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やる気満々な……

ここ数日、やる気満々なとおしろうが頭に住み着いていて困っております(笑)




※※※※※



仕事を終えて、時計を見れば、シンデレラだったならば、カボチャの馬車に乗り遅れたそんな夜更け…
土方は、書類を片付けると黒い着流しに着替えて街へと足を運ぶ
この時間なら、きっとあの店にいるはずだ。
仮定してはみたが、確信している。

河川敷の小さな屋台、暖簾越しに見える真っ白な雲に青い海
年中常夏のような爽やかな色合いの着流しの裾が、その存在を主張していた。



『この呑んだくれが…』



『独り身の気楽な時くれェ、俺がなにしてようと勝手だろォォォッ!』



『ガキどもは?』



『今日は新八んとこ。姉貴が休みだとかで、そっちに行ってる』



『は!おいていかれて拗ねてんのか?大人気ねぇな』



既に出来上がってる銀髪の隣に腰かけると、熱燗をつけて貰う。



『拗ねてなんかいませんんんんんッッッ』



『ふん。どうだか……なんなら、俺が慰めてやろうか?』



『んなもん、いらねーっつってんだろ、銀さん、拗ねてなんかねーからなッッッ!』



念を推すくらいには、拗ねていたらしい銀髪の様子に、ガキくせぇとつい口元が緩んだ。




※※※※※



とか…ぶふ……

さよならをもう一度……

爆音と共に、目障りだった銀髪が姿を消してから、3ヶ月…

それでも、死亡説が囁かれる中、遺体すらみつかっていない。
だから、俺は、あの男の死を受け入れられずに待っている。


『必ず、戻るから!約束だ』


そうあの男が約束したのだ。
約束などと、口にした事がないあの男が……



いつも呑んだくれている河川敷の屋台にも何度も足を運んだが、あの男は、姿を見せていない


もういないのなら、せめて、最後にもう一度、さよならと言ってくれ……














次のオンリーに出そうかと思ってるネタの番外編…
ちなみに坂田さんは生きています(笑)

これ、本編から全部小説にしたら何ページになるんだろ……(爆)
できたら、小説で書きたいな…うん





ちなみに坂田さんバージョンは↓






毎日が、退屈な程、穏やかに過ぎている。
それは、この俺にさえもよくわかる程に。
目覚めた時の惨劇から比べれば、きっと過去は録でもないものだったのだろう。

それでも、いつからだろう
(何か)が欠けているようなそんな違和感を感じるようになったのは。

何かが違う、そう感じるのに、何一つ思い出せない。
そう、俺は記憶喪失者だ。
だからと言って、生活に支障があるわけでもない。
俺には、仲間がいて、そして、そこに彼が笑っていてくれたから。









「銀時、てめぇ、どこをフラフラしてやがった?」



「あー…だってさ…ジャンプの発売日なんだものなぁ?」



「…昼間は危険だって、俺はァ、言わなかったかァ?」



彼は、穏やかな笑みを浮かべていたが、一目瞭然、怒り心頭だ。
その証拠に、口元から忙しなく紫煙が立ち上がっている。



「いやぁ、もうね、なんて言うか先週の続きが気になって、気になって仕方のなかったんだってッッッ!!そーゆー事ってあんだろっっ!これ、仕方なかったんだよっっ!」



俺のくだらない言い訳に、あきれたように見つめてくる彼の口元から、煙の元を取り上げると、その唇に軽く唇を重ねた。



「ったく、てめぇは昔と何もかわらねぇ…」



悪態をつくその唇を啄みながら、ゆっくりと躯を押し倒せば、もっととねだるように、襟足に腕が廻された。
その仕草を肯定と理解し、両足を割り開き、その間に腰を落ち着かせる。
彼が求めるままに、深く口づけ、舌を絡ませた。


記憶のない俺に、自分は恋人だと言った彼の言葉を疑う気持ちは、既になかった。
男を抱くという異質な行為に、不思議と違和感はなく、寧ろそれが当たり前で、至極自然な事に感じた。
それほどに、情事を俺の躯が、記憶していたのだ。



「もう心配させないでくれ…」



唇を解放してやると、甘い吐息と共に、弱々しい言葉を漏らす。
そんなに心配してくれたのかと思うと妙な感情が燻り、申し訳ない気持ちになった。
そのせいか、労るようにそっと頬をなでてやると謝罪の言葉を口にする。



「悪かった……晋助…」







そんな感じでオフライン頑張ります…(爆)
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