話題:やっぱり、好きだ。

終わってしまいそうに見えた恋の再熱は、あたしを燃え上がらせ、ときめかせた。久しぶりに会ってよかった。むしろ、久しぶりに会えたからよかったとも言えるのだろう。距離を置くことが必要だったように感じた。互いに余裕も少し持てるようになったのもそう。思いやれるようになったのは大きな進歩。

彼の仕事の都合で来年もなかなか会えないだろうと年末にお泊まりをした。久しぶりのお泊まりは、よそよそしいあたしたちを近づけるのにうってつけ。なにかを合図に彼のスイッチはオン。彼と会ってない間にやり方やどんなムードになったら始まるんだっけ?となり、彼に誘導されて始まる行為にドクンドクンと高鳴る心臓の音が彼に聴こえないか不安になるくらい終始、ドキドキしながら行為に及び、終わってからも彼にくっついて好きだと実感していた。嗚呼、いとおしい。手離さなくてよかった。


正直、別れてしまおうとも思ったけど離れてみてわかった。今のあたしには彼が必要だということ。彼にとってもそんな存在であれればいいと願ったのは内緒のはなし。

彼を最後の最後で好きになれた2015年、彼を好きになる以外の選択肢がないと確信した2016年。
会えない時間が愛を育てるか枯らせるかわからないけど。