高3の夏、I.Yでアルバイトをしていた。時給は安いのだけれど、ここらの高校生は何故かここでバイトする連中が多かった。
俺がいた電気製品売り場は高1の頃以来2度目の職場となり、すっかり慣れていたので、ゲーム付きの電卓やウオークマンのヘッドホンとかをパクッたりしながらバイト生活をエンジョイしていた。

ひとつ下の階にいた真由美と知り合ったのは、バイト終わりで出口のところで仲間と話し込んでいた時だった。
となりの売り場のゆかりが、「この子、同じ中学校だったんだって」と紹介してきたのが真由美だった。とは言っても俺が3年の時の1年生で、別に興味もなかったので本当に知らなかった。ただ、向こうにしてみれば、俺は友達のお気に入りの先輩だったらしく、一応程度に知っていたらしい。身長は155ぐらいでDカップ。全体的にはポッチャリ。顔は派手めの作りだけれど、愛嬌のある可愛い顔をしていた。地元が同じということで、時間が合えば一緒に電車に乗って帰った。俺達が仲良くなるまでに時間はかからなかった。




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