爆音と共に、目障りだった銀髪が姿を消してから、3ヶ月…
それでも、死亡説が囁かれる中、遺体すらみつかっていない。
だから、俺は、あの男の死を受け入れられずに待っている。
『必ず、戻るから!約束だ』
そうあの男が約束したのだ。
約束などと、口にした事がないあの男が……
いつも呑んだくれている河川敷の屋台にも何度も足を運んだが、あの男は、姿を見せていない
もういないのなら、せめて、最後にもう一度、さよならと言ってくれ……
次のオンリーに出そうかと思ってるネタの番外編…
ちなみに坂田さんは生きています(笑)
これ、本編から全部小説にしたら何ページになるんだろ……(爆)
できたら、小説で書きたいな…うん
ちなみに坂田さんバージョンは↓
毎日が、退屈な程、穏やかに過ぎている。
それは、この俺にさえもよくわかる程に。
目覚めた時の惨劇から比べれば、きっと過去は録でもないものだったのだろう。
それでも、いつからだろう
(何か)が欠けているようなそんな違和感を感じるようになったのは。
何かが違う、そう感じるのに、何一つ思い出せない。
そう、俺は記憶喪失者だ。
だからと言って、生活に支障があるわけでもない。
俺には、仲間がいて、そして、そこに彼が笑っていてくれたから。
「銀時、てめぇ、どこをフラフラしてやがった?」
「あー…だってさ…ジャンプの発売日なんだものなぁ?」
「…昼間は危険だって、俺はァ、言わなかったかァ?」
彼は、穏やかな笑みを浮かべていたが、一目瞭然、怒り心頭だ。
その証拠に、口元から忙しなく紫煙が立ち上がっている。
「いやぁ、もうね、なんて言うか先週の続きが気になって、気になって仕方のなかったんだってッッッ!!そーゆー事ってあんだろっっ!これ、仕方なかったんだよっっ!」
俺のくだらない言い訳に、あきれたように見つめてくる彼の口元から、煙の元を取り上げると、その唇に軽く唇を重ねた。
「ったく、てめぇは昔と何もかわらねぇ…」
悪態をつくその唇を啄みながら、ゆっくりと躯を押し倒せば、もっととねだるように、襟足に腕が廻された。
その仕草を肯定と理解し、両足を割り開き、その間に腰を落ち着かせる。
彼が求めるままに、深く口づけ、舌を絡ませた。
記憶のない俺に、自分は恋人だと言った彼の言葉を疑う気持ちは、既になかった。
男を抱くという異質な行為に、不思議と違和感はなく、寧ろそれが当たり前で、至極自然な事に感じた。
それほどに、情事を俺の躯が、記憶していたのだ。
「もう心配させないでくれ…」
唇を解放してやると、甘い吐息と共に、弱々しい言葉を漏らす。
そんなに心配してくれたのかと思うと妙な感情が燻り、申し訳ない気持ちになった。
そのせいか、労るようにそっと頬をなでてやると謝罪の言葉を口にする。
「悪かった……晋助…」
そんな感じでオフライン頑張ります…(爆)