空から枯葉の如く舞くる蝶。
無機質な白き壁にその身を委ねる。
蝶は時を忘れた如く動かなくなった。
琥珀に閉じ込められた様に。
動きを止めて色彩だけを放つ。
まるで標本に固定された様に。
いつか固定された羽根を引き千切る。
いくら傷つこうとも動きを止めない。
夢見るんだ、再び空を舞う時を。
自由を知る者は、忘れられない。
気持ちよさと開放感を捨てられない。
羽根が千切れても、いつか飛び立つ。
その身をいつか燃やし尽くすとしても。
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堕ち・詩をメインに書いてます。 恋愛系・思想系・人生系の詩、多いです。 たまに普通の日記的なものも書いたりします。 著作権は放棄してないので無断転載などはご遠慮下さいね。
空から枯葉の如く舞くる蝶。