話題:ひとりごと

休みがおわってしまうさみしい時間、AMになった瞬間、次の日から仕事だと憂鬱になるのも深夜のこの時間のせいだ。むかしのことを考えてしまうのも、後悔してしまうのも、くるしくなってしまうのも、ぜんぶ。

地元で暮らしていた頃のことを思い出すのは、地元愛がつよいだけなのかなんなのか。今の住んでるところだって、2年も暮らしていければ慣れはするもの。なんせ、彼の地元の県だし。ここがわるいわけではないけれど、ここには彼しかいない。それは、心細さと退屈さを感じさせるときがある。子どもが生まれたらママ友っていうコミュニティからひろがるかもしれないけれど。地元で育んだ縁は根強くあたしを支える。地元から出るひとがすくないからかもしれない。あたしの周りで地元を出たのはそんなにいない。


最近、このままどうなるんだろう?とどこか他人事ような将来が不安になってきて、このままでいいのかなって焦る。彼とこのままここで暮らすの?生きてくの?それでいいの?それがいいの?自問自答に大量のクエスチョンマークの答えはみつけられないまま、歳だけ重ねるあたしは今年で27歳になる。
地元でさがしてみようかなって思うこともあるけれど、そうしたいのかへの答えがわからない。想像する、地元での暮らしを将来を。長年暮らしていたから勝手もわかるし、居心地いい。新しく開拓するより安全で安心。それは当たり前だけど、魅力的にみえるときもある。

恋をした上司、何駅か先の職場、おわらないガールズトークと深夜で閉店のファミレス、知ってる道ばかり、知ってるひとも多い。安全で安心。住み慣れると愛着をこじらせる。困ったものだ。そして、彼のことだって、彼と過ごすことに慣れてしまいすぎて、居心地がいいのも事実なのであるし、すきな気持ちもうそはない。

きみはペットを観ようかな。むかし、観ていたドラマやアニメが恋しくなった。あのときとおなじ気持ちでは観られなくても、あのころのあたしに会える気がするから。

井上苑子のコトノハノオモイをbgmに、と打ち途中で眠りにむいて朝になっていた。休みが加速していく。