母の死、継父からの虐待、友との別離――苛酷な人生を歩んできたデイヴッド。妻を亡くし、失意の果てに彼が求めたものとは・・・。ディケンズによる自叙伝的小説。


全四巻、と長かったですが、とても面白かったです。特に三、四巻目。一、二巻はなかなか入り込めず読むのが非常にゆっくりだったのですが、それ以降は先が気になり一気に読んでしまいました。
登場人物が生き生きとしておりイメージしやすかったですね。感情移入がしやすく、嫌なキャラには凄くむかつき『最後には痛い目を観るはずだから落ち着け私。』と自分に言い聞かせてました(私)デイビッドがドーラと結婚する場面ではそれまでのデイビッドの歩んできた大変な人生や、それでもめげずに頑張った彼の努力が想われ思わず涙ぐんでしまいました。
タイトルが主人公の名前である『デイビッド・コパーフィールド』なのに、主人公の名前が変わるも面白いなぁ、と思います。

長いですが一読の価値あり、の物語です。

私の日記は反比例に今日は短め。
もう一冊読み終えた本があるので、近いうちにUPします。