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2011/03/31〜2011/04/02限定企画だよよよ! ただいまリク消化中だよよよー!!
>>リクさせていただきます。
>>いつも楽しみに読ませていただいています。
ありがとうございます!
>>リクエストですが、独普で恥ずかしそうにドイツを誘惑するうぶなプロイセンが見たいです。
にょえー!!
>>(性的な意味で)うぶなプロイセン萌えます!
にょえにょえー!!whitackのぷーたんは端的に言うと「馬鹿」ですからね!(端的すぎる)とりあえず追記行きケテーイ!
>>い、いちずさん…!去年の今日も分岐小説で楽しませてもらいました!
ほんとですかー!?ありがとうございます!アレは米普←英+香のお話でしたね!一年経ってもスタンス変わってませんね!
>>ではお言葉にあまえて、大好きないちずさんに、あえて挑戦状を叩きつけます。
なん…だと…?
>>「甘々な英日」を^^^^
なん……だと……!?
>>いちずさんクオリティの素晴らしい作品を期待してます(笑)
おおー!とうとう来ましたね、普受以外カプ!!ガチな朝菊!!では行くじぇ!
・お誘い
「あーあ…。日本、メイド服着てくれれば良かったのに…」
「だったら、あの場で頼めば良かったろ。何さ、恥ずかしがっちゃって!」
「だって、ナース姿じゃ俺の紳士っぷりが微塵も出てなかったし…」
「大丈夫。お前は普段からそんなモンよ」
「んだとコルァ!」
Prrrrrrrr…
「イギリスのケータイじゃね?」
「俺か。ハローフアユー」
「『あ…あの、イギリスさんですよね?』」
「日本っ!」ガバッ
「うわ、ビックリした」
「『イギリスさんですか?』」
「そうだぞ!俺だ日本!どうした?何か用か?俺のためにメイド服を着てくれるのか?」
「『いえ、そういうワケでは…。イギリスさん、今週末空いておりますか?』」
「もちろん!」
「『でしたら、日本に来られては如何でしょう?見せたいものがあるのです』」
「日本…だと…?」
「いやそこは即座にOK出してやれよ」
「あ、ああ、悪かった。もちろん行くぜ」
「『あー…良かった…。断られたらどうしようかと…』」
「一瞬断りかけたけどね」
「お前は黙ってろ!で?何時までに向かえばいい?」
「『そうですね。それでは…』」
ピッ
「やべぇ、ニヤニヤが止まらねぇ…これは日本からデートのお誘いとしか…」
「そうなの?あら、お兄さんのケータイにも電話だ。んじゃ、またね」
「ああ、二度と顔を見せるな。ナチュラルに俺の家にいやがって」
「俺とお前の仲じゃなーい♪」つんつん
「そこ乳首なんですけど」
「どんな色してるのかにゃー?ちょっとお兄さんに見せ…「帰れ!」
ドンピシャガララ!
「今週末か…日本、俺と何したいんだろうな…」
・お花見
「今は桜の見頃ですからね。どうですか?」
「すごいすごーい!とっても綺麗なんだぞー!日本、誘ってくれてありがとう!」
「ええ。喜んでいただき何よりです。今日のために私、昨晩から席取りに来ていたんです」
「我もあるよ…。日本、老人をこき使うなんて酷いある…」
「すみません。中国さんが集合時間より12時間くらい早く来るんですもの」
「我は、日本からSOSを貰ったと感じたある!だから、すっ飛んできたある!」
「すまみせん。そして、本当にありがとうございます。本当に…」
「うふ、僕も君の受け入れ態勢は出来てるからね。シベリアで労働力となって働いてくれてもいいんだよ?」
「すみません。謹んで遠慮させて頂きます」
「なんで?楽しいよ?」
「いえ…私、寒がりなので…」
「なんでーーー?」
「ですから…」
「やめろロシア。日本が困ってるじゃないか」
「あれ、ドイツ君いたの?消えたんじゃなかったの?」
「それは兄……いや、どちらもいるからな!俺達は不滅だ!」
「僕のモノにならないくらいなら、そろそろ消えちゃえばいいのに」
「勝手に消すな!」
「だって、露普全然更新されないんだもの…。とうとう消されたし…」
「すみません…」
「日本もそう何度も謝るな!俺の気持ちにもなってみろ!」
「それよりイタリア君は?」
「そこは謝らないんだな!?イタリアなら…」
「君、すっごく可愛いねー。こんな極東の島国で会えるなんて、運命感じちゃわない?デートしようよ!」
「イタリアぁ!貴様、団体行動を乱すなァ!」
「あの怒りんぼ、俺のお父さんでさ。え?似てない?そうなんだよねー、でも俺はお父さんと違ってムキムキじゃないから…」
「イタリアぁあぁあああ!!人を馬鹿にするのもいい加減にしろォ!!」
「ぎゃー!こっち来ないでお父さーん!!」
「誰がお前の親父だァ!」
「君、すっごく可愛いねー。え?男の子なの?でもお兄さんはどっちでもイケるから、今夜…」
「どさくさに紛れて、お前は何やってんだ」ポカっ
「いやー。せっかくのデートなんだから日本を口説いとこうかと」
「デートじゃねぇ!ただのお花見だ!なぁ日本!」
「ええ。枢軸と連合の皆さんをお呼びしました。ですが、予想通り酷い騒ぎになってますね…」
「ふん、お前が気に病むことじゃねーよ」
「イギリスは、自分だけが誘われたワケじゃない事実を気に病んでるけどね」
「それは言うな馬鹿!」ポカっ
「イギリスさん…それはどういう…」
「あっ、いや、な、何でもねーよ。か、勘違いすんな」
「はあ…分かりました」
「告っちゃえばいいのに!このヘタレ!」
「べ、別に、そんなんじゃ…」
「日本ー!俺、お腹空いたんだぞー!ご飯は無いのかーい!!」
「もうですか?では、私が用意したお弁当を…」
「全部もーらい!」
「待てやメタボォ!それは俺のモン…じゃなくて、平等に分けるべきだ!」
「え?なんか言った?」もぐもぐ
「あぁあぁああああああ!!!!既に食べてんじゃねぇえぇええええええ!!!!」
「HAHAHA,美味しかった!日本、君はイイ奥さんになれるんだぞ!」
「私、大和男児ですよ」
「平気平気!日本のキュートさなら、何にだってなれるさ!今すぐ俺んちに来てもいいんだぞ!」
「そうですね…。それでは、いつの日か…」
「待て待て!だったら俺んちに来いよ!好きなモンなんだって食わせてやるから!」
「今のは毒殺宣言かい?」
「違うわ馬鹿!」
「眉毛野郎の家に行くくらいなら、お兄さんちがいいと思うけどね。色んな初体験をさせてア・ゲ・ル」
「俺んちでもいいよ〜。ドイツんちでもいいよ〜」
「俺か!?まぁ、兄貴と日本で三人暮らしというのも悪くないが…」
「徳國は兄弟水入らずで暮らすべきある。そして、我と日本も兄弟水入らずで暮らすべきある!」
「シベリアで働けばいいのに…」ボソッ
「「それだけはやめろ!!」」
ぎゃーぎゃー
「あの…私、追加のお弁当買ってきますね。皆さん、しばしご歓談を…」そそくさ
・おわり
「もう…食べられないんだぞ…」げぷっ
「食いすぎなんだよお前は!日本が何回弁当買いに行ったと思ってんだ!」
「いえいえ、食欲があるとはいいことですから」
「ありがとう日本…眠くなってきちゃった……zzZ」
「お前は牛かァ!ったく…誰かコイツ、家まで届けろよ。どうすんだっての」
「いいよー。アメリカ君は僕がちゃ〜んと届けてあげる。ね?」
「あ…ああ、じゃあ、頼んだ…」
「頼むんですか!?」
「関わらない方がいいんだよ。お前、下手に口出したらアメリカとロシアを家に泊める羽目になるぞ。絶対嫌だろ」
「ええ…さすがに善処できません…。しかし、そろそろお開きしたいというのに、他の皆さんは…?」
「フランスは放っとけ。勝手に寝床見つけてる筈だから」
「そうですか…。イタリア君は、ドイツさんに任せて良さそうですね。中国さんは、途中で謎の団体と合流してしまいましたし……」
「……あれ?これって二人きり?」
「そのようですね」
「と、とりあえず、後片付けするか!ハハハ!アイツら、全く以て気が利くヤツらだなー!ハハハ!」
「逆でしょう…。食い散らかして行きましたよ彼ら…」
「いいっていいって。それくらい俺が魔法で何とか…」
「やめてください!私がやりますから!」ぽっこー
「あ、悪ィ。何でもかんでも魔法に頼るのは良くないよな。うん」
もくもく
「辺りが暗くなってきましたね…」
「花見客も減ってきたな。このビニールシート、片付けるか?」
「……いえ、まだいいでしょう」
「え?」
「イギリスさん、こちらに来てください」
「お、おう」
「空を見上げていただければ…」
「……あ」
「どうですか?夜桜というのもまたオツなものですよ」にこり
・お月見
「綺麗だな…」
「ええ…。先ほどまであれほど騒がしかったのに……」
「………」
「………」
「……にほ「イギリスさん」
「「え?」」
「あ、いや、お前が先に言ってくれ」
「いえ、イギリスさんがお先にどうぞ。被ってしまい申し訳ない」
「いいよ先に言えって」
「いえいえ、私のことなんて大したことじゃないんで…」
「じゃ、じゃあ、せーので言おうぜ。それならいいだろ?」
「そ…そうですね。では、行きましょうか」
「せーの!」
「また誘ってくれるか?」「また来てくれますか?」
「「あ…」」
「……な、なんか恥ずかしいですね。同じことを考えていたとは…」ぱたぱた
「ま、まぁな。今日は楽しかったしよ。次もみんなで行くから、ちゃんと誘えよ」
「ええ、もちろんです。来年も、再来年も……この先も毎年、皆さんにお会いしたいものです。そして、あなたの笑顔が見られれば……私はそれで十分です」
「笑顔?俺、笑ってたっけ…」
「楽しそうに笑っていますよ。いつも見ている私が言うのですから、間違いありません」
「え?」
「あ、今のは別に……すみません。気付いたら、イギリスさんを視線で追ってしまうんです…自分でも分からないんですけれど、何ででしょうね」
「日本、もしかしてお前…」
「何ですか?」
「いや……なぁ、目を瞑ってくれるか?」
「……?」
「あ、へ、変な意味じゃなくて!そ、その、もし嫌だったら拒否していいから!目を瞑るだけ!それだけだ!」
「……どうぞ」スッ
「どうぞって…!」
「イギリスさんは、私を楽しい気分にさせる天才ですから。きっと、今も私を楽しませてくれるんでしょう?」
「あーくそ……じゃ、じゃあ、いいんだな?」
「ええ」
「目ェ瞑れよ。恥ずかしいから…」
「月と桜しか見ておりませんよ」くすっ
「お前が見てるだろ…。も、いいから…」
そして、日本の身体に覆いかぶさるイギリス。二人の甘い夜は、こうして始まりを告げたのでした。ちゃんちゃん。
「………」
「………」
……はい、雰囲気を壊さないために余計なことは言いません言わせません。
リクありがとうございます!こんなんで良かったのかな…(汗)ではでは!
>>いつもお馬鹿で可愛くて萌え萌えぷーたんないちずさんの小説、楽しみにしています!
ぷーたん可愛いよねー!究極の生命体だよねー!
>>リクエストと言うことで、香港ageの眉毛sageな文が読みたいです…!
あざーっす!行くじぇ!!
・久し振りの…
「パンダのぬいぐるみ作りすぎたある…」
「先生、何でチャイナドレスなんすか。趣味すか」
「わ、我は、西班牙と仏國にハメられただけある!こういう格好しないと恥ずかしい写真配るって!」
「え?ハメ撮り?」
「ちがーう!!香港は何も無かったあるか?」
「台湾とこに、メイド服が来たくらいっすよ。ね、台湾」
「そうネ」
「台湾!いつの間に来てたあるか!?」
「私、日本に呼ばれたネ。老師、似合ってるヨ」
「お前、いつからそんな片言に!?」
「色々と事情があるんすよ。某kaiwaシリーズは全部書き直しっす。台湾、メイド服超似合ってんじゃん。可愛さパネェ」
「ありがとネ。それより日本は?」
「そう言えば、我も日本に呼ばれたんだったある…」
「何で忘れられるんですか。痴呆ですか」
「お前は一言余計ある!」
「待ってヨ。この面子ってことは…」
「兄貴兄貴ー!会いたかったんだぜーーー!!」
「ギャー!韓国あるーー!!!」
「あっ!兄貴、逃げるなんて酷いんだぜ!」
「お前はうるさくて苦手ある!我の傍に来るなよろし!」
「俺はいつでも兄貴の隣…///」ピタッ
「いやぁあぁあああああああ!!!!」
「うるさいのは、あの二人じゃないっすか」
「それより日本はどこアルか?」
「気になんの?」
「当たり前ヨ!だって日本は…」
「ぜぇぜぇ…遅れました…!」
「アイヤー!日本、何あるかその格好!」※某アレの紳士っぷりに免じてメイド服を着たらしい日本
「日本っ!会いたかったネ!」ぎゅっ
「台湾ちゃん…!この御恩、一生忘れません…!!」ぎゅっ
「メイド服来た男女が抱き合ってるとかマジワロス。twitpicに上げとこ」パシャ
「台湾ちゃん…何故私の為にそこまで…」
「日本が好きだからヨ!元気になってほしいからネ!」
「ありがとうございます…!」ぐすっ
「俺も日本が好きなんだぜー!」
「ああ…はい、韓国さんのお気持ちも有難いんですが、あまり辛いモノばかり送るのはどうかと…残念ながら、軒並み売れ残ってますよ」
「何でなんだぜ!?」ガビーン
「文化の違いです。それより皆さん、このメンバーを見て何か思い出しませんか?」
「はいはーい。これ」
「いやいや、“これ”ってあなた……」
「俺がリーダーのアレっしょ?」
「ま、そうなんですけど……」
「とにかく決め台詞行くんだぜー!」
「不憫な奴らは許しません」
「一に毒舌、二にお米」
「三、四が黒髪、五に人口爆発ぱねぇ」
「五人揃って、亜細亜ファイブ!!」
「アジアの起源は俺なんだぜー!」
「……ということです!どうですか、かっこいいイギリスさん!かっこいいプロイセン君!」
「ああそう…帰るわ俺達」
「身内で楽しめよー。じゃあなー」
「待て待て待てーい!」
・約1年1カ月振りの『亜細亜ファイブ』
「この企画の趣旨は覚えていらっしゃいますか?」
「覚えてるかよ。いつの会話文だと思ってんだ呪うぞコラ」
「先に俺の眉にかけた呪い解けやコラ」
「お前の眉毛は呪いじゃなくて俺の名残だろ!」
「イギリスの名残って…うえ、吐きそうになってきた」
「殺してやろうか!?」
「そうやって元宗主国の権威を振りかざして…鬼畜すぎっしょ」
「香港…お前の気持ちは痛いほどよく分かるある!我の胸に飛び込むある!」
「いや、それは無理。さわんないで」
「じゃあ、兄貴は俺の胸に!」
「何であるか!」
「この話が進まない感じ…いよいよ亜細亜ファイブらしくなってきましたね…」
「やっぱり亜細亜スリーにすればいいネ。何なら亜細亜ツーでもいいヨ」
「台湾ちゃん…。本当に、素敵なメイド服ですね。どうか、私だけのメイドになってほしいものです…///」ぽっ
「おい日本、てめー二次元にしか興味無かったんじゃねーの?」
「彼女は別です!まさに世界が認めた天女!」
「国として認めてないのに?」
「あ…いや、そこは置いといて…」
「何にせよ嬉しいヨ!日本、大好きアル!」
「うへへ、参ったなーもうー」でれでれ
「日本、結構リア充じゃね?」
「だよな。爆発してほしくなってきた」
「あらあら。貴方達にも、それぞれイイ女性がいるじゃないですか。プロイセン君はハンガリーさん」
「アイツ…俺様のことフライパンの標的にしか見てないんだけど…」※亜細亜ファイブではそういう設定で
「イギリスさんは、女装したフランスさん」
「何でソイツを宛がわれんだよ!せめて生物学上女にしろや!」
「そうですね。イギリスさんの場合、まず男性の友達を見つけることが先でした」
「うぜー…あ、何だか思い出して来たぞ…。アレだろ。確か、俺達に友達が出来ないのは自ら相手に歩み寄らないからって決め付けられて…」
「んで、アジア圏っつーか日本の文化を知れば友達増えるんじゃね?ってヤツっす。あれ以来、友達増えました?」
「いやまず、日本文化学んでねーじゃん!前振りだけで終わったじゃん!大体、友達なんていらねーんだよ!何度も言わせんな!」
「俺様なんてよぉ…この前エムブロの自分のブログに友達申請したら『自分を友達にするのは寂しすぎるよ。。。』ってエラーが出て来たんだぜ?その場で泣いても良かったんだぜ?」
「それはそれは…っていうか、何で自分で自分に申請しようと思ったんですか?」
「友達いないから」
「あー……ほら、リーダー。先に進めましょう。不憫で見ていられません」
「待て。だったら俺にも不憫エピソードを語らせろ」
「コイツ、普段語る相手がいないあへん。ププッ、ださいあへん」
「うっせーぞ中国!焼いて食ってやろうか!」
「ふん、やってみるよろし。英國なんて島国、美國に比べて取るに足らない存在ある」
「ほんとだぜー。お前、『アメリカノイヲカルイギリスノイヲカルニホン』なんだぜ!」
「その名前、今週のジャンプに出て来たような…。か、韓国さん!また違法DLしたんですか!?」
「ジャンプの起源は俺なんだぜ!」
「絶対に違います!何でもかんでもパクらないでください!」
「パクリに関しては、我のが一枚上手ある!」
「中国さんは雑なんですよ!全てがシナティクオリティなんですよ!」
「シナティちゃんを馬鹿にするなよろし!」
「だから、シナティもパチモンだろうが!オリジナルぶってるんじゃありません!」
ぎゃいぎゃい
「……こういう風に俺の話を聞いてくれないのが、俺の元祖不憫たる所以だ」
「プププ…イギリス、どんまい…」ニヨニヨ
「肩を震わせてんじゃねぇ!」
「その眉毛、やっぱ超ウケるっす」パシャパシャ
「お前は自分の眉毛を撮ってろ!」
「香港。リーダーなんだから、お前がまとめるヨロシ」
「そうっすねー。んじゃ、7人って多すぎるから減らさねぇ?今回は、俺とイギリスの二人で」
「はい?」
「ってことで、場面転換。よろしく」パチッ
「え、おい、何を勝手に…!」
・香り立つ紳士の○○○
「……マジで二人きりになっちまった」
「毎回わざわざ全員出す必要は無いっしょ。収拾付かないんで」
「日本文化学ぶんなら、日本は必須じゃねーの?」
「俺とて日本文化は知ってますよ。んじゃ、やりましょう。今日はこれを覚えて帰ってください」
「何だよ…」
「ずばり、“土下座”の方法です」
「DOGEZA??」
「ええ。日本古来から伝わる謝罪方法っす。応用としてスライディング土下座とジャンピング土下座などがありますが、初心者は基本の土下座から学べば良いでしょう」
「何で俺が…」
「使い道は多々ありますよ。例えば、アメリカ相手に…」
『アメリカ!お願いだ!俺と友達になってくれ!』ドゲザーン
『HAHAHA!!君、何でそんなに必死なんだい?気味が悪いから、どっか行ってくれないかな?』
「ほら。これで二人はBest Friends☆やったじゃんイギリス」
「普通に断れてんじゃねーか!意味ねーだろ!」
「他にも、女装したフランスさん相手に…」
『フランス!お願いだ!一度だけ抱かせてくれ!』ドゲザザーン
『んもう、イギリスったら。お兄さんは抱かれる方じゃなくて抱く方でしょ?』
「ほら。これで二人はSex Friends★やったじゃんイギリス」
「やってねーよ!やられてんだよ!」
「まだあるっすよ。例えば…」
『スペイン!すまなかった!過去の出来事は全て水に流して仲良くしてくれ!』ドゲザザザーン
『土下座で済んだら親分は要らねーだろボケ』
『だったら…だったら、踏んでくれてもいい!靴だって舐める!何でもするから!』
『なら脱げ』
『え…?』
『全裸で鼻からスパゲッティー食べろ。そして動画アップして全世界の笑い者になれ』
『そ、それで許してくれるのか…?』
『つべこべ言わずやれよ。スパゲッティー用意してやるから』
『くっ…わ、分かった…』
「あれ?イギリス、鼻からスパゲティー食べれます?練習しなきゃヤバくね?」
「やんねーよ!!!」
・ドゲザギリス
「まず、正座してください」
「そこからして出来ねーんだけど」
「チッ」
「舌打ちすんな!」
「正座ってのは、膝を折って…」
「痛い!この時点でめちゃくちゃ痛ェ!」
「うるさいっす。そんで膝を揃えてください」
「痛い痛い痛い痛い!!!」
「イギリスのがイタイっしょ。ほら、背筋を伸ばす」ピシッ
「も…む、無理…!」※ぐにゃりんまゆげ
「ヤル気あるんすか?正座も出来ないようじゃ、日本に笑われますよ」
「いいよ笑われて…アイツいつも俺のこと笑ってるし…」
「だから、土下座するんですよ。『いつも笑わせてすみません』って」
「何で俺が謝る側なんだよ!謝るのは向こうだろ!」
「日本はああ見えて年寄りなんすよ。それを腹筋を酷使させて……少しは年寄りを労れ」
「労られたいんなら、それ相応の態度を示すべきだろ!」
「イギリスが土下座したら、きっと扱いが一変しますって。はい、まず正座」
「できねぇ」
「いいからやれ」
「ギャー!痛い痛い!」
「背中を丸めちゃダメっすよ。伸ばしてください」
「く、あっ…!んだよコレ…!」
「喘がないでください。萎えるんで」
「くそう…!」
「そうそう。それで、手を揃えてお辞儀して…」
後日
「日本、イギリスが伝えたいことがあるそうっす」
「おや?なんですか?」
「この扉の向こうにいるっす。開けてください。早くしないと、死ぬかもアイツ」
「えぇ!?どういうことですか!?」
じじぃが慌てて扉を開けると、和室にてイギリスさんが正座の姿勢で待っていました。
「イギリスさん…!」
「に、日本…言いたいことがある…!」
「大丈夫ですか?すごく顔赤いんですけど」
「い、いいから聞け…ご、ごめ…」
「え?」
「ちゃんと言わないと、解放されませんよ」
「いつも…」
「はぁ」
「いつも笑わせて、ど、どうも、すみませんでした…!」ドゲザザザザーン
「ぷほォっ!!」
「だから、これからは、俺と…」
「ぷっ、むり、し、死ぬ…!」ぷるぷる
「日本、どうたんすか?」
「む、むり…!眉毛の土下座…!眉毛がどげ……ぶふっ!あははははははは!イ、イギリスさん、私を、笑い殺す、気……あははははははあははは!!!」
「日本、平気っすか?そんなに笑うと老体に響くんじゃね?」
「や、ば…お腹いた…」ひぃひぃ
「マジで平気?」
「や…も、私はダメです…ほ、香港君……最後の、お願いです、今の土下座、ビデオに撮って世界中に配って、くだ……」バタッ
「日本ーーーーー!!!!!この人殺し!!!!」
「な…何で…っつーか、足がしびれて……」
「おいおい。上手く突っ込めない眉毛なんて、只の産業廃棄物っしょ」
「いや…ちょ、リアルに動けない……た、助けて……」
「救援は友達に頼んでください」
「いないってんだろ…!!」
ちゃんちゃん。
「アイツら…マジで帰りやがった…」ぽつーん
「ケセセ、仕方ねー野郎だな」
「今のは……幻聴?」
幻聴かどうかは、皆さまの判断にお任せします(笑)以下、没シーン。
「ほぉ…言ってくれるじゃねーか。大体、俺はお前らみたいに群れないと存在感を発揮できないような男じゃねーんだよ。ソロでも十分に活動できるポテンシャルを秘めた男なんだよ!」
「イ、イギリスさん…!その発言はまさか『朝菊』を解散するつもりじゃ…!」
「それを言うなら、我ら全員そうあるよ!そうあるね、お前ら!」
「そうなんだぜ?」
「そうっすか?」
「そうアルか?」
「………何でもないある」
それでは次は……えぇ!?ちょ、挑戦状が来たぞえ…!!!