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小さなエルフの少年少女

ただし片方は成人済みである。

私はいつも後入りをする時、『現在の人影』からではなく『参加者履歴』の方から見るように心掛けていたりします。

理由は、PLである私が見聞きした事をPCレベルで知っている風に話してしまう可能性が高い、からです。

で、そんな私が今日も今日とペティろうと思って履歴を覗くと、嬉しい事にプリマ・マテリアのお名前があるじゃありませんか!

こう、自分の店が舞台になってると出たくなりますよね。

最初はバンシーで出ようかとも思ったのですが、一発PC(現時点では)に一発PC(みたいなもの)をぶつけるのは如何なものかと思い直し、急遽アルーシャに切り替えました。

ゼーニャ君の事は背後事情でちょっと知っていたのですが……ゼーニャ君、君ってばそんな喋り方だったっけ!?

そして尊大系三つ編みボーイッシュファッション成人ショタって、どんだけ鋭い内角の抉り方してくるんですか。

勝手なイメージですが、私の中でのゼーニャ君のイメージボイスが子安さん……というかアンデルセンになりました。

ゼーニャ君、白衣着ましょう、白衣!←

今回は小娘にしてはグイグイ行ったようにも見えますが、初対面かつ厳格に接してくるお客様が相手の場合には、ああいう態度がデフォルトだったりします。

割と始めの方に叱責を受けたので、必要以上に居住まいを正してしまったというのもありますけれどね。

お客様なので甘えた態度は見せられず、歳上なので舐めた態度を取るとか言語道断で、初対面なので馴れ馴れしくも接せられないと、堅苦しくなった理由としてはこんな所でしょうか。

小娘は社交的な割に友人がそんなに多くない設定なのですが、上記の態度が原因だったりします。

親友のナシラにも敬語で話しますしね。

なので、同年代よりは歳上との付き合いの方が気が楽だったりもして。

しかし、けっこう強引に自警団を勧めましたが大丈夫だったんでしょうかね?

いえ、どうするのか選ぶのはゼーニャ君だというのは分かっていますが。

小娘的には困っている人には手を差し伸べるのは当たり前の事なので、要らぬ節介と分かっていながら勧めましたけれど。

実は以前、ヘルメス君が自警団で読み書きを習っている所にアルーシャで出て世話を焼こうと画策していた事があったのですが、タイミングが合わずに断念したという事があってですね。

そういう事もあって、押せる時には押しておこうと少し突っ走ってしまいました。

無論、完全に断られれば無理に推したりはしませんでしたが。

アルーシャもナシラも中身(背後)が一緒なので、最速最短の道を選ぶようにしていて。

一番手っ取り早く実績と経験とコネクションを得られる場として、自警団を挙げた訳です。

それに医術に長けた人が居れば、街人や自警団員の死亡率も下がるでしょうからね。

つまりは商人としての打算的最大利益から算出した――街の安全保障の増強、ゼーニャの利益の効率化、そして自己の『誰かのために』という目的の達成、その全てが得られる選択があの流れだったという。

アルーシャは掛け値なしに良い子ちゃんですが、同時にしっかりと地に足の着いた考えも持っていて、小娘ですが小娘というだけではない子でもあります。

一応は誰かを殺す、そして誰かに殺されるという覚悟は持ってますしね。

その覚悟がいざという時に発揮されるかは、なんとも微妙なところですが。

頭でっかちだからね、仕方ないね。

今日もでしたが明日もなーんにも考えていないので、どこに出るとかの予定は未定です。
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