阿檀

うちにある中島みゆきさんのDVD『一会』を鑑賞しておりました。
なんで急に見たくなったかというと、そこの13番目にたしか『阿檀の木の下で』という曲が入っているのを思い出したからです。

なんか三線らしき音も入っている、南国の曲。

阿檀の木とはどんなものか知らなかったのですが、旅行中に西表島のカヌーのインストラクターさんが、とある木を『阿檀』と教えてくれたのでした。

松ぼっくりみたいな巨大な硬い実がなる、不思議な木でした。
もじゃもじゃしていてうじゃうじゃしていて、南国の植物という感じでした。

『一会』は、主人と一緒になる前に連れて行ってもらったコンサートで、22年ぶりでした。
とても思い出深いです。
宝物のようなライブDVDです。そんなのが3枚もあります。

阿檀の木。

私も戦が嫌いです。美しい海と山とを持つこの国が、戦場となる日はもう2度ときませんように。

旅行の余韻

ああー疲れた!
夜中に帰ってきて翌朝出勤だもんな!

山のような洗濯物を片付けたらソファで死んだように寝てしまいました。

楽しかったよ八重山諸島三日間。
行ってしまえば楽しむしかない(^^)
那覇空港も石垣空港も離島ターミナルも満喫しましたよ。

乗り物酔いのひどい私ですが、全くそんな目にも合わず無事でした。
酔い止めの薬を買ってくれた旦那さまありがとう。

西表島でカヌーを漕ぎました。
アマゾン川みたいな所で。これが私は最後までヘタクソで遅い遅い。
みんなについて行くのが必死でした。
そしてこれが両足にきて、ずっと筋肉痛です。今も。
50歳でカヌーを漕ぐ。人生わからないものです。

南の島はどこを切り取っても絵のように美しい景色で、静かで、雄大でした。
そして、私は27年前に石垣島に行ったことがあるのですが、忘れていた事をいろいろ思い出しました。
竹富島で水牛車に乗った事やブーゲンビリアの木。ハイビスカスの花。
その時は前の旦那さんと一緒でした。若かった。23歳。今の娘より年下だぜ。

しかし西表島は遠かった!
石垣島から高速船に乗って3〜40分なのですが、ジャングルだらけで、聞いたこともない鳥の声とか見たこともない木とか。
観光地化していてもやはり田舎独特ののんびりした空気があって、海もきれい。

そういえば若い時、なぜ私は石垣島に行こうと思ったのでしょう。
一生懸命下調べした覚えもなく、漠然と「竹富島に行ってみたい」と思った事だけ憶えています。

今回、うちの旦那さんは1月頃からものすごく細かくいろいろ調べて旅行の計画を立てていました。
レンタカーで走っている時も、まるで現地のガイドさんみたいに詳しく説明するのです。
それをインチキくさい口調で言うから可笑しいのなんの(笑)
旅行はこういうものなんだなきっと。
私は旅行が下手です。

誰しも若い時があり、今がある。
いろいろな事があったから、またあの南の島へ行けたのですね。

今度また行けるとしたら、さらにお婆ちゃんになって、また水牛車に揺られたいなぁ。
その時も今の旦那さまと一緒がいいなぁ(笑)
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