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腹痛

デパケンとかレキソタンって甘いのよね
頭がガンガンする
水分不足

あれ、最後に食事とったの、いつだっけ
どおりでスカートが落ちる筈だわ。

ゆくえしらず。

想いは正しく伝わらず
其れどころか
伝えようという術すら持たず。

山あじさいが咲き誇る、
傍らで滴る雨露を舐めながら
其の罪無き色彩に問う生命のゆくえも
果たしていつまで持つのだろう、と
重なる想いに圧迫され

涙も出ないことが唯一の救いだなんて
悼むことすら出来やしない

ああ、しかし、本当に、けれども、
今日はあんまり喉元が裂けたように痛むから
ぼくは雑草すら踏めない。

ゆめうつつ

霧の中に隠れている、
重みのある、声

ぼくが在ったのは此処だった、と
あなたが泣き啜るのを
触れることも出来ずに黙ってみている

せめて、この傷さえ、治癒してくれたら!…

果たして何処へ向かうのだらう。

さて、其の耽美の象徴は
今なら何だと言えるのだろう?
わたしが欲している文章は
こんな処には見当たらない
散らばっているのは
俗物のような欲望のみ
洗練された言葉を
何時だって渇望していて
其処に辿り着けたことなど一度もない
わたしはわたし自身の理想にさえ
どう足掻いても程遠く
夢の中に見つけた煌めく鏡を
現実と思い違いして仕舞う始末だ

幻の中で見つけた小さな塊さえも
現のものだと思っていたこと
其の気付きの瞬間の絶望と云ったら!
なんとも形容のし難い屈辱。…

何処へ行って仕舞うのだろう
声が枯れるまで泣き叫び
喉が切れるまで吐き続け
視力の衰えさえも見据えていたいのに
此処には何も無い
何も、何も、何も、無い。…

エアーズロック。

人にはそれぞれの道があるのです。
其れは重々承知しております。

せめて、ひとこと、残して欲しかったのに。
エアーズロックの話を初めてわたしにしてくれたのは、貴方だったのに。
何処から何を信じたらいいのでしょう?
疑心暗鬼が深まっていくわたしの、
唯一で在ったことは間違いないのに。

人間関係とまでいかずとも
この件に関しては、唯一、
信頼していた、始まりからのこの数年間。
終わりを見ずに去っていく。

(果たして終わりなんてあるのだろうか。)

責めている訳ではなく
ただ、此処を見ている人なんてもう居ないだろうから
一縷の望みを託して。

有難う。

(永劫に続く化石の話を出来なかったことだけが、心残りです。)
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