素直に生きるのは難しい

「人間いつ死ぬか分からないから友達には沢山会った方が良いと言ってあげたいけど難しい」と綴った手紙を昨年の末頃夫に渡した
申し訳なさそうに遊びに行く夫に対して申し訳なく思うなら行くなやという気持ちと夫の人生なのに遠慮させてすまんなという気持ち、どちらも本心だ

全部夢なら良いのにな

夫はそういう私を知っていて帰りに私の好物等を買って来てくれるがそれでも上手く幸福感を感じられない、最悪の妻だが同じ苦しみを背負わせ無い為には生き続けるしかないがはっきり言って自信は無い

理不尽

夫が友達と出掛けたりすると「私だって友人が生きてる世界線をやりたかったよ、クソが」というどうしようもない感情が涌いてしまう
夫の友達に混ざって遊んだ事もあるけどその内の一人に「誘うのは木槿ちゃんだけだよ!○○の彼女とかは誘ってない」と言われて、そんなんで喜ぶ人間だと思われてるのかな、何か嫌な価値観だなとなってしまったのがきっかけで徐々に関わらなくなった
今ある人生だって幸せに違いないのに、もしも引き替えに友人が生き返るのならば私はと思ってしまう
全く埋まる気配の無い穴
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