋野さんがそうじゃなくて良かったです(秋野さん結構好きな解りやすい蒼猫)

あと160頁辺りのお客さんとの話も好きだなぁ、と思いました。
…こう書いてるとだいたい「そこぉ!?」っていう辺りが気に入ってるような気がする…い、いや!それも作品の一部で欠けてはならぬ所だと思いますよ!笑


というわけで『羊と鋼の森』楽しく読めました!!
ので、宮下先生の違う本もゆっくり読んでみたいなぁ、と画策中です。
最初「宮下奈緒」先生と思ってたんですが、正しくは「宮下奈都」先生ですね;!
そりゃ検索に出てこない訳ですわ;;

【二ツ星の料理人】

二ツ星の料理人見ましたー!!

思いがけずオマール・シー氏(最強の二人とかショコラとか)やアリシアちゃん!私の大好きなアリシアちゃん!!(コードネームおじさんとか、新作ボーンとか)が出演してて嬉しかったです(作文)

あとブリュールさんがレストランの給仕長だったんですけど…あの…えっと……最の高でした…。
なんやあの…可愛い39歳…!!!
あー…39歳かー…私のストライクゾーンエリアにちょうど入ってこられた辺りですね!
これはブリュールさんには諦めて貰うしかないですね!笑

今までの出演作を見ると、気になりつつも見に行けなかったり借り損ねたりしてた作品が多くて、なんやかんやで出会わなかったんだなぁ、と。
一番可能性があったのはキャプテンアメリカのシビルウォーですが、実は私これ見てないんです…!!
マーベル好きと言いながらあるまじき!って感じですが、私の胃が持つか心配でうだうだしてるうちに終わってしまった…そんなCWでブリュールさん悪役だったそうで。
ちょっと今度、根性出して見たいと思います。悪役大好き人間なので。

というかコッホ先生の時はそこまで気付かなかったんですけど、ブリュールさん声甘いですなー!!
スペイン生まれのドイツ育ちのドイツ俳優ってうぃきには載ってたんで、ドイツ語はともかく英語も喋れて、もしかしたらスペイン語とかもいけるのかしら…?と想像してます。

二ツ星の料理人では結構色んな役者さんがフランス語も喋ってて、いや勿論トレーナーさんとか付くんだろうけど皆余裕で話してるような演技しはってて、しかも画面に字幕全然出て無くてですね。
向こうの映画って画面埋め込みみたいな字幕あるやないですか。
上映の時にだけ字幕表示されたのかもと思いますが、万が一無しだったらこのくらいのフランス語皆解るって事…?それとも解らない前提…だと話が解らないと思うからやっぱり字幕出たんだと思います。

でもアリシアちゃんもフランス語喋ってた…あの子スーさんちの子なのに…英語も喋れるのに…才女素敵ですわー^^

『ヒトラーへの285枚の葉書』というまた気になるけどこの辺でやらないだろうなぁ…と思ってた映画が岐阜の小さな映画館で期間限定でやってくれるようなんですがそれにブリュールさん出てて!
見に行くかめっちゃ心揺れてます。
いや、県内でやらなかったのをやってくれるのめちゃめちゃ嬉しいし、その心意気を応援するためにお金落としに行きたいのはやまやまなんですが、先日20年ぶりくらいにその映画館行ったらスクリーンとか老朽化進んでる感触と、あと扉が薄い!!
まあ私が時間ギリギリに飛び込んで扉に近い席に座ったのもあるかと思いますが、受付のお電話かしら?というのが普通に聞こえて来たんでちょっと…これで1500円(期間限定価格)か…と正直思ってしまったり…。

でも確かに自宅よりは大スクリーンだし、なにより私が今まで知らなかっただけで結構マイナーなのも掛けてくれてたみたいなんでそれが嬉しいじゃないか、と思うのです。
同じ理由で大垣の映画館も結構好きです。

だから19日歯医者終わってから、ベイビー・ドライバー(エドガー・ライト監督作)を見に行くか、ヒトラーへの285枚の葉書を見に行くか迷ってるの。


…まあそんなこんなで盛大に話ずれてますが、二ツ星の料理人面白かったです。

ブラッドリーさんも久しぶりに見ましたが相変わらずいい男で!
もう本当性格アレなんだけど憎みきれないというか、最後付近の給仕長を見る目が優しすぎやしません?ブラッドリーさん、その演技でいいです?私的には満点の上に花丸あげたいくらいですけど!!!ーーーと、思いました。

お陰様で最近映画鑑賞→支部検索がセットになりつつある…ナイスガイズも絶対これあるやろ!!と思ったら数は少ないけどありまして、でもってナイスガイズ書いてる方が二ツ星〜も書いててハラショー、オーチンハラショー!という感じでした。

あと厨房戦場って本当なんだなー、いや現場はもっと酷いのかなー、と思いました。
私こんな職場にいたら3時間で泣いて帰るな!と思いましたが、余裕は無いけど全員が出来ること了承なんて取らずにガンガン進める→結果仕事が回っていく、というのは嫌いじゃなかったりします。
まあそんなんやってると休めなかったり、どこかが長期で欠けたりすると全部ポシャッと行くわけでしょうけど(半笑)

昔は仕事回らんとあかんやろと思って頑張ってた時もありましたが、最近はわたしひとりがいないくらいでまわっていかないかいしゃならしょせんそのていどなんだよ、とおもってます★
平仮名にするとまろやかにならないかな?と平仮名にしてみました。
読みにくいだけだな、これ!笑

あー!
あとこれ舞台ロンドン!ロンドンなんですよ!!
てっきりフランス・パリ辺りだろうと思ってたのにロンドン!!
美食の話なのにロンドン!!イギリス!!(しつこい)
でもこの映画で見る限り、主人公達のレストラン以外にもなんか美味しそうな料理いっぱい売ってるような感触だったんですが、あれらは味は残念なんですかねぇ…?
それとも映画用?
もしくは現地の人が行く系は美味しいんでしょうか?
いつかイギリス行きたいなぁ!!


さて、概ねブリュールさんの話しかしてないですが、取りあえず前からブリュールって舌回らない…と思ってて、でもはまりそうな予感なので取りあえず発声練習しようと思います。
うまくいかなかったら、ダニエル君→ラドクリフ君、ダニエルさん→ブリュールさんにするかもしれませんが…^^^^


【ヴィクター・フランケンシュタイン】

見ました!

見終わった最初の感想といたしましては、

本当だ!本当に懲りない人だった!!

です(爆笑)

いやあれ、私だったら一生悪夢にうなされながら生きますよ、きっと!


個人的にサーカスの雰囲気とかヴィクターの部屋とか、全体の雰囲気というか…美術さんのお仕事?あたりが大変大変好みでした!
あとゴードンがぞわっ、と動き出しところとか気味悪くて良かったです。

そしてマカヴォイさんは相変わらず宝石のような瞳をしてらっしゃるな…と溜め息つきつつ見ました。
ダニエル君の肌の白さも溜め息ものだったけど!
というか化粧落として身なり整えたら凄い綺麗な子が出来たよね!知ってたけど!笑

あと再確認したのは私スコットさんの視線の動きの演技が大層好きですわー。
SHERLOCKのS3#1でも強く思ったわけですけれども。
それとやっぱりスコットさん若く見えませんか…欲目?好きだから欲目ですか?笑

中の人の年齢とか調べたりするの好きなんですよ。
今回はマカヴォイさんが想像してたより若くて(昔から知ってる人はうっかり上に思ってしまうよね…;!) 、ダニエル君とフィネガン役のフレディ君同い年とか!

だからなんだ、って話ですけど、例えばファレルさんとキリアン・マーフィーさんが同い年かつアイルランド出身同士で仲良し、とか聞くとウキウキしません?しない?私はとてもする!

BBCシャーロックにのモリーの中の人も出てましたよねー…と思ったところでゲイティス先生が出てるって知ってたのに見てる最中にすっぽ抜けて全然気づかなかったことをここに告白いたします…。
役名見るとデットワイラーって書いてるけど誰や…私主要人物5人くらいしか名前覚えれない残念な人間なので…orz


あと以前、たしかリーアムさん主演の『ザ・グレイ』だった気がしますが、あの映画終始めちゃめちゃ寒そうでさ!!
それに出てた役者さんが
『演技で白い息は出せないよ!(だから本当に寒いんだよ!)』
って言ってたのを聞いて「本当やー!!」と、当たり前のことなんですけど目から鱗で。
それ以来寒そうな画面で俳優さんの息が白いと凄い心配になります。

今回の映画も終盤の雨のシーン息白くて「ずぶ濡れの上に寒いんじゃないの!?これ寒いんじゃないの!?風邪ひいちゃうよ!?」とはらはらしました。

あとあの辺りのシーンで「あ、そうね。Twoだから複数系よね」と、謎の納得をしました(笑)

てか二人でどんな感じにするかアイデア出しあってるシーン(←オブラートに包んだらどこのシーンか解らんレベル…^^^^)が何だか可愛かったです。
まあそのせいで後半あんなことなったんだけどな!!


こういう雰囲気の映画好きだし、キャスト俺得だしで面白かったです〜(*´∀`*)

【竜の雨降る探偵社】


昭和の新宿。
「雨の日だけ営業」と噂される、元神主・水上櫂の探偵社をめぐる物語――。
幼馴染の慎吾が「近ごろ、会社に間違って届く郵便物が多くて、受付の女性が困っている」と櫂に相談した数日後、その女性は失踪して……。


*****

じわりと面白くて、ラストがちょっと切なくて、大変私好みでした。

これアレや。
最後まで読んでから読み返すと「んんんん(下唇噛みながら)」ってなるやつや(は?)


偉そうなこと言いますが、最後の最後をあの文で締めてあるのがとても好きで先生と気が合いそう!!と思いました←


あとね!!
懐かしい名前と出会って一人歓声を上げました(実話:私は一人の時がより五月蝿い)
他のシリーズの登場人物が出てくるんですが、私こういうクロスオーバー大好きよ!!

しかもそちらはそちらで気掛かりなこと書かれてたので、私早く帝都シリーズの新しい刊読むわ…!!




…でも次は知念先生の『神酒クリニックで乾杯を』に行く予定なので…!←

【ローウェル骨董店の事件簿】


第一次世界大戦直後のロンドン。
クールな青年医師デリックは、戦地で傷を負って以来、検死官として働くように。骨董店を営む兄のデューイとは、ある事情からすっかり疎遠な状態だ。
そんな折、女優を目指す美しい女性が殺された。その手には、小さな貝ボタンが握られていた。幼なじみで童顔の刑事エミールに検死を依頼されたデリックは、成り行きでデューイと協力することになり…。
涙の後に笑顔になれる、癒やしの英国ミステリ。

******

椹野先生は『貴族探偵エドワード』とか好きだったなーと思って、ちょうど文庫が店頭にあったので購入してみたんですが、まず私の読み始め方を失敗してしまった一冊…です。

というのも、私初めての本やシリーズを読む時はほぼ何も考えずに読み始めるんですが、今回は表紙とあらすじで『だいたいこんな正確かなー?』とたいぶ固めてから読み始めてしまって…。

したら表紙の印象からは結構違うのな!!
この右の人、検死官の弟なんですが、この人が「よう、景気はどうだい。兄弟(ブラザー)?」とか言いながら崩れた敬礼するとか思わなかった!

他のキャラも予想と違ってて、はわはわ読み進めてしまってなんというか…勿体ないことをした気がします…。

ちなみに単行本の方の密林レビューはあまり芳しくないですが、その中で「あっ、私が感じてた違和感それだった!」と納得したのが――――あんま、骨董店関係ないよね?

主に弟と、弟の幼なじみのスコットランドヤードの刑事が謎解き役で、確かに手がかりをくれたりはしたけど…タイトルはるほどでは…??と。
続刊ではこの巻よりは骨董店絡んでくると小耳に挟んだのでその関係かもですが!


密林レビューとかを総括すると、思ったよりラノベ寄りだったということになるのかな…とか思いました(小声)


あ、でも好きでしたよ!!
最初面食らったけど続きの巻うっかり単行本で買ったし、なにより……弟×兄だな…って……(に、にこり)
本当は最初文庫で買ったシリーズは文庫で揃えたいし、逆に単行本で買ったシリーズは単行本で揃えたいんですが、読書の波が来てて文庫になるの待ってらんねぇな、と思ったので^^

あと何かの説明で読むたびに「あ、そうだった!!」と思うのが、椹野先生法医学教室の監察医だったりされたんですよね…即時性死後硬直とか勉強になりました!
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