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22歳



高校生までは殆どみんな同じように学校に通っていました。それに加えてバイトをしたり部活をしたり。当たり前の生活に感謝することを知らず、誰もが自分が一番苦労していると勘違いをしながら大人になることを模索し始めた時期でした。

高校を卒業してからは大学専門に通う人と社会に出る人が別れ始めました。自分が親に擁護されて学費も住む場所も食事も困らない生活をしていた時、早くもそれを捨てて自立していた人がたくさんいたと思います。その頃の自分はそんな人達から、いつまで甘えているんだ、もう親に擁護してもらう歳じゃないだろうと思われていたに違いありません。もしくはそんな人達は自身の事で手一杯でこんな甘ったれた底辺なんて見ていなかったのかもしれません。

専門を卒業していよいよ自分も社会に出るときが来ました。最近やっと家を出て、親の有り難みを感じながら生活しています。何かと責任を問われる仕事は疲れるし嫌いだけど毎日勤めています。高卒で今も同じ職場で働いている人を尊敬します。

そして22歳。

大学に通う22歳。働く22歳。結婚した22歳。出産した22歳。家族を養う22歳。海外に飛び出した22歳。夢を追いかけ職を手放した22歳。鬱病を患う22歳。今に生きる22歳。

同じ年数を生きてきてこんなに多種多様な道を歩く22歳が自分のまわりにはたくさん溢れています。自分達にはいろんな生き方がある、それを知って行動に移せる年齢になりました。無意識に人生の質を高めようと悩む年齢になりました。納得いくまで答えを探す、時には他人の力も借りる、それでも決断は自分で下し、その決断に責任をもつ。

まだまだ自分のことしか考えられないかもしれないけれど、いつかこの背中を見て育つ子に恥じないような人間になりたいです。取り敢えずかっこいい大人に近づきたい。そのためにから回っていいのが今なわけで、今のうちにたくさんから回ろうと思います。宣言しなくても充分から回っているんですけどね、かっこわるい。

22歳、大人だか子供だかわからない年齢。

22歳、たくさんの可能性を秘めた年齢。



22歳、秋刀魚が美味しく感じ始めた年齢(^ω^)
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